生存権確立元年で内需拡大・デフレ脱却を!
2008年 12月 31日
2008年の経済は散々でした。
戦後すぐの混乱と、今は違います。
戦後すぐは、とにかく、モノが足りなかった。
逆に言えば、がんばって働くしかなかったのです。物価があがるから、その分苦しいが、がんばって働けば景気はよくなる。そんな時代でした。
自民党政治もそういう時代には適合的でした。
産業基盤を整備し、さらに、1970年代以降は、輸出に馬力をかける。
ところが、今はデフレ時代です。そうはいっても、クルマにしてもパソコンにしても、買える人は買えてしまっている。
アメリカはいっぱいいっぱい。
新興国もまだまだアメリカ様々でした。
そうなると内需拡大しかない。社会保障や、地域が潤う生活密着型の公共事業など、いくらでも手段はあります。
大きな政府【ただし、大きなサービスであって、大きな官僚機構ではない】でないともたない。
ところが、小泉純一郎さんは、その正反対の政策を取りました。
小泉純一郎さんは、外需依存に日本経済を傾けさせた上、「埋蔵金」は外国為替介入などで激増させました。このように、官僚機構の弊害は放置した最悪の政治でした。
あえていえば、女性閣僚が、複数出るようになった慣行をつくったくらいが評価すべき点でした。
そして、安倍晋三さんはそれをさらにラジカルに推進しました。
これで、日本経済が壊滅しなかったほうが、奇跡でした。
あたふたと、いまになって、住宅や失業保険などやるくらいなら、最初から、住宅政策充実、社会保障充実、公共交通充実、エネルギーや環境など地域のマイクロビジネス振興にお金を大胆に投入しておけばよかったのです。
しかし、自民党は成功体験が抜けないのでしょう。そしていまだに【頑張ればなんとかなる】イデオロギーにこだわっています。
そうではなく、社会の仕組みを変えることが大事です。
内需拡大へ進路を切り替えよう。
そして、生存権確立元年に!
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戦後すぐの混乱と、今は違います。
戦後すぐは、とにかく、モノが足りなかった。
逆に言えば、がんばって働くしかなかったのです。物価があがるから、その分苦しいが、がんばって働けば景気はよくなる。そんな時代でした。
自民党政治もそういう時代には適合的でした。
産業基盤を整備し、さらに、1970年代以降は、輸出に馬力をかける。
ところが、今はデフレ時代です。そうはいっても、クルマにしてもパソコンにしても、買える人は買えてしまっている。
アメリカはいっぱいいっぱい。
新興国もまだまだアメリカ様々でした。
そうなると内需拡大しかない。社会保障や、地域が潤う生活密着型の公共事業など、いくらでも手段はあります。
大きな政府【ただし、大きなサービスであって、大きな官僚機構ではない】でないともたない。
ところが、小泉純一郎さんは、その正反対の政策を取りました。
小泉純一郎さんは、外需依存に日本経済を傾けさせた上、「埋蔵金」は外国為替介入などで激増させました。このように、官僚機構の弊害は放置した最悪の政治でした。
あえていえば、女性閣僚が、複数出るようになった慣行をつくったくらいが評価すべき点でした。
そして、安倍晋三さんはそれをさらにラジカルに推進しました。
これで、日本経済が壊滅しなかったほうが、奇跡でした。
あたふたと、いまになって、住宅や失業保険などやるくらいなら、最初から、住宅政策充実、社会保障充実、公共交通充実、エネルギーや環境など地域のマイクロビジネス振興にお金を大胆に投入しておけばよかったのです。
しかし、自民党は成功体験が抜けないのでしょう。そしていまだに【頑張ればなんとかなる】イデオロギーにこだわっています。
そうではなく、社会の仕組みを変えることが大事です。
内需拡大へ進路を切り替えよう。
そして、生存権確立元年に!
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Tracked
from vanacoralの日記
at 2008-12-31 16:31
タイトル : 2008年暮れの東京三景
百年に一度の大不況に突入してしまった2008年。首都東京では、その歪みが極点にまで達した格差社会を象徴する光景が繰り広げられています。 まずは東京で英気を養っている「阿呆太郎」首相の冬休みです(以下、東京新聞からの抜粋)。 ■【首相の一日】(東京新聞) 12月... more
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Tracked
from ようこそイサオプロダクト..
at 2008-12-31 22:52
by hiroseto2004
| 2008-12-31 16:13
| 経済・財政・金融
|
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