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by hiroseto2004
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イラクからの自衛隊撤収命令に対する声明(自衛隊イラク派兵差止訴訟の会など)

<2008年11月メール通信 転載・転送歓迎>

                   2008年11月28日
                         池住義憲

 政府によるイラク空自の撤収正式決定と撤収命令を発令したことに対し、本日(11月28日)、「声明」をだしました。
 麻生首相と浜田防衛相にファックス送信し、全政党にもコピーを送付しました。以下に貼付けましたので、ご一読ください。(→第Ⅰ項)

 12月23日に名古屋で『空自撤退! みんなで勝ちとった違憲判決全国集会』を開きます。判決報告講演会に参加して下さった皆さん、都合がついたら是非ご参加下さい。
 訴訟に関わっていなくても関心のある方はどなたでも参加できます。なぜなら今回の違憲判決は、みんなのちからで勝ち取ったものですから。(→第Ⅱ項)

 末尾には、私が担当する判決報告講演会日程をつけました。12月分だけですが、よかったらご参加ください。
(→第Ⅲ項)

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Ⅰ.イラクからの自衛隊撤収命令に対する声明

                    2008年11月28日

               自衛隊イラク派兵差止訴訟の会
         自衛隊イラク派兵差止訴訟名古屋弁護団
           自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団

1.本日11月28日、政府はイラクからの航空自衛隊の撤収を正式に決定し、防衛大臣が撤収命令を下した。これにより、2003年12月からおよそ5年に及ぶ自衛隊のイラク派兵に終止符が打たれることとなる。
  国際的な批判も極めて強く、大義も全くない、アメリカが一方的に仕掛けた違法なイラク戦争に対し、日本政府が5年もの間自衛隊をイラクに派兵し続けたことに、改めて強く抗議する。

2.本年4月17日、名古屋高等裁判所は、①バグダッドを「戦闘地域」と認定し、②2006年7月以降に開始された航空自衛隊のバグダッドへの多国籍軍兵士の輸送活動を「武力行使」に該当するとし、憲法9条1項に違反するとの判決を下した。
 これは3200人(全国の訴訟を併せれば合計5700人)を超える原告、そしてこの裁判を支援する多くの市民の5年に及ぶ憲法を活かすたたかいの成果であり、全国の憲法を守り活かす広範な人々の力によるものである。

3.この違憲判決は、全国の平和を願う多くの市民に大きな希望をもって受け止められた。判決確定後、半年の間に全国各地で240件を超える違憲判決報告会を行ってきたことも、全国の反響の大きさの現れである。
 違憲判決と全国の市民とが結びつき、イラクからの自衛隊の撤退を求める大きな世論が喚起され、それが今回の自衛隊の撤退につながったのである。

4.この違憲判決に対し、田母神俊雄前航空幕僚長は判決直後に「そんなの関係ねえ」との発言をするなど、司法の憲法判断を軽視・愚弄する発言を繰り返してきた。憲法9条の下、航空自衛隊の幕僚長は憲法尊重擁護義務がとりわけ厳しく課せられる立場にあり、決して許される発言ではない。
 また、問題となっている懸賞文でも、「蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す」などとし、あたかも日中戦争を「テロとの戦い」として正当化するものと読める文脈があり、さらに集団的自衛権行使や武器使用基準の拡大まで言及している。
 田母神氏は、2004年7月の「鵬友」(航空自衛隊の機関誌)において、「10年後には航空自衛隊の戦闘機部隊が、飛行隊丸ごと海外に展開」等とも言及し、海外派兵を積極的に進める姿勢を露わにしてきた。「C130Hの次は戦闘機を出す」という海外派兵拡大の明確な意欲に基づいて、上記懸賞文も書かれたことは明らかである。
 これは自衛隊の海外派兵を本来任務化し、自衛隊を外へ外へと戦地を求めて出ていこうとしている現在の政府・防衛省の危険な意図を表しているといえる。

5.今回名古屋高裁は、イラクでの航空自衛隊の活動が憲法9条に違反するとの厳しい断罪を下した。この判決は、政府・防衛省の海外派兵拡大路線そのものが、憲法の精神を逸脱していることを示すものであり、現在の海外派兵政策そのものを根本から見直すことも求めているといえる。そして、多くの国民も、違憲判決を支持し、他方で自衛隊の海外派兵に警戒感を強く抱いている。
6.また、この違法なイラク戦争から、アメリカをはじめ世界は「軍事力では何も変わらない」ということを学び、確実に変化しつつある。世界は憲法9条の方向に向かって流れつつあるのである。
 その中でひとり日本政府のみが世界の潮流から取り残され、自らの寄って立つべき外交の柱である憲法9条を自ら破壊しようとしている。

7.田母神氏の懸賞文からも、日本の防衛政策が一面において観念的で、稚拙で、基本の分析能力すら欠如しているかが露わになった。
 持てる軍事力を海外で行使したいという人たちの欲望に、私たちの平和的生存権が踏みにじられようとしている。しかし、このようなことは断じてあってはならない。

8.政府・防衛省は、まず、これまでほとんど開示してこなかった航空自衛隊の活動内容を国民に対して明らかにし、イラク派兵そのものに対して、厳しく総括をすべき
である。
 そして、現在の海外派兵政策が根本的に誤っていることを認め、名古屋高裁の違憲判決の趣旨を正面から受け止め、新テロ特措法延長および派兵恒久法の制定作業を即刻中止し、憲法を逸脱する海外派兵をこれ以上繰り返さないことを強く求める。

