参院選「自民党KO 負け」1周年---「自分はどうしたいか」押し出し、汗を流そう!
2008年 07月 29日
読者のみなさま。
特に、広い意味で同志である、野党の党員や支持者のかたがたにお訴えしたいと思います。
昨年7月29日、あの参院選で自民党が、まさに「KO負け」と表現できる惨敗を喫して今日で一年になりました。
国民の暮らしはますます厳しくなっています。
一秒でもはやくこうした状況から脱したいという願いをもっておられる方も多いと思います。
もちろん、参院での与野党逆転を背景に、自民党の事実上の独裁によるウミが明らかになってきました。
また一時的とはいえ自衛隊はインド洋から撤退し、ガソリン税は下がりました。
主権者は明らかに政治を動かしています。
しかし、まだ、あと一歩、二歩、いや、たゆみない不断の努力が人権を勝ち取るのには必要です。
特に野党の皆さんには、「今、まさに自分たちは何がしたいか?」
「どうしたいか?」
を忘れないでいただきたいと、僭越ながら申し上げます。
「いつ解散になるのか?」
「自民党はどんなせこい手を使ってくるのか?」
など、不安はあります。
しかし、「自民党がどう出る」、とか、「政局がどうか」、に関わらずやるべきことは決まっています。
すなわち、野党が政権をとるとして、何をしたいのか?そこをはっきりさせ、汗を流すことです。
たしかに、自民党は、せこい手は使うでしょう。
表面上、役人をたたいて人々に溜飲を下げてもらおうという手は十八番です。
しかし、私たちがすべきは、新しい政治をかかげることで堂々と与党をよりたおすことです。
自民党の向こうを張って、せこい戦術合戦に巻き込まれても仕方がないのです。
昨年の参院選、働いても働いても食えない人がたくさんでていることに憤り立ち上がった人も多いのではないでしょうか?
また、人間がばらばらにされるような状況に不安を感じる人は多い。
そんな思いに熱くしかし冷静な政策立案でこたえればよいのです。
また、世界情勢では、やはりアメリカの勢力の後退は覆いがたい。そういうなかで、アメリカへの従属からの脱却は当然です。しかし、勢い余って排外主義になってもいけないのです。
わたしたちは、自民批判だけでは済まされず、もはや新しい時代を切り開く旗を掲げなければいけない。
そして、大衆運動はいまこそ、正しい提言を政治家に行い、野党を励ましていかねばならないのです。
野党のみなさんは、今後も国民の立場により立って、経済政策でとくにぶれないことが大事です。
民主党がいままで、庶民からいまひとつ信用されなかったのも、その点で不安を抱かせた面がありました。
それとともに街頭での宣伝など、まだまだ汗がたりなかったこともありました。
しかし参院選ではそれらの弱点を一定克服しました。特に民主党の幹部のみなさんには参院選を忘れるな、と申し上げます。
庶民の目線にたった経済政策で筋をとおし、野党が共闘すれば、政権は自然に転がり込むでしょう。
また、政権交代を望む市民のみなさん。今や自民党がどう出るか、ということで浮き足立っても仕方がないのです。
具体的にビジョンを示さねばなりません。
エネルギーと食料。これが人々の不安要因の一つです。
金融問題、外交政策、地域経済活性化とつながってきます。これらを統合的にしたビジョンを示さねばなりません。
例えばドイツのように地域の人々が生産したクリーンなエネルギーを電力会社が買取り、環境と地域経済活性化を両立させるような道を希望の光として示さねばなりません。道路や原発からクリーンエネルギーが地域活性化の目玉になるのです。
もう一つの重要な問題は、まさに貧困問題です。
これも労働政策と社会保障政策、地域経済政策が切り離せません。
社会全体でセーフティーネットを整備しなければ、大手企業正社員などとそれ以外で格差がひろがります。
そして、上記を満たすような政治改革・行財政改革を構想せねばなりません。これらは自民党には絶対できません。
本当の意味での国民主権にするための改革が必要です。
地域のお金が地域の人々に帰るような、財政システム、行政改革が必要です。
そのためにはどうすればよいか?
東京のコンサルタントやゼネコンが儲かる政治から、地元の人が教育や福祉へのサービスに従事するような政治にすればよいのです。
これらで、野党は具体的に提案をしていけばよいし、大衆運動はそう野党を仕向けなければならないのです。
繰り返します。自民党がどうのこうのではない。
「自分たちは何がしたいか?」
「どうしたいか?」を大事にして汗をながしましょう!

