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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

石原慎太郎さんの責任追及を【石原銀行問題】

金融法案に関連して、野党が要求してきた、石原慎太郎さんの参考人招致。

野党は、国会で石原慎太郎さんを大いに追及していただきたいと思います。

新銀行東京は、明らかに底が抜けた風呂桶です。いくら公的資金=お湯を入れても貯まりません。
しかし、来年の都議選が一番の鍵です。

自民党、公明党を過半数割れにして、知事の辞職勧告決議を採択できるくらいにしたらよいと思います。

自民党が三分の一を切れば、公明党も石原さんを見捨て、不信任案採択となるかも知れません。

共産党が1997年に取った二十六議席に達し、民主党、生活者ネットワークが現状維持なら自民党、公明党を過半数割れにできます。

また、共産党が、2001年に取った15議席に達し、なおかつ民主党が、1965年の日本社会党と同じ45議席になれば、生活者ネットワークなどと合わせ、自民党、公明党を過半数割れにできます。

今の民主党なら、四十年前の日本社会党と同じくらいとらなかったら政権交代をめざす政党失格だと思います。共産党にも現状の13議席プラスαがんばってもらい、民主党が日本社会党と同じだけとる、というのは荒唐無稽なシナリオではない。

実をいえば石原都政1期目は自民党、公明党、民主党などだけでなく、共産党も含めて石原さんには甘かったし、二期目もやはり、民主党や生活者ネットワークは甘かった。

そのことは反省した上で、しかし、返り血をおそれず、踏み込んで欲しい。

ただ、石原慎太郎さんの本質は、どこにでもいそうな、下品だけど、身内にはちょっと親切なおじさんなのです。

が、東京都という、下手な欧州の小さな国より大国のリーダーとしてはそれでは困ります。

親切も都民や国民の税金ではなく、ご自分の財産でやりましょう。

そもそも、信用保証充実などで済む話を銀行までつくるからおかしいことになった。

競争力がない産業はすぐつぶせといわんばかりの竹中平蔵さんはどうしようもない。

ある程度乗り切れば、また、元気になり、雇用や税収を生み出したかもしれない企業をつぶした竹中さんの罪は重い。

しかし、勢い余って、ジャブジャブ貸し出す、石原慎太郎さんのような極論も困ります。

ある意味、新自由主義の竹中さん、小泉さんへのアンチテーゼとして、石原慎太郎さんは、ケインズ原理主義的な装いで登場したのでしょう。

しかし、国が緊縮財政のときに、自治体がケインズ主義をしてもそもそも無理だった。

国政で、小泉さんを持ち上げ、地方で石原さんを持ち上げた東京自民党の罪は極めて重い。

むしろ、国政は、亀井静香さんや今の民主党のような積極財政でいく。

地方は広島市長や前国立市長、前岩国市長のような、事業を民主的にゼロから見直す改革派でいけば世の中はうまくいくと思います。

国政が新自由主義だと、下手に自治体が積極財政をしても効果はなく、赤字が増えるだけです。

一方、改革派なら赤字は減るが、一部企業の景気は悪くなり、地元経済界から不興を買います。

しかし、竹中さんも小泉さんもいなくなったいま、その補完物だった石原さんもまた、政治生命を絶たれるでしょう。

国政新自由主義が滅亡したいまは、むしろ、自治体は改革派の政策が有効になるときが来ると思います。



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by hiroseto2004 | 2008-11-16 17:05 | 経済・財政・金融 | Trackback(1)