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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

2009年年頭に当たって 分断から共生へ!「生存権」・「政権交代ある民主主義」確立元年へ!

2009年年頭に当たって


社会市民連合事務局長
生存のためのメーデー実行委員会in広島事務局長さとうしゅういち


みなさま

新年明けましておめでとうございます。

昨年2008年は特に経済面で散々な年だった、という感をもたれた方も多いと思います。おめでとうと言う気分になれないかもしれません。

今年も、景気面に限れば極めて厳しい年にならざるをえないでしょう。

しかし、一方で希望を持たせる兆しも見えてきました。

こんなことではいけん。そう思い、立ち上がる人がでています。

わたしは、年末、岡山市の野宿生活者を支える会の炊き出しに参加させていただき、そのことを強く実感しました。

自分の幼いとき以来の、首切り横行に心を痛め、炊き出しに昨日31日、初めて参加したという、七十代の女性。

自分の息子が行方不明で、もう一人の息子と一緒に高松から岡山市まで駆けつけ、炊
き出しに三万円も寄付して立ち去った男性。

南方公園では、新聞を読んだ方からお米の差し入れ・・・

小泉純一郎政権時代に感じられた、他人に対しての冷たい空気が、変わりつつあると感じた年の瀬でした。

 マスコミについて【何をいまさら】という気持ちは、この際おいておいて、マスコミ報道をみて、きっかけさえつかめば、立ち上がる人が多くおられます。多くの人がアダム・スミスの言う「他者への共感」、マックス・ウェーバーの言うところの情熱、責任感、洞察力を備えていることを行動で示しています。

 日本は、土俵際のところで、暖かさを取り戻しつつあると確信します。

 2009年は、こうした志を、人々が社会の仕組みを暖かいもの、生存権を保障すること、そのことを選挙で選んだ公務員に実行させること、そして、「政権交代ある民主主義」確立につなげれば、希望は開かれます。

 わたし自身も仕事では、今の仕組みや情勢による制約で隔靴掻痒、悔しい思いがしていました。 わたし自身も仕事では、今の仕組みや情勢による制約で隔靴掻痒、悔しい思いがしていました。

 アメリカ金融危機が起きる前から、地方交付税カットなどの影響で明らかに地方の景気は悪く、さらにその前から労働者、ことに女性の労働条件は悪かった。にもかかわらず、目線が東京の強者に偏り、一部大手企業の好調を以って「景気回復」を呼号する東京のマスコミ等の報道のスタンス。社会保障の抑制を強行する政府幹部の対応。これらには苛立ちと悔しさを感じていました。その中で苦しむ住民や自治体の苦しみに対し非力であり、苦渋の日々でした。

 おそらく、多くのみなさんもわたし以上に苛立ちがあると思います。

 2009年は、「政権交代ある民主主義元年」にし、仕組みを良くしましょう。

「隔靴掻痒」や悔しさを吹き飛ばしたいものです。

アメリカでできた政権交代。そして政策転換。日本でできないわけがないでしょう?

また、労働者市民の支えあいを進め、当面の厳しい冬を生き延びましょう!

わたしたちは、微力ではあるが非力ではない。


「分断」から「共生」へ!
2009年を「生存権」確立元年に!
2009年を「政権交代ある民主主義」元年に!


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【写真はさとうが参加している岡山・野宿生活者を支える会の炊き出し作業途中。31日夕方、元旦に出すおでんの下拵えを平行して完了しました。】


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