男女共同参画と麻生内閣
2008年 09月 25日
麻生内閣の女性閣僚はお二人。
野田聖子消費者担当大臣と小渕優子少子化担当大臣。
小渕優子さんに関しては、小さいお子さんをお持ちです。三世議員で恵まれてはいますが、日本も、やっと出産や子育て世代の女性が内閣な入ったことで、一歩先進国に近づきました。年配のとくに男性ばかりが権力を握り、この世代の女性を意志決定から排除してきた日本がダメになったのも当然だと私は思いますし、政治家には、今後とも世代やジェンダーバランスには敏感になっていただきたい。
しかし、一方で「なぜ、少子化と消費者だけ?」
という疑問があります。
農林水産省。農業で頑張っているのは女性が多いのですよ。三原駅前で直売をしているのも女性たちが多い。彼女たちが抱える悩みに応えること、必要じゃないですか?
国土交通省。最近、タクシーやトラック運転手は女性が多いし、農村では工事現場も女性が多いですよ。
厚生労働省。医療や福祉の従事者には、女性が多いですね。子育てや介護は女性が担っている場合が多いですね。舛添さんは、まだ男性でも介護経験おありだからましだとは思いますが。
経済産業省。日本経済を支えているのは、町工場などの女性が結構比重として重いんですが。
文部科学省。教員は女性が多いですね?一方大学など古臭い風土があり女性たちが四苦八苦してますね。
具体例を挙げたらきりがありません。
逆に消費者担当が女性でなくてはいけないのか?
汚染問題で話題の米。たぶん、体格から考えたら一般論としては、男性の方が消費量は多いですよね?
逆に生産者に女性が多いかもしれない。
男性=生産者
女性=主婦=消費者
という刷り込みをさらに強化してしまうような気がします。
もちろん、大臣だけでなく、幹部公務員の人選も大事なんですが。
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by hiroseto2004
| 2008-09-25 08:20
| ジェンダー・人権
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