ガソリンは当面下げたままでよい

ガソリン税の暫定税率が明日、切れます。

与党は「野党のせいで地方の財源がなくなる」という雰囲気を醸し出そうとする。

ついに「一旦下がっても上げさせろ」と言い出しました。

私は、原則をを言えば「ガソリンは高いが環境や福祉は充実」という欧州型で良いと思っています。「効率的で大きな政府」です。

しかし、今の自民党にガソリン税を維持させて国民にいいようになりますか？

　まず、道路を作りすぎたことが、過剰な日本のクルマ社会化を進めました。ガソリン税を道路にあててきておいて、今頃になって「温暖化対策」というのは、「すぐばれるうそ」の類です。

　そして、５年半の間、福祉をカットしてアメリカ国債を五千億ドル増やしたのが小泉純一郎さんですよ。

　まず、外貨準備を取り崩すなり、諸外国と比べても過大な年金積み立て金を活用するなどが先です。

　暫定税率を１ヶ月やそこらで急いで戻す必要性はないでしょう。

　ここは、与党にきっちり、財源は手当てさせる。その上で、来年度へむけ、きちんと長期ビジョンを議論すればよいのです。




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