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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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障がい者福祉の天皇・社会福祉法人グロー元理事長 セクハラ認定も個人責任は「3年の消滅時効」の壁10月31日号外

https://youtu.be/5P-9wjdP-30

超有名社会福祉法人の元理事長。その陰の顔はセクハラ・パワハラまみれでした。
10月24日(木)に判決が下り、法人の安全配慮義務は認められましたが、元理事長個人については民法の消滅時効にかかってしまいました。立法上の課題を残しました。
社会福祉法人グロー元理事長による100を超えるセクハラ・パワハラ ―性暴力裁判における「3年の消滅時効」の壁
日常的なセクハラ・パワハラ
被害に即さない「3年の消滅時効」
地位・関係性を利用した性暴力被害の「5つのフェイズ」
性暴力を想定していない明治の法律
告発が“スルー”されない社会に
法と人権、「判決」を社会が受け取る
日常的なセクハラ・パワハラ
北岡氏は福祉業界の祭典ともいわれる「アメニティーフォーラム」の運営や、「安倍総理と障害者の集い」などにも関わってきており、そうした社会的地位や仕事上の立場を利用して加害を繰り返してきた。特に原告2人に対しては執拗にハラスメント・性加害を繰り返しており、あきらかに「ターゲット」としていたことが本裁判を通じて判明している。
原告のひとり、「社会福祉法人愛成会」幹部職員の木村倫さん(仮名)は、2012年、北岡氏に泥酔させられホテルに連れ込まれた。朝方、意識が目覚めると服を脱がされており、性暴力被害(準強制性交未遂)に遭ったと気づいた。その後も北岡氏は「抱き上げたい」「身体がほしい」などといったセクハラメールを、数年に渡り木村さんに送り続けている。
ことあるごとに性的な事柄を口にし身体に触れてくる、まるで北岡氏と肉体関係があるかのように周囲に言いふらすなど、北岡氏の行為や言動は「日常的」に繰り返されてきたが、周囲もそれらを咎めることはしなかった。
被告はその後も長年にわたりタクシーの車内でおしりを触るなど、執拗に性加害を繰り返しており、それら一連のハラスメント行為・性暴力は、本判決でも《不快感を与えるだけではなく、その人格的利益を違法に侵害する不法行為》であると判断され、北岡氏に対し220万円の支払いを命じた。
もうひとりの原告、鈴木朝子さん(仮名)は、「グロー」のかかわる障害者の芸術活動に感銘を受け、自らもその仕事にかかわりたいと入職した。2014年、鈴木さんは木村さんが被害に遭ったのと同じホテル内にて、北岡氏による性暴力を受けた。
その件に関して鈴木さんは「合意ではない」と伝えたが、北岡氏は「自分は嬉しかった」「墓場まで持って行って」などと口止めをしている。ほかにも必要のない出張に駆り出されたり、その出張先でも北岡氏は性加害を繰り返したという。
鈴木さんの被害に対し、判決は「グロー」の法人としての「安全配慮義務違反」に対し440万円の支払いを命じたが、北岡氏個人の加害責任は、3年以上前の行為であることを理由に《消滅時効が完成している》として、賠償請求は認められなかった。
木村さんは2007年から約13年間、鈴木さんは2012年から約8年間に渡りそうした被害を受け続け、北岡氏から距離をとろうとしても、「仕事から外す」などと脅されてきた。裁判にあたり代理人弁護士らがまとめた北岡氏の不法行為は100を超え、原告は今も心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに苦しんでいる。
提訴内容について北岡氏は、「意味合いが違う」などと反論したが、判決では氏による《性的欲求の実現のためにした行為》であると認められている。
なぜこのような加害が長年放置されてきたのか。消滅時効の捉え方は適切なのか――。本裁判で浮き彫りとなった論点を、以下で考えていく。

by hiroseto2004 | 2024-10-31 22:34 | ジェンダー・人権(DV・性暴力) | Trackback