「歳出削減」路線も、「消費税増税」もNO!セーフティネットで国民が元気になる路線を!
2008年 06月 04日
いわゆる「歳出削減&上げ潮」派の中川秀直さんも、消費税増税派の財務省も庶民にとっては不毛だと考えます。
そもそも中川秀直さんも、「歳出削減をして、これ以上できないということろまでして、消費税を増税する」という主張です。
ただ、私が思うには、野党側は、「サービスは充実」「無駄は排除」というところに徹すればよいと思います。
とくにみなさまに緊急にお願いしたいのが「セーフティネットを張ることにより、国民が元気になって働き、経済が成長し、財政もかえって改善する」という主張を強めていただくことです。
介護保険給付2兆円カット求める「あべこべ政治」
さとうしゅういち2008/05/17
http://www.janjan.jp/government/0805/0805157133/1.php
ただ、福田さんはこうした構造の中では、比較的ましな対応をとっているとも思うのです。食料サミットでは、バイオエタノールに対して食料価格の高騰につながるという懸念を表明し、アメリカと違う主張をするなど、小泉・安倍総理よりは国民経済のことを考えています。
逆に言えば、福田総理以外のいかなる自民党内の人材にも期待はできないと私は思います。

以下は、植草一秀さんのブログ「知られざる真実」からです。
まったくそのとおりだと思います。

記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!



人気blogランキングへ
そもそも中川秀直さんも、「歳出削減をして、これ以上できないということろまでして、消費税を増税する」という主張です。
ただ、私が思うには、野党側は、「サービスは充実」「無駄は排除」というところに徹すればよいと思います。
とくにみなさまに緊急にお願いしたいのが「セーフティネットを張ることにより、国民が元気になって働き、経済が成長し、財政もかえって改善する」という主張を強めていただくことです。
介護保険給付2兆円カット求める「あべこべ政治」
さとうしゅういち2008/05/17
財務省は介護保険にかかる費用を2兆円削減する方針だという。しかし、これは目先のソロバン合わせだけだ。国民の不安をあおり、民力の窮乏、国家経済の疲弊を招く恐れが大きい。政府のすべきことは、国民へのサービスを充実して安心して働いてもらい、消費の拡大を図ることだ。「あべこべ政治」も頂点に達した。早急な転換が必要だ。
http://www.janjan.jp/government/0805/0805157133/1.php
ただ、福田さんはこうした構造の中では、比較的ましな対応をとっているとも思うのです。食料サミットでは、バイオエタノールに対して食料価格の高騰につながるという懸念を表明し、アメリカと違う主張をするなど、小泉・安倍総理よりは国民経済のことを考えています。
逆に言えば、福田総理以外のいかなる自民党内の人材にも期待はできないと私は思います。

以下は、植草一秀さんのブログ「知られざる真実」からです。
まったくそのとおりだと思います。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c7a8.html
自民党内でこれから「財政再建派=増税派」VS「上げ潮派=歳出削減派」の対立が演出されることになる。「上げ潮派」は消費税の増税よりも歳出削減、「小さな政府」を主張し、財務省とも対立する素振りを示すと考えられる。
財政再建派は社会保障制度の安定性確保のための消費税増税を主張する。だが、総選挙を控えて与党が増税方針を最終的に決定する可能性はゼロである。最後は「歳出削減派」が勝利する。小泉元首相と中川秀直氏を中心とする新しい政治勢力が自民党を最終的に代表することになるだろう。麻生氏が担がれる可能性もある。同時に自民党は選挙に不利な増税も真剣に論じる政党であることをアピールする。
すべては、総選挙での政権交代を回避するための戦術である。「上げ潮派=歳出削減派」は財務省と対峙する素振りを示すが、裏では確実に繋がっていると考えられる。歳出削減派の主張する「小さな政府」は「弱者を切り捨てる小さな政府」であって、「官僚利権を根絶する小さな政府」ではない。その明白な根拠は、日本政策投資銀行、国際協力銀行、国民生活金融公庫の制度改革に際して、「天下り禁止」が盛り込まれなかったことだ。私はこの問題が最も分かりやすいリトマス試験紙であると主張し続けた。
「上げ潮派」の主張する経済成長による財政収支改善と政府の無駄排除は私の持論である。この考え方を取り入れたことは評価できるが、本当に官僚利権を排除するのかどうかは疑わしい。
日銀人事で福田政権が最後まで財務省からの天下り維持に執着したことも、この実態を象徴している。今国会での日銀副総裁人事決定が見送られる可能性が高まっているが、日銀法には国会閉会中には内閣が日銀人事を決定できるとの規定があり、財務省利権を死守しようとする福田政権が、国会閉会中に国民の意思に反する人事を決定する暴挙に出るリスクがないとは言い切れない。
日本社会は権謀術数に依存する政治権力とそのメディア・コントロールによって破壊され尽くされようとしている。国家公務員制度改革を形にし、歳出削減を重視する装いをまとう政治主張に、多くの国民が欺かれてしまう危険が充満している。表層に見られる細かな事象から政治権力の権謀術数を洞察し、メディアが伝えない真相、深層を、一人でも多くの心ある国民に伝えなければならないと思う。

記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!



人気blogランキングへ

タイトル : 「カイカク」派の反転攻勢と「ポスト福田」のゆくえ
昨日から6月に入ったが、このところブログを週休三日にしているため、これが6月最初のエントリになる。 三度目か四度目かわからない再燃をした「遅れてきた水伝」騒動は、そもそもの最初から擬似科学批判が論溺..... more
昨日から6月に入ったが、このところブログを週休三日にしているため、これが6月最初のエントリになる。 三度目か四度目かわからない再燃をした「遅れてきた水伝」騒動は、そもそもの最初から擬似科学批判が論溺..... more
by hiroseto2004
| 2008-06-04 21:15
| 経済・財政・金融
|
Trackback(1)