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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

小泉・安倍政治全面批判(2)・・国を滅ぼす「大きな政府」へのアレルギー

よく、「小さな政府のほうが腐敗が少ない」という議論があります。

しかし私は、そうは思いません。

 小泉政権になって緊縮財政を強行しましたが、ちっとも腐敗は減っていません。

 それどころか、「えらい人」が大手企業の社長と、政府の審議会の委員を兼任し、自分の会社に都合のよい制度「改革」ばかりさせてきました。

宮内義彦さん(オリックス会長、前規制改革民間開放会議議長)、御手洗富士夫さん(キャノン会長、経団連会長)、奥谷禮子さん(ザ・アール社長)らがよい例です。

彼ら、彼女らは、政治を食い物にしたのです。

アメリカはもっと腐っています。防衛大臣=三菱重工社長のようなものですから。「回転ドア」といいます。安倍総理は「官民人材交流」を進めるといっていましたが、まさに「アメリカ型回転ドア」の悪夢実現です。

「大きな政府」が悪いのではない。「えらい人」の利益ばかりを図る意思決定システムが悪いのです。

 意思決定システムが悪いまま緊縮財政を続ければ、結局、「えらい人」は被害を受けず「行革」と称して保育園とか現場サービスにしわ寄せが行きます。それこそ、現場職員はほとんど
女性というところも多いです。政治力の弱さに漬け込んで現場ばかりが狙い撃ちされかねない。

私は、いまこそ、「大きな政府悪者論」とは決別すべきときだと思います。

腐敗の多くは,情報公開を徹底して風通しを良くすれば減少するとおもいます。さらに,特別会計を縮小撤廃していき,国会審議の入る一般会計の方を多くしていけば良くなるのではないでしょうか?

国と地方合わせて1000兆円超の借金があるのですから,緊縮財政は必要、という議論もありえます。

しかし、それも誤りであることは、橋本政権の失敗で明らかです。つまり橋本さんの緊縮財政により、経済が悪化し、税収は激減し、財政は却って悪化しました。

後任の小渕さんが景気対策をやった事自体のは正しいのですが、お金持ちや大手企業に減税したままだったので、その後、景気がよくなってもさほど税収が増えなくなりました。彼の誤りはここにあります。

 また、官民合わせて相当なアメリカ国債を保有しています。貿易黒字はかなりの部分がアメリカ国債に消えてしまい、日本人は豊かにはならないです。

 今後はアメリカ国債を買う分の金を政府は国民に、企業は従業員にもっと還元すべきではないでしょうか?

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by hiroseto2004 | 2007-10-26 21:08 | 新しい政治をめざして | Trackback