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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

対米従属・排外主義以外の選択肢

 最近、アメリカへの過度な従属は、実はかなり日本国内の政治問題という側面も強い、と私は考えています。

 アメリカの中でもできればアメリカ軍をかなり世界から撤収したい。こういう本音を持つ人も多い。

 経済悪化という現実をみれば、アメリカの世界からの撤収は、歴史的必然とも言えます。

 その分、アメリカは、日本や中国に業務をアウトソーシングしたい。南アジアではインドに業務委託。アフガニスタンは現にEUに業務委託しています。

日本はある意味、アメリカに対してむしろ優位もあるのに生かしていない。もう逃げ出したいアメリカにとどまってもらおうとすれば、巨額の見返りが必要になります。

それがグアム移転による工事費負担であり、思いやり予算であり、アメリカ兵への弱い対応である。

能動的に対応する力を失っています。

アメリカもかつてほどは力にものをいわせなくなった。

力を振るえなくなった。そこここで、国々の自主的な動きを抑えていません。

ベネズエラとキューバなど、ドル体制を回避した経済交流も進んでいます。

福田総理も案外分かってはいる。

だから、バイオエタノール問題では突っ張った。
ただ、ラジカルな対米従属勢力が自民党でも残存している。

対米従属勢力は対米従属ビジネスで儲けている。
ただ、アメリカの力は低下する一方だ。

うまい具合に、日本は、今の世界状態に能動的に対応しないといけない。
エネルギー、食糧も含めどう考えるか?

ドル以外の経済システムをどう構築するか?

新しい世界がどうなるかわからないが、少なくともアメリカ従属以外のオルタナティブを実行していく。そういう選択肢をつくる努力が必要です。
アメリカ従属化がだめだからといって、排外主義に走るのは「いつか来た道」だ。

排外主義でもアメリカ従属化でもない、選択肢をつくらねばならない。

インターネットのネオコンの方々の排外主義など、国民の利益を損なうことにしかならない。

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by hiroseto2004 | 2008-07-27 21:34 | 新しい政治をめざして | Trackback