仏の核軍拡姿勢への懸念 街宣及び仏大使館へお願い
2026年 03月 04日
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1 世界は今、危険な核軍拡の時代に入っています
ロシアのウクライナ侵略が続く中、フランスのマクロン大統領は、
「ロシアは欧州にとって脅威だ」「米国は態度を変えた」と述べ、
欧州独自の核の傘の協議を始めると発表しました。
さらに2026年、フランスは核弾頭の増加を正式に表明し、
ドイツと核抑止協力を深める共同声明まで出しました。
欧州は今、
ロシアの軍事侵略と
米国の信頼性低下
という二つの恐怖に挟まれています。
その結果、核依存が再び強まるという、危険な流れが生まれています。
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2 しかし核が増えれば、危険も被害も増えるだけです
核兵器は「持つ国」だけでなく、「作らされる人々」をも傷つけます。
- ウラン鉱山での被曝
- 核廃棄物による環境汚染
- 米国では、マンハッタン計画の廃棄物が原因と疑われるがん多発の事例も報告
核兵器は、戦争の時だけでなく、平時にも人を殺す兵器です。
そして核保有国が増えれば、
誤認・誤作動・偶発的な核戦争のリスクは確実に高まります。
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3 被爆地ヒロシマから、世界に向けて言いたい
大国の暴走に、国際法の観点から「待った」をかけること。
そして、日欧自身も核軍拡の流れに飲み込まれないこと。
これが今、世界に必要な姿勢です。
日本は、
核兵器禁止条約のオブザーバー参加、
核被害者救援への国際協力など、
できるところから非核国と歩みを共にすべきです。
被爆国である日本が声を上げなければ、
誰が核の連鎖を止めるのでしょうか。
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4 核の連鎖を止めるのは、私たち市民の声です
政府が動かないなら、市民が動くしかありません。
ヒロシマから、再び世界を動かす力を示しましょう。
核兵器のない未来をつくるのは、
ここに立つ一人ひとりの声です。
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【フランス大使館・ご意見フォーム送付例】
件名:フランスの核戦力増強方針に関する懸念と、核軍縮への取り組みの要請
フランス大使館御中
平素より日仏関係の発展に尽力されている皆様に敬意を表します。
日本・広島に住む市民として、フランス政府が核戦力の増強方針を示したことについて、強い懸念を抱き、意見をお伝えしたく筆をとりました。
報道によれば、フランスはロシアのウクライナ侵攻や、米国の国際的関与の不確実性を背景に、核抑止力の強化を進める方針を表明したとされています。欧州がロシアと米国の双方の動向に不安を抱き、安全保障上の苦悩を深めていることは理解できます。
しかしながら、核兵器の増強は、世界全体の核リスクを高めるだけでなく、核開発に伴う被曝や環境汚染など、平時から深刻な人道的影響をもたらします。米国では、マンハッタン計画由来の廃棄物が原因と疑われるがん多発の事例も指摘されており、核兵器が「持つ国」だけでなく「作らされる人々」を傷つける現実は看過できません。
被爆地ヒロシマに暮らす者として、核兵器の拡散や依存が再び強まる流れに強い危機感を覚えています。
フランスが欧州の安全保障に責任を負う立場であるからこそ、核軍拡ではなく、国際法に基づく緊張緩和と核軍縮の主導にこそ力を尽くしていただきたいと願っています。
日本政府には核兵器禁止条約へのオブザーバー参加を求めていますが、フランスにも同条約の精神を尊重し、核兵器の役割縮小と透明性向上に向けた取り組みを進めていただければ幸いです。
核兵器のない世界は容易ではありません。しかし、核保有国が自制を示さなければ、道は永遠に開けません。
フランスが国際社会の安定と核軍縮の推進において、より積極的な役割を果たされることを強く期待しております。
ご多忙のところ、意見に目を通していただきありがとうございました。
敬具
(氏名)
(居住地・任意)
by hiroseto2004
| 2026-03-04 22:44
| 反核・平和
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