泣いて馬謖を斬る覚悟を――台湾問題と日本の岐路
2025年 12月 12日
蜀漢の北伐を不可能にした馬謖の逸脱
皆さん、三国志をご存じでしょう。諸葛亮の命令に背き、山の上に陣を敷いて惨敗した馬謖――街亭の戦いです。その一度の逸脱が、蜀漢の北伐をほぼ不可能にしました。
高市首相の答弁と影響
今、私たちの日本も同じ危うさに直面しています。高市首相は台湾問題について、歴代総理や官僚が積み上げてきた答弁要領を逸脱し、軍事介入の可能性に踏み込む発言をしました。
その結果、中国は強烈に反発し、日本大使を呼び出し、経済面でも水産物輸入停止や渡航制限などの圧力を強めています。外交の緊張は、私たちの暮らしや地域経済に直接打撃を与えかねません。
地域経済への影響
水産業:中国向け輸出が止まれば漁業者の生活は直撃されます。
観光業:中国からの観光客が減れば、宿泊業や飲食業、土産物産業が冷え込みます。
製造業:中国市場に依存する部品・素材産業は、取引縮小や関税強化で打撃を受けます。
地域雇用:これらの産業が縮小すれば、雇用不安が広がり、若者の地元離れが加速しかねません。
外交の一言が、地域の暮らしを揺るがすのです。
人権と自治の視点
台湾問題は、国家が軍事論理で語るべきものではありません。日本は中華人民共和国を国家代表として承認している以上、軍事介入を明言するのは無理筋です。しかし、台湾の人々の人権と自治を武力で弾圧するな――この声を、市民や自治体レベルから上げていくことはできます。それこそが、民主主義国家としての責任であり、人権を守る市民の論理です。
覚悟を呼びかける
街亭の敗北が蜀漢の未来を閉ざしたように、今回の逸脱が日本の経済回復を困難にしかねません。だからこそ、自民党支持者も、高市首相を支持していた方も、「泣いて馬謖を斬る」覚悟が必要です。スタンドプレイが自爆を招くような人を総理にしておく危険性を、私たちは冷静に認識しなければなりません。
市民の声で、人権と自治を守り、経済と暮らしを守る――その道を共に歩んでいきましょう。



