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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

カキの大量死、海水温上昇だけが原因か?廿日市市のリゾート開発による土砂流入との関連は?広島瀬戸内新聞ニュース号外2月18日

カキの大量死、海水温上昇だけが原因か?廿日市市のリゾート開発による土砂流入との関連は?広島瀬戸内新聞ニュース号外2月18日 https://youtu.be/ILdTh4x47Ow?si=Gw8s_DzH_fhKJNtU @YouTubeより

カキの大量死、海水温上昇だけか?
この間起きているのは、廿日市市での巨大リゾート開発による土砂の大量流入。
これを放置しておいて、大損害をカキ産業に与えてどうするのか?

野村 慶太郎様SNSより
広島名産の牡蠣が大量死している。
海水温の上昇がその理由だろうということになっているようだが、そんなことが理由ではない。なぜなら、海水温の上昇は今に始まった事ではなく、近年にこんな大量死は出ていない。
つまり、今年だけ何か特殊なことが海に起きているからだ。
では昨年から今年にかけて、牡蠣が育つ時期にどんな特殊なことがあったか。
地元の人間ならみんなピンとくるだろう。
対岸の廿日市市の無計画な大規模リゾート開発で山を切り崩し、降雨の度に大量の泥が延々と海に混入し続けているからだ。
港に土砂が大量に流入し撤去作業に追われていた。
夏の多雨の時期は海がいつも茶色く染まっていた。これほど無計画、無養生に海に泥を流し続ける工事など見た事がない。
ワシはそれを見るたびに思った。
今年は牡蠣が不味そうだ。
結果は、不味いどころではなかった。
大量死だった。
昔から海をきれいにするために、山に木を植えるというのは常識だ。
地元では小学校の子供まで、その課外授業をするから知っている。
分かっていないのはバカな地元行政と市長だけなんだろう。
山の泥が毒だとは言わない。でも、泥の大量流入で水質が変わる。
それだけでなく、本来は山の水や土の中に住む菌類を始めとする膨大な数の微生物が海に流入する。
これが短期間で完全に海の中の微生物の生態系を変えてしまったであろう事は容易に想像がつく。微生物がエサの牡蠣はそれで死んでしまったのだろう。
このリゾート開発は、あり得ないぐらい無計画で乱暴だ。
十分な環境アセスメントをしないから、海沿いの街の中をそんな所にいるはずがないクマの親子が彷徨って住民を危険に晒した。
イノシシもサルも、大量に住宅街に出没している。帰る森がなくなったからだ。
港には土砂が堆積して船の通行や停泊を脅かし、今また今度は地元の一大産業である牡蠣養殖業に大打撃を与えている。
ものすごい税金の無駄遣いと経済損失を生んでるのに誰も責任を取らない。その議論すら出ない。
この大バカな開発の音頭をとった地元政治家と役人と経済人と御用学者を全員処罰すべきだとワシは思う。
地元マスコミは何でもかんでも馬鹿の一つ覚えで「温暖化」のせいにして終わり。地元の大学は何一つ調べない。
こうなったら地元のミニコミ誌やメディアと連携し、大学研究室に金払って徹底的に海洋微生物の水質調査をしてやろうかと思う。
ワシが世界一美味いと思う広島の牡蠣を守るために。
中国新聞*写真

by hiroseto2004 | 2025-02-18 11:22 | 環境・街づくり | Trackback