なごやボランティア・NPOセンターで、職員に生活保護水準未満の待遇強要
2008年 11月 28日
(転載歓迎)
■伏見ボランティアセンターで、また異常事態!?■
■ みなさまのご支援、ご協力をお願いします ■
非常勤の約束が、イキナリ給料半分に!!
非常勤(時給850円)切り捨てか!!
理事会決定の名のもとに暴走所長!!
労協の理念、労働者の権利、人間としての尊厳を、全て粉砕!!!
●非常勤イジメ?激減された勤務シフト
5月に不当解雇事件が起きた「なごやボランティア・NPOセンター」 (特定非営利活動法人ワーカーズコープが名古屋市の指定管理者として受注) で今、またもや無茶苦茶な問題が起きている。
前回の被害者Nさんは、「態度が悪い」「組織に対して情熱が感じられない」 などという、難癖としか言いようがない理由での即日解雇を言い渡されたわけ であったが、その事件の余韻も醒めやらぬうち、今度は非常勤職員が勤務日数 を激減されているのである。
●常勤になれるはずが…突然の月6日!? 給料は半分に!
シフトを削減されているのはYさん。
長く利用者としてセンターに関わってきたが、5月以降スタッフとして勤務。 センターの業務を充実させようと、残業もいとわず常勤職員以上に奮闘してき た人物である。そもそもYさんは、いづれは常勤になることを検討するという 契約で雇用されており、8月3日には、ワーカーズコープ専務理事、坂林哲雄 氏によって「8月15日からは常勤でよろしく」と東海支部長川辺晃氏、前セ ンター所長中里喜好氏、現センター所長松垣芳信氏も同席のうえで言い渡され、
遂に正規雇用で働くことができると、期待に胸を膨らませていたところであった。
ところがその後、常勤の話は遅々として進まないばかりか、8月27日、 「来週から勤務は月6日になる」と言い渡される。
> Yさんはもともとフリーのカメラマン。これまで自分の腕一本で生きてきたの だが、労働者ひとり一人が出資し、すべて労働者の話し合いによって運営して いく「労働者協同組合」=ワーカズコープの理念に期待し、自身の仕事を整理 して、常勤での勤務に備えていた。そこに待ちかねていたのが今回の事態であ る。8月までは月に20万ほどの給与があったYさん。その後、イキナリ労組は自 治労と共に奮闘し、労使交渉の結果、勤務は月14日ほどに回復したもの、それ でも給与は半分以下、手元に残る金額は、生活保護の基準額よりもはるかに少 ない。黒猫1匹を養い、糖尿病を患いながら生活しなければならないYさんは今、 生活保護申請をしなければならないのではないかと、真剣に頭を悩ませている。
>
> ●「経営問題」を持ち出して逃げる当局
> ―「労働者協同組合」の理念が泣いている―
>
またYさんの勤務時間を削った割には、経営当局が支出の見直しや財政の引き 締めに真摯に取り組んだ形跡はほとんど見られない。8月の終わりから、センタ ーには東京などからゾクゾクと人員が送り込まれてきた。 「本部から来た」という彼らは、何をするでもなく利用者用のフリースペース に居座り、昼寝にかまけていたかと思えば、職員に対して突然誓約書の提出を 強要し、応じなければ自宅待機を命ずるといった許しがたい不当労働行為を行 った。彼らの出張費用を出費するだけの余剰があるのであれば、Yさんを常勤 職員として雇うべきではないのか。Yさんに対する契約不履行は棚に上げ、補 償金等を工面する努力をせず、自身の営業・経営の自由を優先する当局の対応 は、企業倫理のみならず、社会道徳にも反するものであり、何より「労働者協 同組合」の看板に自ら唾を吐く行為と言わざるを得ない。
>
> ●一刻も速い「ボランティア・NPOセンター」の人間性回復を!
>
Yさんの生活はすでに、破綻をきたしている。 それまで、NPOセンターの勤務で20万以上を稼ぎ、ほかの仕事でも収入があった 人が、いまは10万以下、生活保護基準以下で生活をしいられている。家賃も滞 納し、病院にもまったく通うこともできず、糖尿病も悪化しつつある。このよ うな甚だしい人権侵害をそのままにして、どうやってボランティアやNPO活動 の支援拠点をつくってゆくことができるのか。
> ワーカズコープ代表理事永戸祐三氏及び、名古屋ボランティア・NPOセンター 所長松垣芳伸氏は、Yさんの労働者としての権利と人間としての尊厳を尊重し、 速やかにYさんを常勤職員にするべきである。
私達自治労ワーカーズコープ職員ユニオンは、Yさんに対する契約の履行を求 めて、あらゆる対抗手段を講じていくつもりである。
全ての志ある人の協力を願いたい。
■自治労ワーカーズコープ職員ユニオン(通称: イキナリ労組)■
456-0002 名古屋市熱田区金山町1-14-18 全労済金山会館内
PHS:070−5455−6323
TEL:052-678-3111 FAX:052-678-3123
E-mail:nagoyaikinari@yahoo.co.jp
blog:http://blogs.yahoo.co.jp/nagoyaikinari
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http://laidlaw2000.wordpress.com/
事件現場:
なごやボランティア・NPOセンター
http://www.n-vnpo.city.nagoya.jp/
監督官庁:
名古屋市市民経済局地域振興部地域振興課市民活動係
460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号(名古屋市役所本庁舎5階)
TEL 052-972-3120 FAX 052-953-4396
電子メールアドレス n-vnpo-navi@trad.ocn.ne.jp
http://www.city.nagoya.jp/shisei/organization/shiminkeizai/soshiki/chiikishinko/nagoya00046122.html
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●常勤になれるはずが…突然の月6日!? 給料は半分に!
