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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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生きさせろ!雨宮処凛と考える2

「生きさせろ!雨宮処凛と考える反貧困近畿三都物語」は17日、京都に移動。

「雨宮処凛とすごいいきかた語り合おう!」とタイトル。

ユニオンぼちぼちの橋口昌治さんは、若者の労働組合に簡単な説明。

雨宮さんから組合へのアドバイスとして、「理解できるまで、話を聞いてほしい。」

河添さんから、反・貧困たすけあいネットワークについて説明。貧困になった人は、どこに相談したらよいかもわからない人が多い。万が一のときは一万円という金額を無利子で出す。ただ、ワーキングプアだけではなりたたないので、当面は困っていない人にも加わってもらうということです。

もちろんこういうことは政府がすべき話であり、きちんと社会保障を確立することも目的にしていくことをしていくということです。

永瀬ユキさんは、昭文社裁判に力を得て、女性として生きることになります。

しかし、当事者の中でも発言権に差があることに気づきます。

社会的に地位が低い人ほど発言権がないということです。

また、弱いもの同士が分断されている実態がある。

反貧困でつながりあうことが必要ではないか。お互いが分かり合うことが必要ではないかということです。

雨宮さんは「小さい違いで叩きあうほど、追い込まれてしまう。生活保護とフリーターなどでの違いで叩きあったり。それでは、上に利用されるだけ。高齢者の福祉が削られたら若者がよくなるわけではない。」
「非正規の人は転々としている。その結果選挙にまでいけない人も多い。」

永瀬さんは市議選にもでました。「存在を社会に示したかった。また市民みんなに発言権を与える開かれた自治体にしたかった。」
雨宮さんからは、それに対応して、杉並区議会議員選挙を戦った、「素人の乱」について説明がありました。

いつも、「自転車返せ」など激しい?デモなどをしています。

ただ、デモだと警察がうるさいので、選挙で騒ごう、というわけです。そして高円寺を「解放区」にしてしまったのです。ちなみに供託金は無事帰ってきました。

竹林雅宏さんは「41歳。フリーター。希望は生存」

「大学時代はバイトで留年。ある大手スーパーに就職。」
「店舗を転々と異動。ストレスからかアトピーに。結局やめた」
「その後、海外などに出かけた。」
「2004年度に工場のアルバイトについた」
「1月や5月、8月には収入が減るので、時給制の日雇い派遣にも登録。」
「これ以上落ちるのは絶対嫌だ、という気持ちでがんばっています。」

雨宮さんは、「例えば、自分だけが転職しても、全体の問題は変えられない。社会全体を変えないといけない。」
「追いつめられた人にはたすけあいネットワークやもやいを紹介しているが、知らなかったら死んでいる。これではおかしい。」と制度などを変えていくべきとしました。

その後、参加者から、活発な議論がありました。年配の男性が「昔も大変だった。為替レートも、円が高くなっている。若い人も哲学を持って」というと、若い人からは「すでに追い込まれている人は、そういう言葉に傷ついてしまう」と。

記者も「日本の一人当たりのGDPは、年配の方が(現役)バリバリだったころは世界でも第二位だったが、今は18位まで転落している。表面上円が高くなっているように見えるが、現在は、プラザ合意以降、実質実効為替レートが過去最低になっている。やはり今の人は大変。ただ、自分としても、嘆いていても始まらないので、首都圏青年ユニオンを支える会に入会を申し込んだ。昔の労働組合は、きちんと、非正規雇用者を正規雇用に登用させてきた。がつんと正しいことをするよう、組合員が突き上げていこう。」と抱負をかたりました。

【大阪支局】

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by hiroseto2004 | 2008-02-17 18:11 | 新しい政治をめざして | Trackback