石油やアメリカのせいばかりか?
2008年 01月 23日
よく枕詞のように「アメリカのサブプライムローン」「原油や穀物値上がり」が経済の先行き不安を示すキーワードとして最近でてきます。
そもそも日本経済は「悪い」状態でした。
いわゆる「実質為替レート」は過去最低。
ここ数年、日本製品を叩き売りしつつ、外需に依存していました。その反映です。
内需は賃金を抑制した結果抑えこまれた。だからこそ一人当たりGDPは先進国で唯一横ばいだったのです。
だが、そうなると国際的な日本の地位はどんどん低下します。
そして、国内では、人々の所得が伸びない中で、なかなか企業も石油や穀物値上がりを転嫁しにくい。
結局誰か損をかぶらざるをえない。たいていそれは、弱い立場の下請けや労働者です。
それがまた所得低下→内需低下と悪循環になっていきます。
ただ、日本経済は世界でも石油値上がりには強い部類です。ですからむしろ「人々の所得低下」こそ問題にすべきです。

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そもそも日本経済は「悪い」状態でした。
いわゆる「実質為替レート」は過去最低。
ここ数年、日本製品を叩き売りしつつ、外需に依存していました。その反映です。
内需は賃金を抑制した結果抑えこまれた。だからこそ一人当たりGDPは先進国で唯一横ばいだったのです。
だが、そうなると国際的な日本の地位はどんどん低下します。
そして、国内では、人々の所得が伸びない中で、なかなか企業も石油や穀物値上がりを転嫁しにくい。
結局誰か損をかぶらざるをえない。たいていそれは、弱い立場の下請けや労働者です。
それがまた所得低下→内需低下と悪循環になっていきます。
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by hiroseto2004
| 2008-01-23 17:30
| 新しい政治をめざして
|
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