迷走・暴走の総理のあっけない幕切れ 次は自・END
2007年 09月 13日
迷走・暴走の総理のあっけない幕切れ
http://www.news.janjan.jp/government/0709/0709132242/1.php
掲載されました。もしお気に言っていただけるならクリックを!
さて、安倍総理の後継が誰かということに注目が集まっています。
私は、ここは、安倍総理が辞められたら、後継の自民党総裁は、早く解散総選挙を行い、信を問うのが筋だと思います。
そして、この総裁選挙は、自由民主党がどのようなスタンスで総選挙に臨むかを全党的に議論し、さわやかに従うというものにしなければ、敗北は確実でしょう。
安倍総理は、繰り返すように、小泉さんがひきつけた「都市部無党派」と、小泉さんが切り捨てた「地方の保守層」を両方取ろうとして虻蜂取らずになったのです。
http://www.news.janjan.jp/government/0708/0708271383/1.php
そこで、今、座標軸分析を行うと以下のようになります。
上下軸は上が民権主義(合意重視)、下が国権主義(えらい人中心)。
左右軸が左が社民主義、右が新自由主義です。
左下が麻生さん。
左上に来る谷垣さん。
右上に来るのが小泉チルドレンです。
そして、安倍さんは右下です。
「右下」にポジショニングすることで、右上も左下も確保しようという安倍さんの作戦は失敗しました。
アメリカ(的ネオコン)や財界などの「ネオリベ」(経済右派=右上勢力)は,安倍総理を疎ましく思い出した。
総理のバックラッシュなどの古臭いイデオロギーは,経済効率上も邪魔になってきた。
むろん,小泉政権中盤以降,安倍政権初期くらいまでは,安倍さん,山谷えりこさんらによる「バックラッシュ」や「北朝鮮バッシング」は小泉改革の矛盾から目をそらす効果はありました。
実際,豊中市で男女共同参画推進センター「すてっぷ」への攻撃が本格化したのは,2002年秋。ちょうど,小泉総理・竹中金融大臣(当時)が,アメリカとの約束で不良債権処理加速化を始めた時期に当たります。
翌年春にかけて中小企業がばたばた倒れ,株価が暴落する中,人々の不満をそらすためにも男女平等を悪者にする必要があったのです。
右上=経済右派(リバタリアンに近い。アメリカ的ネオコン)と,右下=政治右派(安倍総理ら日本的ネオコン)が補完しあいました。
参考:「経済右派」が「政治右派」の安倍晋三を征圧した
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-446.html
「これは、コイズミ内閣時代にずっとマスコミが教育基本法改定、ひいては憲法改定の方向に世論を誘導していたからだ。その主役は読売新聞と産経新聞だったが、朝日新聞や毎日新聞も、「経済右派」的観点からコイズミを支援していたのだから同罪だった。コイズミ政権時代のマスコミは、「政治右派」の読売・産経と「経済右派」の朝日・毎日が合作した「翼賛体制」だったと思う。安倍内閣後半にこの翼賛体制が崩れたのは、「経済右派」が「政治右派」から離反したからだ。もう何度も指摘するように、「経済右派」は経済効率を悪化させる安倍や山谷えり子の狂信的バックラッシュ政策に強い不満を持っており、それは教育再生会議の発足当初から明らかだった。これにつられて、まず東京新聞(中日新聞)や毎日新聞、のちには朝日新聞が安倍内閣との対決姿勢を強めていった。 」
皮肉なことに、翼賛体制から日本を救ったのは、「経済右派」が安倍の極右路線に強くブレーキをかけたことだったといえる。つまり、「経済右派」が「政治右派」の安倍晋三を征圧したのである。
結局,総理は,最後は四面楚歌になって退陣を余儀なくされました。
麻生政権は所詮「上」からの「恩恵」
そこで、麻生さんが総裁になった場合は、左下で党内をまとめられるかどうか?右上の小泉チルド伝から不満が出てくるでしょう。左上の谷垣さんからも不満が出ます。
ただ、もし、麻生さんであっても、所詮「えらい人」による「恩恵」のばらまき、ということになってしまう。
すなわち,それは,ネオリベ勢力が延命するための「ダシ」に麻生さんが使われるのです。そして,自民党の人気を回復させ,その後に財界やアメリカに都合の良い政策をさせる,ということではないでしょうか?
