また「せんたく」参加市長の暴走

広島県三次市長の吉岡広小路さんは、「せんたく」に参加しています。

彼は四年前の合併に伴い、ハコモノの大盤振る舞いをする一方、2008年度予算で保育所民営化を計上しました。

あまりにひどいので、議会も保育所民営化費用は議会最終日の今日、予算から削除して可決しました。

しかし、吉岡市長は、再議を議会に要請。議会が明日以降も続く、異常事態です。

ハコモノを優先して保育所予算を削るとは、全く国民の要望に反することです。小泉純一郎さんが最初バカ受けしたのも、道路特定財源を一般化しつつ、保育所待機児童を0にする、という彼の施政方針演説に多くの人々が感動したからです。

無論、官僚たちは、ハコモノ優遇はつづけつつ、保育所への補助金はカットして一般財源化した

だから、国民が小泉さんに期待したのとはあべこべに、地方自治体は道路などハコモノを作っても保育所は予算を削る、という誘惑にかられるのです。

しかし、吉岡市長のしたことは暴挙です。

また、女性の政治力が弱いことをいいことに、女性が多い職場を狙いうちする。これはジェンダーバイアスでしょう。

府中市の伊藤市長といい、広島県の「せんたく」参加市長は、いまのところ問題がおおすぎます。
結局、ハコモノ優先の現場軽視という、古い方々そのままです。




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