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by hiroseto2004

いい加減【中曽根の呪い】脱却を

Excite エキサイト : 政治ニュース

与党内では3年間で10兆円の対策を取る、という話もあります。もはやこの状況ではそうせざるを得なくなったといえるでしょう。とうとう「小さな政府」路線が破綻した、ことを潔く政府は認めるべきです。

「増税なき財政再建。」1980年代、中曽根康弘さんはこのように呼号しました。中曽根さんは、民営化を進める一方、所得税の累進性を緩和。それで出来た穴は、次の竹下内閣が消費税創設で埋めました。

 これがその後、基本的には竹中平蔵さんら、ネオコンないしネオリベラルに引き継がれています。そして、小泉純一郎政権以降、地方交付税カット、社会保障毎年2200億円抑制【削減】などが強行されました。

一方、経済財政担当大臣の与謝野馨さん、元財務大臣・谷垣禎一さんらは、「大きな政府はやむなし」としながらも、消費税増税を呼号しています。また、現財務大臣・中川昭一さんはよりはっきりした積極財政論者ですが、残念ながら、段階的消費税引き上げ論です。

しかし、国民の消費税への反発が強いため、これも受け入れられていません。当たり前の話で、イギリスでも付加価値税は、食料品や住宅、書籍にはかからない。そういうことに感づいている国民が消費税引き上げをうんと言わないのは当然です。

2005年総選挙では当時の民主党代表・岡田克也さんが消費税増税&年金・農業政策充実という路線をとりましたが大敗しました。

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結局、「両者相打ち」の格好で有効な景気対策を打てず、迷走してきました。

 まず、現状認識としては、大きな政府【ただし、官僚機構ではなくサービス】でないともたないことを前提とすべきです。

 安定成長に移行した今、企業に頼っていたセーフティーネットの役目を政府が果たさないといけない。一方、産業基盤、特に道路や工業団地はもうあまりいらない。これは、クルマやパソコンでさえも飽和してきている【パソコンは外出にも便利な小型が売れ筋】から、大きな需要増加は期待できない。

 また、目下、雇用対策で補助金を出すようにするそうですが、これも予算がかかります。
  失業者には、住宅と最低限の生活費を保障しつつ、イギリスのような最終的に就職できるよう手取り足取りサポートするシステムをつくるべきでしょう。

介護や医療にお金を回すべきです。環境やクリーンなエネルギー対策も急務です。

こうなると、お金はかかります。

しかし、それはよいことです。これらにきちんとお金が回れば、経済は回りだします。そもそも、現在でもお金は余っています。そうでなければ、長期金利がこんなに低いことはありえません。

かいつまんでいえば、例えば、トヨタやマツダは、自動車だけでは伸びが期待できないから、公共交通や、クリーンエネルギー、介護などにお金を投資してもらえばよい。そして雇用を増やしてもらえばよいのです。

例えば公共交通を公有化し、運営をトヨタがやってもいい。【本当は地場企業がやってくれた方がよいが、地場になければそれでよい。】

ところが、自民党、経済界、そしてつい最近までの民主党〔今でも一部はそうでしょう)も含めて、「大きな政府はアプリオリにだめだ」という呪縛にとらわれています。

大きな政府論者は大きな政府論者で、今度は、財源が消費税以外にないという呪縛にとらわれる。そうなると、結局国民の反対に遭い、頓挫する。

どちらにしても、結果としては大きな政府にはたどり着けないのです。

この道筋をつけたのが、中曽根康弘さんです。名づけて「中曽根の呪い」。

「中曽根の呪い」をいまこそ解こう。

そうしないと日本には未来はありません。

 当面は上図の「左上」〔緑の領域)を埋蔵金の活用などで行うしかない。〔中川秀直さんも最近は言動がぶれており、この領域のようにも見えなくもありません)。

しかし、中期的には消費税増税に変わる財源を提示しなければならない。そうしないと、対立軸がはっきりしません。

 中期的には、やはり所得税の累進性向上でしょう。以下のような構図が本当の対立軸でしょう。

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民主党もこの辺は、亀井静香さん〔国民新党)と同様に立場をはっきりさせるべきです。

 日本は、アメリカ〔47%総合課税)とくらべてもお金持ちの資産所得には甘い〔分離課税)のです。

 また、中間層に関しては、セコくいろいろ控除があるが、むしろ手当てやサービスを充実させ、負担は引き上げでよいと思います。

 一方、課税最低限は低すぎますから、引き上げるべきです。

 こうすれば、景気が回復次第、税収も増えるのではないでしょうか?

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by hiroseto2004 | 2008-12-03 06:09 | 新自由主義批判 | Trackback(3)