野党側は、麻生政権なら「同じ生活重視であっても、野党のそれは、「権利」を保障するための政策。麻生さんのそれは、「恩恵」である。所詮はネオリベのための「出し」である」ということをいっていくべきです。
とくに、地方を縛る省令や通知の廃止、安定した税源の地方への移管などを正面に掲げるべきです。
また「麻生政権の格差是正策は「二階から目薬。」われわれは「高さ15センチから目薬だ」という差別化の仕方でもよいと思います。
手ごわいのは「谷垣政権」だが・・
実は、谷垣政権の路線で自民党がまとまったとき、野党にとっては一番てごわいかもしれません。「守り」を固めたときの自民党は強いのです。「選挙に強いのは誰か?」で自民党は必死になっているがピントはずれです。
だが、麻生政権なら突っ込みどころは依然多いと見ています。
むろん,野党側は,誰が後継総裁でも「政策で勝負」といういまの小沢路線でよいと思います。「社民主義」1本でまとまり,わかりやすく「ネオリベ」と対決すればいいと思います。
今の情勢なら,たとえ小泉純一郎さんが相手でも,野党がぶれなければ,政策で与党を寄り倒せると思います。
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(以上4つは「雑談日記」ご作成)
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私は、ここは、安倍総理が辞められたら、後継の自民党総裁は、早く解散総選挙を行い、信を問うのが筋だと思います。
そして、この総裁選挙は、自由民主党がどのようなスタンスで総選挙に臨むかを全党的に議論し、さわやかに従うというものにしなければ、敗北は確実でしょう。
安倍総理は、繰り返すように、小泉さんがひきつけた「都市部無党派」と、小泉さんが切り捨てた「地方の保守層」を両方取ろうとして虻蜂取らずになったのです。
http://www.news.janjan.jp/government/0708/0708271383/1.php
そこで、今、座標軸分析を行うと以下のようになります。
上下軸は上が民権主義(合意重視)、下が国権主義(えらい人中心)。
左右軸が左が社民主義、右が新自由主義です。
左下が麻生さん。
左上に来る谷垣さん。
右上に来るのが小泉チルドレンです。
そして、安倍さんは右下です。
「右下」にポジショニングすることで、右上も左下も確保しようという安倍さんの作戦は失敗しました。
アメリカ(的ネオコン)や財界などの「ネオリベ」(経済右派=右上勢力)は,安倍総理を疎ましく思い出した。
総理のバックラッシュなどの古臭いイデオロギーは,経済効率上も邪魔になってきた。
むろん,小泉政権中盤以降,安倍政権初期くらいまでは,安倍さん,山谷えりこさんらによる「バックラッシュ」や「北朝鮮バッシング」は小泉改革の矛盾から目をそらす効果はありました。
実際,豊中市で男女共同参画推進センター「すてっぷ」への攻撃が本格化したのは,2002年秋。ちょうど,小泉総理・竹中金融大臣(当時)が,アメリカとの約束で不良債権処理加速化を始めた時期に当たります。
翌年春にかけて中小企業がばたばた倒れ,株価が暴落する中,人々の不満をそらすためにも男女平等を悪者にする必要があったのです。
右上=経済右派(リバタリアンに近い。アメリカ的ネオコン)と,右下=政治右派(安倍総理ら日本的ネオコン)が補完しあいました。
参考:「経済右派」が「政治右派」の安倍晋三を征圧した
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-446.html
「これは、コイズミ内閣時代にずっとマスコミが教育基本法改定、ひいては憲法改定の方向に世論を誘導していたからだ。その主役は読売新聞と産経新聞だったが、朝日新聞や毎日新聞も、「経済右派」的観点からコイズミを支援していたのだから同罪だった。コイズミ政権時代のマスコミは、「政治右派」の読売・産経と「経済右派」の朝日・毎日が合作した「翼賛体制」だったと思う。安倍内閣後半にこの翼賛体制が崩れたのは、「経済右派」が「政治右派」から離反したからだ。もう何度も指摘するように、「経済右派」は経済効率を悪化させる安倍や山谷えり子の狂信的バックラッシュ政策に強い不満を持っており、それは教育再生会議の発足当初から明らかだった。これにつられて、まず東京新聞(中日新聞)や毎日新聞、のちには朝日新聞が安倍内閣との対決姿勢を強めていった。 」
皮肉なことに、翼賛体制から日本を救ったのは、「経済右派」が安倍の極右路線に強くブレーキをかけたことだったといえる。つまり、「経済右派」が「政治右派」の安倍晋三を征圧したのである。
結局,総理は,最後は四面楚歌になって退陣を余儀なくされました。
麻生政権は所詮「上」からの「恩恵」
そこで、麻生さんが総裁になった場合は、左下で党内をまとめられるかどうか?右上の小泉チルド伝から不満が出てくるでしょう。左上の谷垣さんからも不満が出ます。
ただ、もし、麻生さんであっても、所詮「えらい人」による「恩恵」のばらまき、ということになってしまう。
すなわち,それは,ネオリベ勢力が延命するための「ダシ」に麻生さんが使われるのです。そして,自民党の人気を回復させ,その後に財界やアメリカに都合の良い政策をさせる,ということではないでしょうか?
野党側は、麻生政権なら「同じ生活重視であっても、野党のそれは、「権利」を保障するための政策。麻生さんのそれは、「恩恵」である。所詮はネオリベのための「出し」である」ということをいっていくべきです。
とくに、地方を縛る省令や通知の廃止、安定した税源の地方への移管などを正面に掲げるべきです。
また「麻生政権の格差是正策は「二階から目薬。」われわれは「高さ15センチから目薬だ」という差別化の仕方でもよいと思います。
手ごわいのは「谷垣政権」だが・・
実は、谷垣政権の路線で自民党がまとまったとき、野党にとっては一番てごわいかもしれません。「守り」を固めたときの自民党は強いのです。「選挙に強いのは誰か?」で自民党は必死になっているがピントはずれです。
だが、麻生政権なら突っ込みどころは依然多いと見ています。
むろん,野党側は,誰が後継総裁でも「政策で勝負」といういまの小沢路線でよいと思います。「社民主義」1本でまとまり,わかりやすく「ネオリベ」と対決すればいいと思います。
今の情勢なら,たとえ小泉純一郎さんが相手でも,野党がぶれなければ,政策で与党を寄り倒せると思います。
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