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特に、広い意味で同志である、野党の党員や支持者のかたがたにお訴えしたいと思います。
昨年7月29日、あの参院選で自民党が、まさに「KO負け」と表現できる惨敗を喫して今日で一年になりました。
国民の暮らしはますます厳しくなっています。
一秒でもはやくこうした状況から脱したいという願いをもっておられる方も多いと思います。
もちろん、参院での与野党逆転を背景に、自民党の事実上の独裁によるウミが明らかになってきました。
また一時的とはいえ自衛隊はインド洋から撤退し、ガソリン税は下がりました。
主権者は明らかに政治を動かしています。
しかし、まだ、あと一歩、二歩、いや、たゆみない不断の努力が人権を勝ち取るのには必要です。
特に野党の皆さんには、「今、まさに自分たちは何がしたいか?」
「どうしたいか?」
を忘れないでいただきたいと、僭越ながら申し上げます。
「いつ解散になるのか?」
「自民党はどんなせこい手を使ってくるのか?」
など、不安はあります。
しかし、「自民党がどう出る」、とか、「政局がどうか」、に関わらずやるべきことは決まっています。
すなわち、野党が政権をとるとして、何をしたいのか?そこをはっきりさせ、汗を流すことです。
たしかに、自民党は、せこい手は使うでしょう。
表面上、役人をたたいて人々に溜飲を下げてもらおうという手は十八番です。
しかし、私たちがすべきは、新しい政治をかかげることで堂々と与党をよりたおすことです。
自民党の向こうを張って、せこい戦術合戦に巻き込まれても仕方がないのです。
昨年の参院選、働いても働いても食えない人がたくさんでていることに憤り立ち上がった人も多いのではないでしょうか?
また、人間がばらばらにされるような状況に不安を感じる人は多い。
そんな思いに熱くしかし冷静な政策立案でこたえればよいのです。
また、世界情勢では、やはりアメリカの勢力の後退は覆いがたい。そういうなかで、アメリカへの従属からの脱却は当然です。しかし、勢い余って排外主義になってもいけないのです。
わたしたちは、自民批判だけでは済まされず、もはや新しい時代を切り開く旗を掲げなければいけない。
そして、大衆運動はいまこそ、正しい提言を政治家に行い、野党を励ましていかねばならないのです。
野党のみなさんは、今後も国民の立場により立って、経済政策でとくにぶれないことが大事です。
民主党がいままで、庶民からいまひとつ信用されなかったのも、その点で不安を抱かせた面がありました。
それとともに街頭での宣伝など、まだまだ汗がたりなかったこともありました。
しかし参院選ではそれらの弱点を一定克服しました。特に民主党の幹部のみなさんには参院選を忘れるな、と申し上げます。
庶民の目線にたった経済政策で筋をとおし、野党が共闘すれば、政権は自然に転がり込むでしょう。
また、政権交代を望む市民のみなさん。今や自民党がどう出るか、ということで浮き足立っても仕方がないのです。
具体的にビジョンを示さねばなりません。
エネルギーと食料。これが人々の不安要因の一つです。
金融問題、外交政策、地域経済活性化とつながってきます。これらを統合的にしたビジョンを示さねばなりません。
例えばドイツのように地域の人々が生産したクリーンなエネルギーを電力会社が買取り、環境と地域経済活性化を両立させるような道を希望の光として示さねばなりません。道路や原発からクリーンエネルギーが地域活性化の目玉になるのです。
もう一つの重要な問題は、まさに貧困問題です。
これも労働政策と社会保障政策、地域経済政策が切り離せません。
社会全体でセーフティーネットを整備しなければ、大手企業正社員などとそれ以外で格差がひろがります。
そして、上記を満たすような政治改革・行財政改革を構想せねばなりません。これらは自民党には絶対できません。
本当の意味での国民主権にするための改革が必要です。
地域のお金が地域の人々に帰るような、財政システム、行政改革が必要です。
そのためにはどうすればよいか?
東京のコンサルタントやゼネコンが儲かる政治から、地元の人が教育や福祉へのサービスに従事するような政治にすればよいのです。
これらで、野党は具体的に提案をしていけばよいし、大衆運動はそう野党を仕向けなければならないのです。
繰り返します。自民党がどうのこうのではない。
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タイトル : 『広島瀬戸内新聞ニュース』と『フンニャロメ日記』の注目記事
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by hiroseto2004
| 2008-07-29 19:22
| 新しい政治をめざして
|
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