シフトを削減されているのはYさん。
長く利用者としてセンターに関わってきたが、5月以降スタッフとして勤務。 センターの業務を充実させようと、残業もいとわず常勤職員以上に奮闘してき た人物である。そもそもYさんは、いづれは常勤になることを検討するという 契約で雇用されており、8月3日には、ワーカーズコープ専務理事、坂林哲雄 氏によって「8月15日からは常勤でよろしく」と東海支部長川辺晃氏、前セ ンター所長中里喜好氏、現センター所長松垣芳信氏も同席のうえで言い渡され、
遂に正規雇用で働くことができると、期待に胸を膨らませていたところであった。
ところがその後、常勤の話は遅々として進まないばかりか、8月27日、 「来週から勤務は月6日になる」と言い渡される。
> Yさんはもともとフリーのカメラマン。これまで自分の腕一本で生きてきたの だが、労働者ひとり一人が出資し、すべて労働者の話し合いによって運営して いく「労働者協同組合」=ワーカズコープの理念に期待し、自身の仕事を整理 して、常勤での勤務に備えていた。そこに待ちかねていたのが今回の事態であ る。8月までは月に20万ほどの給与があったYさん。その後、イキナリ労組は自 治労と共に奮闘し、労使交渉の結果、勤務は月14日ほどに回復したもの、それ でも給与は半分以下、手元に残る金額は、生活保護の基準額よりもはるかに少 ない。黒猫1匹を養い、糖尿病を患いながら生活しなければならないYさんは今、 生活保護申請をしなければならないのではないかと、真剣に頭を悩ませている。
>
> ●「経営問題」を持ち出して逃げる当局
> ―「労働者協同組合」の理念が泣いている―
>
またYさんの勤務時間を削った割には、経営当局が支出の見直しや財政の引き 締めに真摯に取り組んだ形跡はほとんど見られない。8月の終わりから、センタ ーには東京などからゾクゾクと人員が送り込まれてきた。 「本部から来た」という彼らは、何をするでもなく利用者用のフリースペース に居座り、昼寝にかまけていたかと思えば、職員に対して突然誓約書の提出を 強要し、応じなければ自宅待機を命ずるといった許しがたい不当労働行為を行 った。彼らの出張費用を出費するだけの余剰があるのであれば、Yさんを常勤 職員として雇うべきではないのか。Yさんに対する契約不履行は棚に上げ、補 償金等を工面する努力をせず、自身の営業・経営の自由を優先する当局の対応 は、企業倫理のみならず、社会道徳にも反するものであり、何より「労働者協 同組合」の看板に自ら唾を吐く行為と言わざるを得ない。
>
> ●一刻も速い「ボランティア・NPOセンター」の人間性回復を!
>
Yさんの生活はすでに、破綻をきたしている。 それまで、NPOセンターの勤務で20万以上を稼ぎ、ほかの仕事でも収入があった 人が、いまは10万以下、生活保護基準以下で生活をしいられている。家賃も滞 納し、病院にもまったく通うこともできず、糖尿病も悪化しつつある。このよ うな甚だしい人権侵害をそのままにして、どうやってボランティアやNPO活動 の支援拠点をつくってゆくことができるのか。
> ワーカズコープ代表理事永戸祐三氏及び、名古屋ボランティア・NPOセンター 所長松垣芳伸氏は、Yさんの労働者としての権利と人間としての尊厳を尊重し、 速やかにYさんを常勤職員にするべきである。
私達自治労ワーカーズコープ職員ユニオンは、Yさんに対する契約の履行を求 めて、あらゆる対抗手段を講じていくつもりである。
全ての志ある人の協力を願いたい。
■自治労ワーカーズコープ職員ユニオン(通称: イキナリ労組)■
456-0002 名古屋市熱田区金山町1-14-18 全労済金山会館内
PHS:070−5455−6323
TEL:052-678-3111 FAX:052-678-3123
E-mail:nagoyaikinari@yahoo.co.jp
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監督官庁:
名古屋市市民経済局地域振興部地域振興課市民活動係
460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号(名古屋市役所本庁舎5階)
TEL 052-972-3120 FAX 052-953-4396
電子メールアドレス n-vnpo-navi@trad.ocn.ne.jp
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by hiroseto2004
| 2008-11-28 21:51
| ジェンダー・人権(労働問題)
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