エソールひろしま大学修了式研究発表は「女性議員から見る政策決定と男女共同参画」
2008年 09月 13日

財団法人広島県女性会議が行う第二期エソールひろしま大学応用課程の修了式が、今日ありました。
男女共同参画のための人材育成のための講座で、かつては女性だけの講座でしたが、今は男性も受講できるようになっています。
修了式に先立ち、研究発表を行いました。
受講生がグループに別れつて研究した成果を発表するもので、わたしのグループは、「女性議員から見る政策決定と男女共同参画」というテーマで発表しました。
広島県内の女性議員は議員数672人中わずか54人。
庄原市や北広島町、世羅町、神石高原町、大崎上島町では女性議員は1人もいません。
その女性議員に、アンケート調査を行いました。
活動分野は福祉や教育に集中し、男女共同参画や、議会運営などには手が回らない状況。
女性議員が少ない上に議会でさらに、女性だからと発言権を低められる実態。
などなど、問題点がたくさん見えてきました。
財団の理事長からは「今まで誰も取り上げなかったテーマ。貴重なデータになる」とおほめのことばをいただきました。
すでにわたしは「全国フェミニスト議員連盟」や「女性と政治キャンペーン」などで取り組んでいますが、今回のことを契機に強化したいものです。
また、男性議員の意識もかなり問題であると感じました。
そういう部分での民主化が課題だと感じました。(さとうしゅういち)
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by hiroseto2004
| 2008-09-13 16:55
| ジェンダー・人権
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