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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「加藤前駐米大使のプロ野球コミッショナー就任」・・社会参画の機会奪う「えらい人」のポスト独占

「加藤前駐米大使のプロ野球コミッショナー就任は最大の天下りだ」というタイトルの記事が天木直人さんのブログにあります。

http://www.amakiblog.com/archives/2008/06/24/#000959

過去のコミッショナーは以下の通りです。

1. 福井 盛太(1951年4月~1954年4月/元検事総長)

2. 井上 登(1956年1月~1962年1月/元最高裁判所判事)

3. 内村 祐之(1962年5月~1965年4月/元東京大学総長)

4. 宮沢 俊義(1965年8月~1971年3月/元東京大学法学部教授)

5. 大濱 信泉(1971年5月~1976年2月/元早稲田大学総長)

6. 金子 鋭(1976年7月~1979年2月/元富士銀行相談役)

7. 下田 武三(1979年4月~1985年3月/元最高裁判所判事)

8. 竹内 壽平(1985年5月~1988年6月/元検事総長)

9. 吉國 一郎(1989年3月~1998年3月/元内閣法制局長官)

10. 川島 廣守(1998年3月~2004年1月/元内閣官房副長官、セ・リーグ会長)

11. 根來 泰周(2004年2月~2007年1月/元東京高等検察庁検事長、公正取引委
員会委員長[2])

12. 加藤 良三(2008年7月~/元駐米大使)

  この手の民間団体も、結局は「えらい人の天下り先」というのがかなりあるのではないでしょうか?

  身近なところでも、いろいろな民間団体の役員を、一部のえらい人が独占しているということがあります。そういう人はたいてい、自治体の審議会委員、などを兼ねています。最近では、流行の「社外取締役」なども、そうした「えらい人」の独占の対象になりつつあるような危惧がします。

 豊中市のすてっぷ財団の高橋叡子理事長も、府の会議の委員はもちろん、武道の道場の理事まで勤めるなどしています。

 ほかのところで委員をしているからということで、その人をまた任命してしまう自治体、民間団体、企業などにも問題があります。

  「あの団体で役員をしているからあの人に頼んでみよう」、こういう安易な考えはありませんか?役所、企業だけでなく、市民運動などでもよくあるパターンです。

 それは、多くの人の社会参画の機会を奪っていると思います。

 また、有効なチェック機能が働かなくなってしまうということもあります。官民問わず、外部の審議委員なり、役員なりを任命するのは、チェック機能を期待してのことです。

 しかし、これでは、どこの役所でも会社でも団体でも、結局「口当たりのよい意見」を言う人がポストを独占しているということになりかねない。

 また、任命されたほうも、あまりに多くの役員を抱えすぎますから、一つ一つに割くエネルギーに限りがあります。結局、体のよいことを言うか、何も発言しないか、になりかねないのです。

 こうした、「ポストの独占」は、官民問わず、打破していかないといけないと思います。そうしないと組織が活性化しないと思います。

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by hiroseto2004 | 2008-06-24 12:12 | 新しい政治をめざして | Trackback(1)