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by hiroseto2004
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熊本県・荒瀬ダム撤去を求める署名がスタートしました! みなさまのご協力をお願いします。

先の6月4日の蒲島熊本県知事の突然の「荒瀬ダム撤去凍結発言」以来、地元の熊本県では、八代市民、旧坂本村村民をはじめとする流域住民や川辺川ダム反対の市民グループなどの「荒瀬ダム撤去凍結」に反対する抗議の声が高まっています。そうした中、同月17日に「荒瀬ダム撤去を実現する県民ネットワーク」(共同代表:本田進・北垣潮・出水晃)が設立されましたが、同会において荒瀬ダム撤去を求める署名がスタートしました!

■荒瀬ダム撤去に関する署名のお願いhttp://www.kumanan.co.jp/arase/post-2.html

付:荒瀬ダム撤去は県民の願い!署名フォームhttp://www.kumanan.co.jp/arase/form/form.htm

■荒瀬ダムを理解するためのチラシ(↓からダウンロードしてください)http://www.kumanan.co.jp/arase/post-1.html

■荒瀬ダム撤去を実現する県民ネットワーク
http://www.kumanan.co.jp/arase/2008/07/post-3.html

11月末までの10万人署名をめざしています。
多くのみなさまの心からのご協力を切にお願い致します。

以下、「署名のお願い」から
……………………………………………
          荒瀬ダム撤去は県民の願い! 早急な撤去を求めます!

熊本県知事 蒲島郁夫様

6月4日の蒲島知事による突然の「荒瀬ダム撤去凍結発言」は、県民に衝撃を与えました。

熊本県南を流れる球磨川に、53年前建設された荒瀬ダムによって、球磨川と八代海の自然環境は急速に悪化しました。魚貝類は姿を消し、多くの漁師や漁業関係者は泣く泣く廃業、転職を強いられ、県民にとっても干潟の楽しみは減少してしまいました。

荒瀬ダムがある坂本町は、建設以来、放流時の振動による家屋のひび割れや、ダム湖の水質悪化によるアオコ発生や悪臭などに悩まされ続けてきました。また、洪水時は、以前にはないヘドロが堆積し、却って被害は増大しました。

50年間苦痛に耐えた地元や漁業者の強い要望をくんで、2002年に潮谷義子前知事が下した「荒瀬ダム撤去」の英断を、流域住民は諸手をあげて歓迎し、その日の到来を1日千秋の思いで待っていました。粛々と撤去工事開始に向けて準備作業が進んでいた矢先、住民の思いや撤去に至る経緯を無視した蒲島知事の独断ともいえる発言は、民主的な合意形成を否定したのと同様です。 

豊かな漁場の消失は、建設前2000人以上いた球磨川の専業漁師の生活を奪い、八代海の漁業者も3分の1に減少させました。年間100億とも200億とも言われる球磨川・八代海の漁業・観光の経済価値を消失させ、流域の疲弊を招きました。ダム存続費用60億円に対し、撤去費用72億円の差額は12億円であり、県の主張する電力収益1億円と合せても、凍結の理由にはならないはずです。

水力発電はCO2排出の少ない発電かもしれませんが、荒瀬ダムのような大型ダムは、環境への影響が大きいためクリーンエネルギーとはいいません。世界の食糧危機が現実化する中、日本の食料自給率は下がる一方です。八代海の再生は、食料問題から考えても最優先すべき課題です。

試験的に始まった荒瀬ダムゲートの開放によって、八代海の干潟は確実に砂地が増え、アマモ場やアサリなど回復の兆しを見せています。

持続可能な社会の構築を願う県民の夢実現のために、一刻も早く

荒瀬ダム撤去凍結を撤回されますことを、蒲島知事に強く要望します。

      荒瀬ダム撤去を実現する県民ネットワーク」(共同代表:本田進・北垣潮・出水晃)
      ●主な参加団体は次の通り。(以下順不同)
      「美しい球磨川を守る市民の会」「竜ヶ岳の海と食を護る会」
      「天草の海を考える会」
      「やつしろ川漁師組合」「八代女性市民の会」
      「やまんたろ・かわんたろの会」
      「漁民有志の会」「球磨川中流域水害被害者の会」
      「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」
      「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る福岡の会」
      「清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会」
      「川辺川を守りたい女性たちの会」
      「川辺川利水原告団」
      他個人多数。
……………………………………………
……………………………………………
参考:
       「子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会」など4団体の
         蒲島熊本県知事の荒瀬ダムの撤去凍結発言に対する抗議文

