人気ブログランキング |

エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004
カレンダー

福田総理の連立呼びかけ、民主党は乗らないで正解

福田総理は、2日、民主党の小沢代表との一度の中断をはさんだ党首会談で「大連立政権」を呼びかけてきました。

ボクシングで言えば、KO負け寸前のチャンピオンが、突然、「チャンピオンベルトを共有しよう」といいだしたのです。

■「自社さ」の二の舞繰り返すな

私が愚考するに、民主党は断じて、これに乗らずに正解だったと思います。

もし、組んでいたら、イデオロギー配置状況は異なりますが、1994年の「自社さ連立政権」と同じで、自民党を延命させるだけです。

 大連立は、そうはいっても、「チャンピオン」は衆院第一党の自民党だと世間は認めてしまう。民主党には、亀田兄弟並みの非難が浴びせられるでしょう。

 1994年当時の日本社会党は、ハト派の河野洋平総裁を押し立ててきた自民党に騙され、大連立を組んだ。小沢さんのスタンスを誤解していた故のリベラル派の彼への恐怖心もそれを助けてしまった。

 あのときは、社会党は是々非々で行くべきだった。小沢さんの強引な手法には反対しつつ、一方で、介護休業法や被爆者援護法(新進党案)など、いまからみても、先進的な小沢さんの良い政策は良いものとして、通していけばよかったのです。だがそれができなかった。

 その結果は、言うまでもありません。結局、自民党は、その後、ネオコン化していった。対米従属を強め、消費税を増税し、社会保障を切り捨ててきたのです。それに引きずられた日本社会党改め社民党は、あっというまに、議席一桁政党に転落してしまいました。

今回も、自民党は、まさに「自社さ」と同じ手口で、「ソフト」な福田総裁で連立を仕掛けてきたのです。

■せこい延命策に過ぎない

しかし、自民党の本質は、私は何度も強調して来ましたが、

1、「えらい人」の利益だけを守る政党。
2、アメリカに従属する政党

です。

とてもではないが、今の民主党が「国民の生活が第一」という路線を堅持する限り、組める相手ではありません。

福田総理は、今の状態で、「政権運営」に行き詰まったのであるならば、直ちに潔く下野(大政奉還)するか、ご自分の手で衆議院を直ちに解散すべきです。

くどいようですが、民主党は連立政権に乗らないでよろしい。

 「給油新法」など成立せずとも、実のところ、何の痛手も日本にはない。

 福田総理の狙いはただ一つ。もはや、旧来支持基盤の地方の保守層からも、小泉さんの得意の大都市部の無党派層からも支持を失い、落ちるところまで落ちた自民党。この自民党の「延命装置」としての「自分の任務」を心得て最後の賭けに出たのです。

■連立は民主党にも国民にも益なし

 国民の生活のために、両党が組む?それもおかしな話です。

 自民党と民主党が組んでも、民主党が主張する福祉や農業政策の充実を自民党が受け入れるかといえば、最終的には怪しいものです。労働者の権利を守ってくれるかといえばそれも怪しい。

 むしろ、中途半端な案を、民主党も道連れにして、押し通されるだけではないでしょうか?

 広島人としては、被爆者問題などで、自社さ政権時代、被爆者援護法で、社会党が国会で代表していた被爆者の意見が十分には通らなかったのと同じことを覚悟しなければならなかった(新進党案のほうが良かった)。

 1990年代当時、小沢さんを「怖い」とばかり誤解していて自民党を支持していた私が申し上げるのは恥ずかしいことですが、「自社さ連立」で日本の歴史は10年以上遅れました。

 政策論争で与野党が対決する状況になるまでに、今回の参院選まで、13年掛かりました。その間、凄まじいネオコン政治が吹き荒れ、小渕さんは「ソフト」を装い、小泉さんは「改革」を装って実際は庶民を苦しめました。

■民主党の歴史的任務は「自民党KO」

 この苦しみを「ソフト」イメージの福田さんに民主党が騙されて、また10年以上続けるなど、想像できませんし、小沢さんがそれほど愚かではなかったと考えます。

小沢さんは、派兵恒久法の制定を福田さんに求めたとも伝えられています。しかし、小沢さんの「恒久法」は、国連決議に基づいたものでしかも、日本の政治判断に基づいて行うものです。

 私は小沢さんの持論については、手放しでは賛成できませんし、多くの整理すべき論点はあると思うが、安倍時代の自民党の「アメリカ従属・戦争しまくり」の集団的自衛権構想とは明確に違うし、福田さんの「ソフトな従米継続」とも違う。おそらく、「従米脱出」の小沢案は福田さんが飲めないと見て、福田さんの従米振りをアピールするための小沢さん一流の「技」でしょう。

 党首会談に応じたのも「たとえ差しで話しても、結論は変わらないよ」ということを世間にアピールしたのでしょう。

 小沢さんの歴史から与えられた任務はただ一つ。民主党を中心とする野党連合政権を成立させ、自民党を次期衆院選でも「KO」し、政権から落とす。それにより、参院選のマニフェストの方向の政治を他野党(そのときは連立与党か?)とも補い合いながら実現し、国民生活を守る。それしかありません。

 他野党も、小沢さんに不信感を抱かれたのは分かります。

 しかし、ここは正念場です。

 総合デパートの民主、そして、専門店の共産、社民、国民新。それぞれ得意不得意の分野はあるが、補いあいながら、「自民党政権をKOして国民生活を守る」、ということに徹していただければと思います。

福田総理の連立呼びかけ、民主党は乗らないで正解_e0094315_1847474.jpg



記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!

なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!







福田総理の連立呼びかけ、民主党は乗らないで正解_e0094315_1711491.gif
人気blogランキングへ



http://member.blogpeople.net/tback/09077 自・ENDキャンペ
ーン)


http://member.blogpeople.net/tback/09134 衆議院選挙・野党共闘




介護福祉関連記事(ブログピープル)


トラックバックURL : https://hiroseto.exblog.jp/tb/6727684
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by hiroseto2004 | 2007-11-02 21:20 | 新しい政治をめざして | Trackback