今後取り上げていきたい論点
2008年 09月 23日
総選挙が近づいています。時期については、10月26日、11月9日など、諸説いろいろありますが、とにかく、11ヶ月以内にあることだけは事実です。
弊紙でも、以下のような論点を取り上げていきたいとおもいます。(これだけではもちろんありません。)
よろしくお願いします。
1、縦割り行政是正はどうする?
昔から縦割り行政の弊害がいわれてきましたが、省庁再編・小泉政治を経ても、その弊害は是正されていないのではないでしょうか?
具体例として、地方自治体や住民から見ると、建設省+運輸省=国土交通省、厚生省+労働省=厚生労働省は巧く機能しているとは思えません。
前者が巧く機能しているならもっと道路と公共交通(鉄道、空港、船)のバランスが取れているはずですし、後者が機能して、福祉と雇用を一体で実施しているなら、ワーキングプアや介護崩壊など生まれるはずがないからです。
小泉政権では官邸主導といわれましたが、国民へのサービスと言う観点から見れば縦割りの弊害は是正され、単に一般国民の負担が増えただけでした。
解決策→政治主導、地方への各省庁からの権限と財源の移譲による、一体的な施策の実施。(ただし、地方自治体でも、縦割りがおきやすい→総合的な施策の立案のための議会の機能強化、住民参画。)
2、エネルギー政策
再生不可能・集中型エネルギーか、再生可能・分散型エネルギー中心かを、各党ははっきりさせるべきだ。それに応じて、電力の仕組みや、交通政策などもきちんと示すべき。
3、負担のあり方
短期的には、特別会計の整理などで財源を生み出すとして、高福祉高負担か、低福祉低負担かという「政府の規模」の問題もあるが、一方で、「誰が負担すべきか」という問題をはっきりさせて欲しい。
4、グローバリズムをどう見直か?
金融危機を経て、アメリカの力が低下は明らかである。さらに新自由主義グローバリズムが破綻した。そのような中で、どのような政策を取るのか。内需、外需のバランスをどうとるか。それから、国際経済における関係の比重をどうおくか。大まかでいいから示して欲しい。
5、金融政策
竹中・小泉路線のもと、多くの中小企業が廃業を余儀なくされてしまった。地域経済を活性化するには、金融政策も重要である。どう舵を切るか。具体的に示して欲しい。
6、セーフティネットなくしてチャレンジなし
経済界も政治(議員)も結局、男性のえらい人中心で古臭くなっていると思う。これは、チャレンジする人がすくないせいである。
2000年ころ、広島でも起業が盛んだった時期があり、筆者も関わったことがある。しかし、大手企業を辞めて起業した人々の多くが失敗している。成功したものは、かなり好条件がそろっ
ている場合である。広島市など自治体も施策をがんばっているが、一方で厳しい現実もある。若い人は再び大手サラリーマン志向が強くなって保守化している。セーフティネットの整備が
ないと、怖くてチャレンジする人も少ないのではないか?
7、福祉なくして男女共同参画なし
小泉純一郎さんや福田康夫さんは、不十分ながらも男女共同参画を進めたように見え、小泉さんは、東京など大都市部の女性に圧倒的な人気があった。一定の成果はあり、エリートが入社
するような企業では、男女平等施策も進んでいる。しかし、非正規雇用の女性には恩恵が及びにくい状態であり、男性の育児休業取得などは難しい状態である。介護による離職も多い。男
女共同参画極はいいことを言っても、厚生労働省や財務省などが財政難を理由に有効な施策を実施をしようとしない。そもそも、小泉さんのような小さな政府と男女共同参画は両立しにくいのではないか?
逃げずに議論して欲しい。
8、小池惨敗で否定された小泉政治
小池百合子さんは、小泉さんの後押しを受けながら、総裁選で惨敗し、政策的には候補者の中でもっとも「非小泉」的な麻生さんが選ばれた。自民党員の間でも小泉政治は否定されている。総選挙は、小泉政治からの脱却を小沢さん、麻生さんか競いああうことになろう。
9、政治改革(女性の政治参画)
筆者らのグループが行った、女性議員(広島県内の地方議員)へのアンケートを起点に、問題提起をする。
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弊紙でも、以下のような論点を取り上げていきたいとおもいます。(これだけではもちろんありません。)
よろしくお願いします。
1、縦割り行政是正はどうする?