                                      2008年6月5日

熊本県知事 蒲島郁夫様

           子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会 代表 中島 康
           清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 会長 緒方俊一郎
              球磨川大水害体験者の会             代表 堀尾 芳人
              川辺川利水原告団                団長 茂吉 隆典



                        抗議文

 昨日6月4日、貴職は県営荒瀬ダムの撤去方針を凍結し、発電事業を継続する方向で再検討すると発表しました。代替の架橋工事等も含む撤去費用が100億円近くにかさむことなど「県財政再建」「温暖化対策」を理由に上げていますが、以下の理由で強く抗議するものです。

 まず第一に、荒瀬ダム撤去は、流域住民の間で長年、幾度も論議を尽くされた結果の、住民の意思です。これまで50年間の坂本村民や流域漁民の荒瀬ダムによる水害や振動、水質汚濁など被害やそれに対する思い。2002年6月の坂本村民による「荒瀬ダムを考える会」の発足。同年9月の坂本村議会の荒瀬ダム継続反対の意見書可決。潮谷前知事の荒瀬ダム撤去表明。そして今日までのプロセスを、貴職は認識されているのでしょうか。この住民の意思と、これまでの経緯を無視することは、許されることではありません。

 50年前に荒瀬ダムができてから出現した、水害被害地とそこに住む人々について、貴職はどのように考えておられるのですか。住民はダムによる水害と環境破壊から逃れられる日を、待ち焦がれています。旧坂本村民、球磨川の流域住民及び熊本県民が納得できる説明を求めます。

 第二に、貴職が先ほどの県知事選挙で提示したマニフェストに、「荒瀬ダムの撤去方針の凍結」はどこにもありません。マニフェストにあるのは、「お役所仕事の時代は終わりました」「県民みんなの力で難局に立ち向かう」「熊本の宝・農林水産業を活性化します」「日本一の環境立県くまもとを目指します」など、「荒瀬ダムの撤去方針の凍結」とは真反対のことばかりです。

 第三に、貴職のマニフェストにもある「県財政再建」に関してです。貴職は、荒瀬ダム「撤去」よりも「継続」のほうが県財政にとって有利であると判断されたわけですが、それは大きな間違いです。荒瀬ダムは、発電で年間1億円の利益が見込めるとのことですが、球磨川の漁業・観光資源は、少なく見積もっても30~35億円の価値があるという試算もあります。荒瀬ダムを撤去すれば、球磨川の河川環境が今より飛躍的によくなることは明らかで、球磨川の漁業・観光も繁栄するなど、有形無形で大きな公益を県民にもたらします。貴職のマニフェスト「熊本の宝・農林水産業を活性化します」は、荒瀬ダムの継続ではなく、荒瀬ダムの撤去で実現するものです。

 また、荒瀬ダムを継続すれば、今後もダムの維持管理費、ダム湖周辺の護岸や道路の補修などが、ダムが存在する限り必要となります。ダムが寿命を迎える日には、当然撤去費用も必要となります。

 熊本県にとって100億円近くの出費は極めて厳しいことは、私共も十分承知しております。一方で、川辺川ダムの建設費を3300億と見込んだ場合、県負担総額は735億円と見込まれています。このような多額の出費は、当然熊本県には無理なはずです。有識者会議などの形をとらなくても、「県財政再建」の一言で川辺川ダム建設は中止すべきです。

 現在、地球上の自然を守り、自然を回復させる必要性が叫ばれています。そのことは、「日本一の環境立県くまもとを目指します」とマニフェストでも明らにされた貴職も十分認識されていると思います。

 ダムが環境や生態系に甚大な打撃を与えることは、世界的にも常識となっています。広大な森林を水没させ、メタンガスを放出するなど、総合的に見た場合、ダムは地球温暖化の解決策になるどころか、逆に温暖化を引き起こしています。

 荒瀬ダムの撤去を、各新聞は社説などで高く評価して来ました。また、International Rivers等国際的に活動するNGOからも、荒瀬ダム撤去は環境的、社会的、民主主義的視点から先駆的事例として高い評価を受けています。貴職は、自然保護の旗手として、自然回復のさきがけとして、世界にこの日本の熊本から「荒瀬ダム撤去」を発信されるはずでした。貴職は、日本の、世界の誇りとなる栄誉を自ら捨て去られたのです。

 以上のことを勘案して、「荒瀬ダム撤去方針の凍結」を即時撤回されることが、熊本県知事として当然のことと考えます。目を覚まして下さい。

                                  以上
……………………………………………



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by hiroseto2004 | 2008-07-31 20:55 | 声明・申し入れ | Trackback