8月6日ヒロシマ報告(2)
2008年 08月 06日


8時に式典がスタート。
最初に慰霊碑に死没者名簿を奉納。
原爆死没者は二十五万三千八百十人になりました。
その後広島市議会議長から式辞がありました。
その後、市長を先頭に献花。市議会議長、こども代表、遺族代表、被爆者代表らに続き総理、両院議長、国連事務総長(代理)らが献花しました。
そして黙祷。
黙祷の最中、元安川の東側から、デモのシュプレヒコールが聞こえました。市長の平和宣言の間も聞こえました。
市長は平和宣言の中で、原爆体験の精神的影響などについて科学的調査を行う。
「核攻撃から市民を守る唯一の手段は核兵器の廃絶」ときっぱり。
そしてに核兵器廃絶をもとめる多数派に「耳を傾ける米国新大統領」が誕生することを期待する、と表明しました。
また、世界の都市に広がる平和への流れを紹介。
日本国憲法を「パラダイム転換の出発点」と指摘し、政府に憲法遵守をもとめました。
子ども代表が続いて「平和への誓い」。
ついで福田総理が挨拶。「平和国家として歩んできた」と強調。政府が広島で取り組んでいる「平和構築」などの取り組みを紹介する一方、「憲法遵守」のことばがありませんでした。小泉純一郎さん、安倍晋三さんらネオコン色が強い歴代総理でさえも「平和憲法を遵守」と毎年の挨拶でのべていたのにです。
もちろん、小泉純一郎さんは憲法改悪を狙っていたからこそ逆に憲法に関心があり、わざわざ触れた、との見方もできますが、福田さんのことばはひっかかりました。
広島県知事、そして国際連合事務総長(代理)も挨拶。
最後に着席のままひろしま平和の歌を合唱しました。
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タイトル : 世界平和実現のためにも欠かせない「ポピュリズム」との闘い
一昨日のエントリで、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作が、受賞記念演説に盛り込もうとした「5つの核弊保有国が会議を開き、核兵器の使用について論議し、第一使用を放棄する協定を話し合ってはどうか」という提...... more
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by hiroseto2004
| 2008-08-06 08:50
| 反核・平和
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