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Ⅱ.『空自撤退! みんなで勝ちとった違憲判決全国集会』

 2004年1月の札幌を皮切りにはじまった全国11の裁判所での12の訴訟、いよいよ最終盤です。この間、2006年7月にサマワから陸自を撤兵させ、今年4月17日には、名古屋において「違憲判決」を勝ち取ることができました。そして9月11日、政府はイラク空自の年内撤収方針を表明しました。これは違憲判決の成果であるとともに、裁判超えて、多くの皆さんが違憲判決をしっかり受け止めて頂き、イラクからの自衛隊撤退の声が大きく広がった成果に他なりません。まさに憲法と市民の力で自衛隊の撤退を勝ち取ったのです。

 イラクからの航空自衛隊の撤退(12月中に愛知の小牧基地に戻ってきます)を勝ち取った、この憲法と市民の勝利を、ひとりでも多くの皆さんとともに確認し合い、そしてさらに今後の新たな運動につなげていきたい。そんな思いで、12月23日に下記の「全国集会」を名古屋で開催します。

 訴訟の関わったか否かを問いません。この判決は平和を願うすべての皆さんの判決ですから、是非多くの方にご参加頂きたいと思っています。
多くの皆さんとともにこの成果を確認し合い、そして今後の新たな運動につなげていきたいと思っています。

 年末でご多用の折、また、遠路となる方も少なくないかとは思いますが、是非全国から多くのみなさんにご参加頂きたいと思います。よろしくお願い致します。
              記
日時: 2008年12月23日(火曜・祭日) 13:30~16:30
     *集会終了後に懇親交流会開催(17:00~19:00、会費制)

場所: 愛知県勤労会館2階小ホール
     名古屋市昭和区鶴舞1-2-32
    (地下鉄鶴舞線およびJR鶴舞駅から徒歩5分)
      http://www.ailabor.or.jp/tmplaza/

主催: 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会・名古屋
    自衛隊イラク派兵差止訴訟名古屋弁護団
    自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団連絡会議

参加者: 違憲判決を受け止めて下さったすべての皆様

内容:(未定のところがあり、変更の可能性があります)
 13:00 開場、受付開始
 13:30 開会挨拶
     ①「イラク空自撤収完了と裁判勝利」宣言!
     ②「イラク訴訟紙芝居!」の特別上演
     ③「リレートーク1」
     ④DVD上映と語り「イラク最新報告!」(30分)
        西谷文和さん(イラクの子どもを救う会代表)
     ~~20分休憩~~
     ⑤「リレートーク2」
     ⑥今後に向けて
 16:30 閉会 (その後17:00~19:00、浩養園にて懇親交流会)

会費: 500円

備考: 準備の都合上、出席のご返事を「自衛隊イラク派兵差止訴訟の会」事務局(
メール:info@haheisashidome.jp 又はFax:052-781-4334)へ12月15日迄にご連絡
ください。

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Ⅲ.名古屋高裁「イラク派兵違憲判決」
  報告・講演会予定(2008年12月 池住担当分のみ)

●名古屋 12月2日(火)18:30~20:30
名称: 名水労九条の会「平和講演会」
会場: 名古屋市教育館 2階階段教室
テーマ: 『自衛隊のイラク派兵は憲法違反とした 名古屋高裁判決を学ぶ』
主催: 名水労九条の会(連絡先:052-971-3105)

●名古屋 12月3日(水)19:00~21:00
名称: 08連続「労働組合講」
会場: 労働会館本館 2階
テーマ: 『主人公は私たち!』
主催: 全国福祉保育労働組合東海地方本部(連絡先:052-881-2971)

●東京 12月4日(木)18:30~20:30
名称: 「平和といのち・イグナチオ9条の会」第1回学習会
会場: カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)信徒会館203号室
テーマ: 『イラク派兵違憲判決を勝ち取った訴訟の会代表池住義憲氏に聞く』
主催: 平和といのち・イグナチオ9条の会

●岡山 12月8日(月)18:30~20:30
名称: 12.8平和のつどい
会場: 岡山県国際交流センター 国際会議場
テーマ: 『イラク派兵違憲判決を活かす道』
資料代: 500円
主催: 岡山県平和委員会(連絡先:086-224-3787)

●大阪 12月9日(火)18:30~20:00
名称: 大阪市従不戦の集会
会場: ヴィアーレ会館(大阪市中央区安土町3-1-3))
テーマ: 『イラク派兵違憲訴訟名古屋高裁判決の意義と教訓』
主催: 大阪市従業員労働組合

●名古屋 12月12日(金)18:15~
名称: 平和と憲法を守る港区連絡会第7回総会
会場: 全港湾名古屋支部3階会議室(名古屋市港区中川本町2-1-2)
テーマ: 『名古屋高裁イラク派兵違憲判決について』
主催: 平和と憲法を守る港区連絡会(連絡先:052-652-2321)

●名古屋 12月13日(土)14:00~16:45
名称: めいきん生協「平和について考える企画」
会場: 長円寺会館 小ホール(名古屋市中区栄)
テーマ: 『世界から見たイラク、アフガンと日本の平和について』
主催: めいきん生協 組合員商品活動支援室(連絡先:052-703-1967



●名古屋 12月24日(水)19:00~20:30
名称: クリスマスイヴ礼拝・キャンドルサービス
会場: 名古屋聖ステパノ教会(名古屋市昭和区宮東町260)
テーマ: 紙芝居!?と語り『平和はみんなの権利です!』

*2009年1月以降も、横浜、弘前、沖縄など各地へ伺う予定です。追ってお知ら
せします。

以上


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by hiroseto2004 | 2008-11-29 10:52 | 憲法 | Trackback(1)