ブラックジョーク?日本解体も?
2008年 05月 29日
以下は、実は大学生のころからのさとうの持論です。
正確にいえば「選択肢としてこういうのもありだよ」という私の提案です。
はっきりいって今の日本国のままなら、国民は不幸だし、ずるずると経済的にも後退していくばかりです。
そもそも、日本がひとまとまりの国として意識されたのは日清戦争からです。天皇と、「一定の議会制民主主義」が媒介となった大日本帝国が確立したのは広島に大本営がおかれ、議会が広島で戦争予算に賛成した日清戦争においてなのです。
「ひとまとまりの日本」は、そんなに古い話ではないのです。
もう今は、中央集権化は邪魔でしかない。
今は納得が一定得られるような民主的な意志決定が大事な時代である。
そうなると、民主主義が機能しやすいレベルに経済単位を分割したいです。
1億だとちょっと機動的な民主主義の機能が難しいのではないか?
そこで、まず、第一段階として、日本を通貨レベルで解体します。
道州制ではなく連邦制への移行です。私は各単位の名称は「クニ」ないし「国」でよいと思います。
東京(国)と北海道(国)で同じ円を使っていたらそれは北海道が苦しいのは実は当然です。
円相場は競争力がある東京に引っ張られる。そうなると北海道は苦しい。
そこで通貨を別々にします。経済政策も別々にします。勝手にお金をするのもOKにします。
北海道円は下落し、競争力がつきます。また北海道政府はお金を刷って景気をよくします。
また、人口が一千万程度の国に分割されるので、意志決定はしっかりします。
しばらくしたら、こんどは、韓国や台湾、ベトナムなど、近隣の比較的人口が少ない国と日本が割れた各国がEUのような経済同盟を結びます。
ついでにNATOのような条約機構もつくります。
その後、例えば、EUとの経済同盟なども選択肢。そうなると日本の各国は、男女平等や福祉など、高水準のものを受け入れなくてはいけません。
今の国のあり方なんてせいぜい百年ちょっとの話です。「アメリカ従属の中央集権国家」という意味なら、中曽根政権以降の二十年です。
ちょっとは今の国のあり方を疑ってみたら頭の体操になります。
いまや「日本国」は国民を見捨てようとしている。
地方のことなど、若殿・姫君はなにもわかっちゃいないのに、議員や官僚などの意志決定システムを独占しています。
そして、打つ手打つ手がことごとく庶民いじめ、地方いじめです。
そんな国なら、自然に解体ないし空中分解せざるをえないのではないか?ともいえるのです。
たとえば、地方交付税を削るということは、逆に言えば日本国の中枢には国民国家日本を維持する意思も能力もないということでしょう。
そうであるならば、むしろオルタナティブを提示するのも必要だと思います。
最悪、経済混乱の中で、怒った地方が次々と独立宣言を行う。
そんなケースも、「若殿」の福田総理や町村官房長官をみているとあながちブラックジョークでは済まされないと思います。

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正確にいえば「選択肢としてこういうのもありだよ」という私の提案です。
はっきりいって今の日本国のままなら、国民は不幸だし、ずるずると経済的にも後退していくばかりです。
そもそも、日本がひとまとまりの国として意識されたのは日清戦争からです。天皇と、「一定の議会制民主主義」が媒介となった大日本帝国が確立したのは広島に大本営がおかれ、議会が広島で戦争予算に賛成した日清戦争においてなのです。
「ひとまとまりの日本」は、そんなに古い話ではないのです。
もう今は、中央集権化は邪魔でしかない。
今は納得が一定得られるような民主的な意志決定が大事な時代である。
そうなると、民主主義が機能しやすいレベルに経済単位を分割したいです。
1億だとちょっと機動的な民主主義の機能が難しいのではないか?
そこで、まず、第一段階として、日本を通貨レベルで解体します。
道州制ではなく連邦制への移行です。私は各単位の名称は「クニ」ないし「国」でよいと思います。
東京(国)と北海道(国)で同じ円を使っていたらそれは北海道が苦しいのは実は当然です。
円相場は競争力がある東京に引っ張られる。そうなると北海道は苦しい。
そこで通貨を別々にします。経済政策も別々にします。勝手にお金をするのもOKにします。
北海道円は下落し、競争力がつきます。また北海道政府はお金を刷って景気をよくします。
また、人口が一千万程度の国に分割されるので、意志決定はしっかりします。
しばらくしたら、こんどは、韓国や台湾、ベトナムなど、近隣の比較的人口が少ない国と日本が割れた各国がEUのような経済同盟を結びます。
ついでにNATOのような条約機構もつくります。
その後、例えば、EUとの経済同盟なども選択肢。そうなると日本の各国は、男女平等や福祉など、高水準のものを受け入れなくてはいけません。
今の国のあり方なんてせいぜい百年ちょっとの話です。「アメリカ従属の中央集権国家」という意味なら、中曽根政権以降の二十年です。
ちょっとは今の国のあり方を疑ってみたら頭の体操になります。
いまや「日本国」は国民を見捨てようとしている。
地方のことなど、若殿・姫君はなにもわかっちゃいないのに、議員や官僚などの意志決定システムを独占しています。
そして、打つ手打つ手がことごとく庶民いじめ、地方いじめです。
そんな国なら、自然に解体ないし空中分解せざるをえないのではないか?ともいえるのです。
たとえば、地方交付税を削るということは、逆に言えば日本国の中枢には国民国家日本を維持する意思も能力もないということでしょう。
そうであるならば、むしろオルタナティブを提示するのも必要だと思います。
最悪、経済混乱の中で、怒った地方が次々と独立宣言を行う。
そんなケースも、「若殿」の福田総理や町村官房長官をみているとあながちブラックジョークでは済まされないと思います。

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by hiroseto2004
| 2008-05-29 20:19
| 新しい政治をめざして
|
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