平和記念式典2024過剰規制に弁護士会が抗議 全人類と思い共有の原点に還り
2025年 02月 05日
平和記念式典2024過剰規制に弁護士会が抗議 全人類と思い共有の原点に還り #MakeHiroshimaGreatAgain
https://youtu.be/SjXmQfys9EA?si=3ieutSNGRDs3i0D4 @YouTubeより
広島市の2024年の平和記念式典はまさに過剰警備・過剰規制でした。
持ち物検査ではビラやプラカードを鞄の中に持っているだけで、入場拒否、このために、平和公園内で開催される慰霊行事に参加できない人も出る始末でした。
当日、式典に参加した筆者も原爆ドーム前の「関所」では、年配の女性警備員が「これは何ですか?」とビラやプラカードについて質問されました。筆者は「これは、ただの紙です。ここでは。」と押し通しました。何度か同じ問答を繰り返しましたが「これはただの紙です。ここでは。」でなんとか、「検問」を突破したのを今でも鮮明に覚えています。
そして平和公園中心部の式典会場前では今度は金属検査をされました。
これに対して広島弁護士会が過剰規制に反対する声明を2025年1月31日、出しました。 https://www.hiroben.or.jp/iken_post/3595/
【こうした規制に対して、私物の検査に応じず、かつ、広島市が許容しない物品を所持したままでは、広島平和記念公園内で慰霊の祈りを行うことができないとする本規制は、信教の自由に対する制約の程度として、必要最小限のものということはできない。
信教の自由は、個人の尊厳に密接に関連する精神的自由権であることから、上記表現の自由への制限と同様、その合憲性は厳格に審査されなければならない。そのため、「参列者の安全確保のため」という目的だけで、何ら法的根拠なく、本規制を行うことは正当化されない。
よって、広島市が行った本規制は、憲法20条に反し、市民の信教の自由を侵害するものとして許されない。】と声明は指摘しています。
さて、この過剰警備は、広島市がG7広島サミット以降、米国や日本以外のG7(旧白人帝国主義諸国)に過剰な忖度をしていることとも連動しているように思えます。
広島市は2023年のG7広島サミットを前に平和教育の教材からはだしのゲンや第五福竜丸を削除。サミット後には、パールハーバーと姉妹協定をエマニュエル駐日大使との間に議会の事前審議もなしに締結。
また、2022年の平和記念式典からは、ロシアとベラルーシを呼ばない対応をしています。他方で、2024年の平和記念式典にはイスラエルは招待する一方で、パレスチナは呼ばばないというどうみてもG7忖度の対応をしてしまっています。 地球上の全人類と原爆犠牲者追悼・核廃絶・世界恒久平和を共有する意味からは、全ての国と地域の代表を呼ぶべきべはないのか?
その原理原則を外した米国・G7忖度の延長線上に、過剰規制・過剰警備があるのではないか?
米国はトランプ政権下で良いか悪いかは別にして根本的に変わりつつあります。おそらく、西洋の没落と言う大きな傾向は変わらない。 忖度した対象である米国が大きく変わる中で、広島市は規制の在り方、招待の在り方両面で平和記念式典の在り方を原理原則に還って、また公務員全員が仕事をする上で守るべき日本国憲法の精神に戻って見直すべき時に来ています。
過剰な特定の国忖度ではなく全人類と原爆犠牲者追悼・そして核廃絶の思いを共有する原点に還り、#MakeHiroshimaGreatAgain
https://youtu.be/SjXmQfys9EA?si=3ieutSNGRDs3i0D4 @YouTubeより
広島市の2024年の平和記念式典はまさに過剰警備・過剰規制でした。
持ち物検査ではビラやプラカードを鞄の中に持っているだけで、入場拒否、このために、平和公園内で開催される慰霊行事に参加できない人も出る始末でした。
当日、式典に参加した筆者も原爆ドーム前の「関所」では、年配の女性警備員が「これは何ですか?」とビラやプラカードについて質問されました。筆者は「これは、ただの紙です。ここでは。」と押し通しました。何度か同じ問答を繰り返しましたが「これはただの紙です。ここでは。」でなんとか、「検問」を突破したのを今でも鮮明に覚えています。
そして平和公園中心部の式典会場前では今度は金属検査をされました。
これに対して広島弁護士会が過剰規制に反対する声明を2025年1月31日、出しました。 https://www.hiroben.or.jp/iken_post/3595/
【こうした規制に対して、私物の検査に応じず、かつ、広島市が許容しない物品を所持したままでは、広島平和記念公園内で慰霊の祈りを行うことができないとする本規制は、信教の自由に対する制約の程度として、必要最小限のものということはできない。
信教の自由は、個人の尊厳に密接に関連する精神的自由権であることから、上記表現の自由への制限と同様、その合憲性は厳格に審査されなければならない。そのため、「参列者の安全確保のため」という目的だけで、何ら法的根拠なく、本規制を行うことは正当化されない。
よって、広島市が行った本規制は、憲法20条に反し、市民の信教の自由を侵害するものとして許されない。】と声明は指摘しています。
さて、この過剰警備は、広島市がG7広島サミット以降、米国や日本以外のG7(旧白人帝国主義諸国)に過剰な忖度をしていることとも連動しているように思えます。
広島市は2023年のG7広島サミットを前に平和教育の教材からはだしのゲンや第五福竜丸を削除。サミット後には、パールハーバーと姉妹協定をエマニュエル駐日大使との間に議会の事前審議もなしに締結。
また、2022年の平和記念式典からは、ロシアとベラルーシを呼ばない対応をしています。他方で、2024年の平和記念式典にはイスラエルは招待する一方で、パレスチナは呼ばばないというどうみてもG7忖度の対応をしてしまっています。 地球上の全人類と原爆犠牲者追悼・核廃絶・世界恒久平和を共有する意味からは、全ての国と地域の代表を呼ぶべきべはないのか?
その原理原則を外した米国・G7忖度の延長線上に、過剰規制・過剰警備があるのではないか?
米国はトランプ政権下で良いか悪いかは別にして根本的に変わりつつあります。おそらく、西洋の没落と言う大きな傾向は変わらない。 忖度した対象である米国が大きく変わる中で、広島市は規制の在り方、招待の在り方両面で平和記念式典の在り方を原理原則に還って、また公務員全員が仕事をする上で守るべき日本国憲法の精神に戻って見直すべき時に来ています。
過剰な特定の国忖度ではなく全人類と原爆犠牲者追悼・そして核廃絶の思いを共有する原点に還り、#MakeHiroshimaGreatAgain
by hiroseto2004
| 2025-02-05 19:40
| 広島市政(広島市議会)
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