「一票の格差」より「政党幹部独裁」「新自由主義・増税二大政党制」招いた政治改革1994の是正こそ 広島瀬戸内新聞ニュース号外2月12日
2025年 02月 12日
「一票の格差」より「政党幹部独裁」「新自由主義・増税二大政党制」招いた政治改革1994の是正こそ 広島瀬戸内新聞ニュース号外2月12日 https://youtu.be/tG1qlrIqVno?si=43qCqQ3MFC6LEwCT @YouTubeより
もそも、小選挙区制だと一票の格差の是正が大変で、国会議員の選挙区が下手をすれば市議や区議の選挙区よりも範囲が狭くなってしまう。
また、IT時代、広島の有権者でも北海道や東京の代議士に陳情できる。小選挙区って意味があるのか?
◆立憲広島仁義なき候補者選考・楾ー宮口事件
また、広島では、楾大樹先生が参院選再選挙2021において立憲の候補に内定しながら、はしごを外された。森本真治参院議員の秘書の福田玄さんの妻の宮口治子さんに差し替え。
宮口さんが、筆者・さとうしゅういちらと戦い、当選したが、今度はその宮口議員が比例転出などの手当てもなく、参院選2025では公認されず、立憲広島から事実上お払い箱の離党に追い込まれる。
政治改革1994は、政党本位・政策本位の選挙で腐敗防止を!との趣旨だったが、結局、政党幹部独裁を招いている。
大政党幹部の覚えがめでたくないと事実上国会議員になるのは無理になった。
また小選挙区制は新自由主義・消費増税二大政党制を招いた。そのことによるひずみがいま、極限まで来ている。
もはや、政治改革を志す弁護士の先生方に申し上げたい。
一票の格差よりも、小選挙区制と政党幹部の権限強化を軸とした現行制度を抜本的に見直す方が大事でしょう。
例えば候補者選考のあり方が公平なのか?
そちらの方が問題ではないでしょうか?
2024年衆院選「1票の格差」訴訟 広島高裁は「合憲」判決
02月12日 16時25分
去年・2024年10月の衆議院選挙で、1票の価値に最大で2.06倍の格差があったことについて、広島高等裁判所は「新しい区割り制度には十分な合理性が認められ、格差の拡大の程度が著しいとはいえない」として憲法に違反しないと判断し、選挙の無効を求める訴えを退けました。
去年10月の衆議院選挙で、選挙区によって議員1人あたりの有権者の数に最大で2.06倍の格差があったことについて、弁護士のグループは「投票価値の平等に反し、憲法に違反する」などとして選挙の無効を求める訴えを全国の裁判所に起こしています。
このうち、広島県内の2つの選挙区を対象にした裁判の判決が12日、広島高等裁判所で言い渡されました。
倉地真寿美裁判長は、去年の選挙で導入された、より人口に比例した配分ができるとされる「アダムズ方式」による新しい区割り制度について「人口異動などで選挙区間の格差が拡大し得ることを想定したうえで、国勢調査の結果に基づいて格差を是正する枠組みがとられているなど、十分な合理性が認められる」と指摘しました。
その上で、今回の選挙での格差が最大で2倍以上になったことについて、「『アダムズ方式』自体が格差を拡大させる要因だったとは認められず、格差の拡大の程度も制度の合理性を失わせるほど著しいとはいえない」として、憲法に違反しないと判断して訴えを退けました。
一連の裁判では、広島高裁岡山支部も2月6日に「合憲」と判断しています。
【広島高裁「合憲」判決 原告の弁護士は】
判決が言い渡されたあと原告の弁護士2人が広島市内で記者会見を開きました。
この中で石井誠一郎弁護士は「目新しい判断を示すのではなく、『アダムズ方式』による新しい区割り制度について積極的に判断しようという姿勢は感じられない判決で納得できない」と述べました。
また、岩西廣典弁護士は「裁判所は投票価値の平等について、ほかの分野の平等に比べてより緩やかな基準で合理的かどうかの判断をしているように思われる。このままでは、日本では格差が2倍あっても合理的だという選挙制度が固定化してしまう」と述べました。
そのうえで、判決を不服として最高裁判所に上告する方針を示しました。
投票率も人口流出もワーストワン!これでいいのか広島!? 「檻の中のライオン」楾大樹先生と広島を語り合う会
とき 2025年2月16日(日)
13時開場
13時半開始 15時45分終了 ※オンライン併用
楾先生からのお話しの後、フリートークなど。
主催 広島瀬戸内新聞
問題提起 楾大樹(はんどうたいき)先生(弁護士、元広島県民)
聞き手 さとうしゅういち(広島瀬戸内新聞代表)
参加費 2000円(書籍・「茶番選挙 仁義なき候補者選考」代込み)
※本書購入済みの方は会場にご持参の上、700円。オンライン参加の場合も700円。本書をご自身でご購入下さい(右のQRコードから購入できます)。また、広島都市圏内の方はなるべくリアル参加をお勧めします。オンラインはzoomです。ご連絡の上、指定口座までご送金ください
連絡先:佐藤 090-3171-4437
hiroseto2004@yahoo.co.jp
X(旧Twitter):@hiroseto
ZOOMへのログイン方法
ミーティング ID: 411 718 3285 パスコード: 5N6b38
送金先
・広島銀行 本店営業部 普通 3783741 さとうしゅういちネット
広島は平和都市として持ち上げられ、現在、広島駅前など、町並みはリニューアルが進行中です。だが、本当の意味で、広島はリニューアルされているのでしょうか?
広島県は、3年連続人口流出全国ワーストワン。特に若い人が広島から出て行かれています。そして、衆院選2024では、投票率も48.4%と全国ワーストワンを記録してしまいました。産業廃棄物への規制も緩く、三原や安佐南区をはじめ県内各地に全国からゴミが押し寄せ、大問題を引き起こしています。
為政者を「ライオン」に、憲法を「檻」にたとえ、為政者を主権者がきちんとチェックしていくことが大事という「檻の中のライオン」を著し、全国各地1100箇所以上で講演され、つい最近、広島からの転出を決意された弁護士・楾大樹先生。実は、参院選広島再選挙2021の某政党の候補者にも内定したものの、はしごを外されるという経験もされています。
24年にはその経験をレポートした「茶番選挙 仁義なき候補者選考」を出版されました。広島の政治の舞台裏を見てしまった楾大樹先生を囲み、郷土・広島が抱える課題について語り合いませんか?
by hiroseto2004
| 2025-02-12 23:20
| 選挙制度・政治改革
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