【街頭演説原稿｜若者向け】

佐藤周一（庶民革命ひろしま代表）

広島県知事選挙・県議会補欠選挙 候補者公募中

みんなが「政治って自分に関係あるの？」って思ってる時代に、あえて言いたい。政治は、僕らの暮らしそのものだ。だからこそ、誰かに任せっぱなしじゃなくて、自分たちの手で変えていく必要がある。

僕は「庶民革命ひろしま」という市民運動を立ち上げ、湯崎県政からの脱却を掲げて、広島県知事選挙・県議会補欠選挙に向けて動いている。その中でよく聞かれるのが、「湯崎路線に反対してるなら、共産党の候補と組めばいいじゃん？」という声。その疑問に、ちゃんと答えたい。

1. 政党じゃなくて、市民が主役の政治を

僕らは、政党の枠に縛られず、市民から候補者を公募するスタイルにこだわってる。それは、政治を“誰かのもの”じゃなく、“みんなのもの”にしたいから。もし候補者が見つからなければ、現知事の後継候補の落選運動に切り替える可能性もある。大事なのは、庶民の声を反映させること。

2. 2023年の選挙で感じた異常な逆風

僕は2023年の県議選に、無所属・れいわ新選組推薦で立候補した。でもその前から、ネットで誹謗中傷を受けた。裁判の結果、共産党系の活動家が責任を認めて、2024年秋に勝利的和解となった。

でも、選挙当時は本当に異常だった。12年間活動してきた中でも、あんな逆風は初めて。ネットのデマを信じて、応援をやめた人もいた。情報操作って、こんなに怖いんだって実感した。

3. 原爆ドーム前での“囲み事件”

2023年2月23日、原爆ドーム前の平和集会に一人で参加した。れいわ支持層は若い世代が多くて、忙しくてデモに来られない人も多い。だから僕は単独で参加してた。

そこで、共産党員と思われる女性数人に囲まれて、「安佐南区じゃなく東区から出ろ」と言われた。選挙区を他人に決められるなんて、おかしいよね？怖くなって、隙を見て逃げて、社民党の隊列に紛れて難を逃れた。

その後も、共産党の一部支持者が僕の悪口を広めていたって話も聞いた。

4. サミットに“勝手に期待”する共産党県議

2023年の県議選では、共産党の県議候補（2人とも当選）が「広島サミットを評価する」「開催に期待する」とアンケートで答えていた。僕は、G7なんて旧白人帝国主義国家の首脳たちの集まりで、超富裕層の代弁者だと思ってる。そんなものに期待するなんて、ありえない。

しかも、岸田総理の「広島ビジョン」に怒っていたはずの共産党県議が、サミットに勝手に期待していたとは…。彼女の市議時代の20年間、応援してきただけに、がっかりした。今回の選挙で彼女と争ったのは、間違ってなかったと思ってる。

5. 病院構想と利権のにおい

湯崎知事が進める巨大病院構想についても、共産党関係者が跡地利用をめぐって湯崎県政側と交渉していたって話を聞いた。撤回を求めるべきタイミングで、利権に関わってるように見える行動は、信頼を失うよね。

6. これからの広島を、僕らの手で

僕はかつて、共産党の是々非々の姿勢を評価して、個人として応援したこともある。でも今は、組織としての共闘は難しいと判断してる。

それでも、共産党の支持者も、無党派も、自民も、公明も、立憲も、関係ない。「庶民の手に広島を取り戻す」「湯崎路線からの脱却」っていう共通の目的があるなら、一緒にやれると思ってる。

最後に

政治って、誰か偉い人がやるものじゃない。僕らの暮らしを守るために、僕ら自身が関わるもの。だからこそ、現場感覚と倫理を大事にして、透明性のある政治をつくっていきたい。

広島の未来を、僕らの手で変えていこう。その一歩を、今ここから始めよう。