滅び行く勢力とは反省なき勢力

衆院山口二区補欠選挙で敗れた、山本しげたろうさんのインタビューを見ていて、椅子からずり落ちそうになりました。

「後期高齢者医療制度が山口二区で争点にならないと思い込んでいた」。

彼が本気でそう考えていたとすれば、彼には庶民感覚というものが微塵もないことを自白したようなものです。

また、地域活性化さえ訴えていればいいと高をくくっていたとすれば、有権者をバカにしていたとしか思えないのです。

「利益誘導さえすれば有権者は入れてくれる」と。

しかし有権者の大半は山本しげたろうさんの公約を「県知事か市長の仕事」と考えていたのです。

また自民党の伊吹幹事長は「山口二区の市町村長はみな暫定税率の復元を望んでいる。市町村長も民意で選ばれている。」と、ガソリン税再増税が民意で否定されたことを躍起で否定しようとしていました。

本当に見苦しいと思います。

山口二区の市町村長は国と対決した井原前岩国市長が補助金カットという鞭で国に締め上げられたことを間近でみています。

いくら彼らが、表面上自民党に従順に見えても、どこまで本心で今の国のやっていることがいいと思っているか疑わしいのです。

全く反省のない人々。滅び行く勢力とはそういうものでしょうか。




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