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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004
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澄田智さん死去

1984年から89年に日銀総裁をつとめられた、澄田智さんが、7日、亡くなられました。92歳。

在任中、プラザ合意に立ち会いました。続く円高不況に対応し、公定歩合を2・5%に引き下げ。

その後引き締めのタイミングを遅らせてバブルを悪化させた、と批判もされました。

ただ、当時の日銀は澄田さんの出身の大蔵省に逆らえなかった。

緊縮財政に走りたい大蔵省は、自分が財政出動するかわりに日銀に金融緩和させて、円高不況を脱しようとしたのです。

その結果、案外内需はバブルの時も伸びなかった。

かくて実態経済を上回るお金があふれた、と考えます。

円高不況の時に財政出動をあまりしなかった大蔵省及び中曽根さんや竹下さんの責任も思いのです。

そして中曽根さんが行った内需拡大も、大手企業や土地持ちが儲かるタイプのものが多かったため、地域間格差、個人間格差は拡大した、と考えられます。

格差がまた、過剰流動性をもたらしバブルを生む。お金持ちは、土地を売ってもあまり消費しないから当たり前でした。

お金持ちが持ったお金は、投機として当時は日本内部で暴れまわったのです。

私は大学時代(1990年代)に伊藤元重教授が「円高不況は財政の出番だったのに間違えた」と、悔やんでおられたのを講義でうかがいました。

翻って今も同じ過ちを繰り返しています。

ただし、資本市場のグローバル化が進んだので、日本からあふれたお金は海外で暴れまわっているという違いがあるでしょう。

日銀や澄田さんを批判しておしまい、では歴史の教訓は生きません。

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by hiroseto2004 | 2008-09-11 18:28 | おくやみ | Trackback(1)