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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

中進国型か先進国型か?

福山市長選挙に限らず、地方自治も国政も、以下のようなことがいえます。

中進国型の開発独裁政策を続けるのか?

それとも先進国型に切り替えるのか?

どちらの道を採るかが福山市民にも、広島県民にも日本国民にも問われている、と考えています。

 「経済を伸ばすためには、環境や文化、政治的な民主主義など、他のことを犠牲にしてでも、大型投資を行い、大きな企業を誘致する。その企業が儲かれば税収が上がる」、というのが一つのシナリオです。

一方、安定成長期に入った経済のもとでは、「大手企業の育成のために官が主導しての投資」を大量に行っても、投資が回収できる保障はない。

 政府の役目は、セーフティーネットの整備であり、地元の人が地元の人を世話するような仕組みの整備でしょう。

 あるいは、文化やエネルギー、食料、環境などで、地域の資源を活かすような施策をしていけばよい。これが先進国型の政治です。

 日本の悲劇は、1980年代には、先進国型にすべきところを中曽根さんは、官僚統制を強めた上にハコモノを重視しました。

 また、小泉純一郎さんの時代に経済政策を主導した中川秀直さんも基本的にはサービスをカットしつつ、大手やお金持ちを優遇する、という路線でした。

 しかし、国政レベルでもこのような「中進国」路線を続けていたら貧困が拡大することは明らかになりました。

 地方でも国で先進国型への切り替えをしないといけません。

 安定成長期にあった政策にしないで高度成長型のシステムを放棄しないから、安定成長すらできず、マイナス成長すら喫する皮肉な状態なのです。

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by hiroseto2004 | 2008-08-09 18:12 | 新しい政治をめざして | Trackback