石原さんの誤りと自公の自爆テロ

都議会自民党・公明党は来年の都議選でどうしても負けたいとしか思えない。

新銀行東京への追加融資四百億円を今日、都議会委員会で、数にモノを言わせて可決しました。

２８日の本会議で成立させる構えです。

1、追加融資はない２、四百億円は毀損しない、3、監視機関を設ける

としています。

しかし今のままでは早晩、1と2が矛盾します。

銀行が倒れて四百億円が損害になるのを防がんとするなら、追加融資をするしかない、さりとて追加融資をしても長期には倒産、まだ間違いない、なんて状況の可能性が強い。

どちらにせよ、ずるずる「撤退のタイミング」さえ失しかねない禍根を残しました。

都民はそれをわかっているのです。そんな中、銀行存続を認めた都議会自民党・公明党は愚かとしかいいようがない。

　石原さんともろとも自爆するのではないでしょうか？しかし、自民党・公明党だけが自爆なら良いが都民を巻き込むのはいけません。

　むろん、一番罪が重いのは石原慎太郎知事です。

石原慎太郎さんの誤りは、「マクロ経済」を東京都という一自治体でなんとかしようとしたところにあります。

マクロな経済がネオコンの小泉・竹中路線により悪かったのです。

銀行を東京都が作って、無利子無担保融資をしたからといって景気が回復するなんて有り得ない。
さらに石原さんは9・11翼賛選挙で小泉純一郎さん率いる自民党を応援し、景気拡大派の亀井静香さんを見捨てた。

石原さんはまさに、自民党のネオコン路線を国政で支えつつ地方でケインズ主義という無謀な路線でした。

むろんそれはすべてお子さんの石原宏高さんの選挙のため、という見方もできます。

自民党ご所属のお子さんを人質にされ、自民党のネオコン路線を支援せざるをえない。さらに、お子さんの選挙地盤の会社への融資が多いといわれています。

だが、このような人物に選挙で三回もしつこくだまされた東京都都民も反省しないといけません。




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