台湾総統選挙は国民党が政権奪回・・目立つ日本の「周回遅れ」
2008年 03月 23日
台湾の総統選挙は国民党が政権を奪回しました。
http://micro.asahi.com/i/news/TKY200803220264.php?uid=NULLGWDOCOMO
1949年、国民党は、共産党との内戦に敗れ、台湾に逃亡。蒋介石が独裁政治を敷きました。
しかし、1990年代には民主化が進み、1996年には初の民選総統に李登輝さんが当選。さらに2000年には民進党の陳水扁総統が当選し、中華民国史上(大陸時代も含めて)初めて民主的な政権交代となりました。
しかし、陳政権は最近は「台湾独立」を再燃させ、大陸(中国共産党)との対立を煽り立てているという批判もありました。
台湾独立とは何かといえば、中華民国という一応、大陸時代からある正式な名称を捨て、中国とは別の「台湾」になるということです。
そうなると、中国共産党(中華人民共和国)もおもしろくない。
台湾独立より経済をという国民党の馬英九さんが勝ちました。
私も国民党の方が政策は現実的だと思います。台湾住民はいい選択をしたと思います。
それでも民進党に政権が一回渡ったことは良かった。選挙による民主的な政権交代が定着したからです。
国民党もいまさら昔のような強権にはもどれません。台湾はそれだけ民主主義が根付いたからです。
また、国民党の政策なら、台湾海峡の危機も遠のき、日本にとってもよいことです。台湾海峡の危機を理由にしたような米軍再編の論拠の一部も崩れます。
しかし情けないのは日本。
韓国と台湾にはとうとう民主主義では抜かれて、周回遅れになってしまいました。
日本人の奮起が必要ですね。

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1949年、国民党は、共産党との内戦に敗れ、台湾に逃亡。蒋介石が独裁政治を敷きました。
しかし、1990年代には民主化が進み、1996年には初の民選総統に李登輝さんが当選。さらに2000年には民進党の陳水扁総統が当選し、中華民国史上(大陸時代も含めて)初めて民主的な政権交代となりました。
しかし、陳政権は最近は「台湾独立」を再燃させ、大陸(中国共産党)との対立を煽り立てているという批判もありました。
台湾独立とは何かといえば、中華民国という一応、大陸時代からある正式な名称を捨て、中国とは別の「台湾」になるということです。
そうなると、中国共産党(中華人民共和国)もおもしろくない。
台湾独立より経済をという国民党の馬英九さんが勝ちました。
私も国民党の方が政策は現実的だと思います。台湾住民はいい選択をしたと思います。
それでも民進党に政権が一回渡ったことは良かった。選挙による民主的な政権交代が定着したからです。
国民党もいまさら昔のような強権にはもどれません。台湾はそれだけ民主主義が根付いたからです。
また、国民党の政策なら、台湾海峡の危機も遠のき、日本にとってもよいことです。台湾海峡の危機を理由にしたような米軍再編の論拠の一部も崩れます。
しかし情けないのは日本。
韓国と台湾にはとうとう民主主義では抜かれて、周回遅れになってしまいました。
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by hiroseto2004
| 2008-03-23 23:46
| 国際情勢
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