昔から縦割り行政の弊害がいわれてきましたが、省庁再編・小泉政治を経ても、その弊害は是正されていないのではないでしょうか?
具体例として、地方自治体や住民から見ると、建設省+運輸省=国土交通省、厚生省+労働省=厚生労働省は巧く機能しているとは思えません。
前者が巧く機能しているならもっと道路と公共交通(鉄道、空港、船)のバランスが取れているはずですし、後者が機能して、福祉と雇用を一体で実施しているなら、ワーキングプアや介護崩壊など生まれるはずがないからです。
小泉政権では官邸主導といわれましたが、国民へのサービスと言う観点から見れば縦割りの弊害は是正され、単に一般国民の負担が増えただけでした。
解決策→政治主導、地方への各省庁からの権限と財源の移譲による、一体的な施策の実施。(ただし、地方自治体でも、縦割りがおきやすい→総合的な施策の立案のための議会の機能強化、住民参画。)
2、エネルギー政策
再生不可能・集中型エネルギーか、再生可能・分散型エネルギー中心かを、各党ははっきりさせるべきだ。それに応じて、電力の仕組みや、交通政策などもきちんと示すべき。
3、負担のあり方
短期的には、特別会計の整理などで財源を生み出すとして、高福祉高負担か、低福祉低負担かという「政府の規模」の問題もあるが、一方で、「誰が負担すべきか」という問題をはっきりさせて欲しい。
4、グローバリズムをどう見直か?
金融危機を経て、アメリカの力が低下は明らかである。さらに新自由主義グローバリズムが破綻した。そのような中で、どのような政策を取るのか。内需、外需のバランスをどうとるか。それから、国際経済における関係の比重をどうおくか。大まかでいいから示して欲しい。
5、金融政策
竹中・小泉路線のもと、多くの中小企業が廃業を余儀なくされてしまった。地域経済を活性化するには、金融政策も重要である。どう舵を切るか。具体的に示して欲しい。
6、セーフティネットなくしてチャレンジなし
経済界も政治(議員)も結局、男性のえらい人中心で古臭くなっていると思う。これは、チャレンジする人がすくないせいである。
2000年ころ、広島でも起業が盛んだった時期があり、筆者も関わったことがある。しかし、大手企業を辞めて起業した人々の多くが失敗している。成功したものは、かなり好条件がそろっ
ている場合である。広島市など自治体も施策をがんばっているが、一方で厳しい現実もある。若い人は再び大手サラリーマン志向が強くなって保守化している。セーフティネットの整備が
ないと、怖くてチャレンジする人も少ないのではないか?
7、福祉なくして男女共同参画なし
小泉純一郎さんや福田康夫さんは、不十分ながらも男女共同参画を進めたように見え、小泉さんは、東京など大都市部の女性に圧倒的な人気があった。一定の成果はあり、エリートが入社
するような企業では、男女平等施策も進んでいる。しかし、非正規雇用の女性には恩恵が及びにくい状態であり、男性の育児休業取得などは難しい状態である。介護による離職も多い。男
女共同参画極はいいことを言っても、厚生労働省や財務省などが財政難を理由に有効な施策を実施をしようとしない。そもそも、小泉さんのような小さな政府と男女共同参画は両立しにくいのではないか?
逃げずに議論して欲しい。
8、小池惨敗で否定された小泉政治
小池百合子さんは、小泉さんの後押しを受けながら、総裁選で惨敗し、政策的には候補者の中でもっとも「非小泉」的な麻生さんが選ばれた。自民党員の間でも小泉政治は否定されている。総選挙は、小泉政治からの脱却を小沢さん、麻生さんか競いああうことになろう。
9、政治改革(女性の政治参画)
筆者らのグループが行った、女性議員(広島県内の地方議員)へのアンケートを起点に、問題提起をする。
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Tracked
from InfoDetectiv..
at 2008-09-28 08:37
タイトル : └ SOHO・独立・起業・営業支援
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by hiroseto2004
| 2008-09-23 13:24
| 新しい政治をめざして
|
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