昔は重罰に処されかねなかったDV 被害者たち
2008年 06月 18日
昔、刑法に尊属殺人の規定がありました。
尊属殺人は重罰、というのです。
しかし、なぜ尊属を殺さないといけないか?
実は少なくない女性たちが、尊属(多くは父親)による暴力を受け、それでどうしようもなくなってから、犯行に、というケースもあったのです。
DV被害を受けた上、重く罰せられる。そんなバカなことがあった。
女は男に従うもの、という固定観念が司法にもあったといっても過言ではない。
無論、多くの判例は尊属殺人規定を適用することは避けてきました。
今はどうか?
被害者は、加害者が自分に暴力を振るうのは自分がダメだから、という固定観念があります。
そこまで夫なりパートナーに支配されてしまう。
女性は経済的にも自立が難しいからなかなか支配から脱却するのが難しい。
「いやなら逃げればいい」と言う声もあるが逃げることすらできない。
ここが「犬も食わぬ夫婦げんか」とDVの決定的な違いです。
ずいぶん、昔よりは、問題は顕在化してきました。
だがまだまだ、我慢している方がおおいのではないか、と思うのです。
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尊属殺人は重罰、というのです。
しかし、なぜ尊属を殺さないといけないか?
実は少なくない女性たちが、尊属(多くは父親)による暴力を受け、それでどうしようもなくなってから、犯行に、というケースもあったのです。
DV被害を受けた上、重く罰せられる。そんなバカなことがあった。
女は男に従うもの、という固定観念が司法にもあったといっても過言ではない。
無論、多くの判例は尊属殺人規定を適用することは避けてきました。
今はどうか?
被害者は、加害者が自分に暴力を振るうのは自分がダメだから、という固定観念があります。
そこまで夫なりパートナーに支配されてしまう。
女性は経済的にも自立が難しいからなかなか支配から脱却するのが難しい。
「いやなら逃げればいい」と言う声もあるが逃げることすらできない。
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by hiroseto2004
| 2008-06-18 18:06
| ジェンダー・人権
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