現実感覚がない石原慎太郎は退陣を！

参考記事
石原さん、200～300円の宿なんてありませんよ
田中龍作2008/10/08
http://www.news.janjan.jp/living/0810/0810078932/1.php

　東京都の石原知事が記者会見で「１泊１,５００円もする個室ビデオ店にファッションで泊まることはない。２００円、３００円も出せば簡易宿泊所に泊まれる」という趣旨の発言をした。しかし、「２００円、３００円の宿」など実際にはどこにもない。「戦前の値段だね」と知事の余りにも見当はずれの実態認識ぶりに関係者も呆れ顔だ。

『二百円か三百円で泊まれるところがある。』と『千五百円のところに泊まるネットカフェ難民』を批判した石原慎太郎さん。

しかし、二百円や三百円で泊まれるところはなく、最低でも千円はかかるのです。

さらに、交通費を考えたら、千五百円の個室ビデオに泊まるのは合理的でしょう。

『もやい』が公開質問状を出しましたが、どうやら石原さんは逃げ回るようです。

石原さんは、実は意外と如何にも自分が庶民的なように見せかけることが得意でした。

数々の下品な発言もそのための仕掛けだったかも知れません。それにより、反対者はいかにも現実を知らないインテリのような雰囲気をかもし出す。

　今回も、自分がさも庶民の実情をより知っており、『個室ビデオやネットカフェに寝泊まりする人は如何にも空理空論のインテリ』のようなレッテルを貼ろうとした。

しかし、それが裏目に出た。二百円とか三百円で泊まれるなんてどこにもありはしないのです。

事実を突きつけられた。

ただの『元金持ちのお坊ちゃんの下品な人』でしかないことを露呈してしまったのです。

しかし、五十年前なら、二百円や三百円もあったでしょうが、それをもとに発言していたとしたら、もう、都知事を退職されたらよい。

古臭い認識で都政のかじ取りをされたら困ります。


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