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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004
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広島で上原公子さん、地方自治を語る

7月5日夕方、広島市西区民文化センターで、「岩国基地の拡張強化に反対する西部住民の会」の主催で、上原公子・前国立市長の講演会を開催しました。

http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/

上原さんは、岩国市長選挙では井原勝介・前市長を応援された方ですが、岩国については、厳しく、批判されました。

「客観的に見て、お金に負けてしまった。国の補助金に依存するのはやめるべきだとおもうが、依存してきた。そのつけがきた」
と、今までの岩国のあり方も忌憚なく批判。

「確かに、相手方(福田良彦陣営)は、なんでもありの情けない選挙をやってきたが、そういう選挙を許してしまったのも岩国市民。」

「国民全体も、米軍再編推進法の強行採決を見逃してしまった。」
「コスタリカでは、小さいときから憲法を権利を守るお守りとして教え込んでいる。コスタリカの人は「憲法を使っている」」
「2年後にも憲法改正の国民投票が行われるが、そもそも憲法を使っていないところでどういう投票になるのかは不安」
「市長在任中から、そこでずっと憲法の話をしてきた。憲法9条はよく言われるが、たとえば憲法11条、12条、13条(などの人権条項)や、92条、97条、99条などは知らない人が多い。」
と現状を憂えました。
「そうはいっても、成人式などで挨拶をするとき、若い人に憲法の話をするとよく聞いてくれていたようだ。」と振り返りました。

沖縄の問題については
「沖縄の人たちが戦ってきたのは、本土復帰で本土並みの人権が回復できると思ったから。しかし、本土復帰しても、基地により、人権は侵害されている。」

■蹂躙される人権

「そして、今、住基ネットや、立川テント村事件での最高裁判決のように、人権が蹂躙されている。国民は国家によって人権が蹂躙されている状況に真剣に怒らないといけない。」
「公共の福祉の名の下に、どんどん個人の尊重が形骸化している。」

■地方自治と平和

その上で、岩国基地の米兵が広島市内で女性に暴行した事件に言及しました。
「岩国の人が、広島の人が、もっと自分の町のことを考えてはじめて、このような事件への怒りももっと広がるのではないか。」
としました。

その上で、地方自治について、国立市と隣の旧砂川町の例を紹介しました。

「(一般論としてどこでも)市民はすぐ職員にやれ、と要求し、市議会議員などが圧力をかけてそれを代弁していた。しかし、それでは済まされない時代になっている。」

 「隣の砂川町では、昔、砂川闘争を15年かけて闘いぬいた。最高裁では負けたが、結局アメリカ軍が音をあげて撤退した。」

 「国立市では、景観を壊す高層マンションに対して、住民が立ち上がった。いくつかの訴訟が闘われ、最高裁で結局負けたが、しかし、景観法という法律がこれを契機にできた。たとえ裁判で負けても勝ち取るものはある。動かないと、人権というものは荒らされてしまう」
と語気を強めました。

国立は、もちろん、私も2000年3月まで東京在住でしたから、市民運動が盛んだったのは存じ上げています。

http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/~kikaku/01kikaku/01144/01144_2.html

市民のまちづくりの出発点「文教地区指定運動」とは…


 私が東京を離れて情報に疎くなった(どうしても広島県内に興味の重心が移るため)後も、がんばっておられる、ということを確認できて、うれしいおもいがしました。

 上原市政での成果として、市民が自主的に行う活動が活性化したということを具体例を挙げて紹介しました。


 国立市では、自ら市民が財政分析をしました。また、議員の通信簿を市民が自主的につけました。上原市政では、国政と与野党が逆で市議会は「野党」自民党・公明党が多数で、議案も否決されることが多かったのですが、市民の後押しがそれを補っていることが伝わってきました。

 東京の方ならご存知と思いますが、有名な桜並木の保全では、市が呼びかけた講習会に参加して、「樹木医」の資格を取り、「桜守」としてボランティアに登録し活躍しています。

 また、公団住宅では、高齢化・過疎化が進み、商店もシャッターが目立つようになっていましたが、これを見事に復活させたのも市民の力です。

 一橋大学の学生と商店街、そして市民、市役所が共同でプロジェクトを進めました。学生の若い力が入ったおかげで、大いに盛り上がったそうです。また、国立市出身の長野県副知事のはからいで、同県朝日村の間伐財を無料で提供してもらう一方で、学生が同村にボランティアに出向くなどし、それを契機に交流が深まっているそうです。

http://www.vill.asahi.nagano.jp/

 また、家に閉じこもりがちのこどもたちに外に出てもらうにはどうしたか?子育てしやすい町NO1の国立の秘密は何か?

 「市だけ」でやろうとしないことです。

 最初は、保健センターの一室を借りて遊び場を作ったら、市内から多くの親子がおしかけた。

 これでは「地域に子どもを」の趣旨に反するので、その後は地域の公共施設のあいているスペースを使って子供たちに来てもらいました。

 あるいは、地域の年配者に絵本の読み聞かせをしてもらうなどしたそうです。そうやって、地域のネットワークを再活性化させ、子どもたちを地域に戻したそうです。

今回の上原さんの講演会は、以下のようなことがよくわかりました。

 1、地方自治を活性化させてこそ、国に頼らないで済む。
 2、それが平和を守ることにもつながるということ。

 3、もうひとつは、こういう行政のやり方は、非常に私にとっても参考になりました。

 行政は、市民のためになんでもしなければならない。これは実は成り立ち得ない。あるいは、共同といって、行政が実際は仕切って、市民の労働力だけ利用、というのもよくない。市民のニーズを市民自身が実現するために、なにができるか。そういう視点を自分の仕事に生かしていきたい、と思いました。


広島で上原公子さん、地方自治を語る_e0094315_1847474.jpg



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by hiroseto2004 | 2008-07-05 11:03 | 新しい政治をめざして | Trackback