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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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WLBからWLIへ

 乱暴に言えば、今までの日本は男性労働者は滅私奉公、女性労働者は、「家計補助+家事・育児・介護」という役割分担を押し付けられてきた、と考えられています。

 それを前提にした制度を最近まで基本的には温存してきた。

 しかし、現に「正社員になっている労働者」以外には非正規雇用が大きく広がっているのが実態です。

 長時間労働の正社員。単独では食うに困る非正規雇用。

 しかし、それではいけない、ということに、ようやく企業も国も気付いてきた。だから、2008年はワークライフバランス(work life balance)元年だ、と言われているわけです。

 もう一歩、考えを進めれば、「ワークライフインテグレーション」(work life integration)ということを考えたい。

すなわち、仕事と生活の統合です。統合と言うと、公私混同に見えてしまいますが、違います。
公私がお互いいい意味で刺激しあうということです。アウフヘーベンに近いかもしれません。

  これは、「滅私奉公」とは正反対です。すなわち、むしろ趣味や家庭生活、地域活動の経験があるからこそ、民間であればよいサービスや商品開発が出来る。行政であればよい政策立案ができる。

 そこまで踏み込んで考えるなら、WLBからWLIへ考え方を進めるときも来ると思います。

私自身はWLI論に近い考え方です。WLBだと、労働を苦痛と考える要素も言葉の雰囲気からは出てくる。そうではなく、人間を生かす場としての労働を考えれば、WLIのほうがしっくりくるなあ、とおもいます。

 職場にずっと入り浸っているだけでは、結局生産性が上がる仕事が出来るような時代ではないとおもいます。

 生活を充実させ、見聞を広め、その中から仕事のネタも見つかる。そういう観点も私は強調したいと思うのです。

 しかし、まだまだ、本音では、行政でも民間でも私から見れば二世代前の「滅私奉公論」に、意思決定の中枢にいる人ほど囚われている状況なのです。滅私奉公せずに済む様な環境を整えるのが、えらい人の役目なのですが、それを放棄して、時代錯誤の説教をする人も多いようですから困ります。

 総理の福田康夫さんは、自民党ですが、必要にかられてWLBを推進しているわけですが、古臭い人々が、逆に福田さんへの抵抗勢力になっているのではないか、とおもいます。(もちろん、昨年の参院選の結果、野党が参院で多数であるということが、福田さんを突き動かしているのですが)。

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by hiroseto2004 | 2008-06-29 14:31 | ジェンダー・人権 | Trackback(1)