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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

第四回女たちの映像祭大阪2009

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【第4回女たちの映像祭・大阪2009】が、豊中市の男女共同参画推進センターすてっぷで、昨日30日から、明日2月1日までの日程で開催されています。

日本はもちろん、韓国やオランダ、ドイツ、スペイン、アメリカなど、世界各地の女性監督らが、女性の問題をテーマに撮った映画が次々上映されています。

今回で4回目となる当イベントは、上映の後、それぞれの作品を制作した監督による「ゲストトーク」という形式が定着しています。

最初の写真は、【ファンボさんに春が来た】のチミン監督【韓国】らです。

姑や夫に尽くした韓国の女性が、70歳を過ぎて、字を習ったり、演劇に出演するなど「自分の人生」をようやく取り戻した様子を生き生きと描いています。日本以上に封建的とも言われる韓国社会ですが、その中でも、年をとってからがんばっている女性が、今増えていることを知らせてくれています。

2枚目は、【和気あいあい?】のチャン・ヒソン監督【韓国】の作品です。【和気あいあい?】は、韓国企業で、起きたセクハラ事例を元にした4本の話で成り立っている作品です。

 韓国ではセクハラ予防の啓発映画になっています。 

 銀行の非常勤職員のケースを描いた話では、彼女が立場が弱いが故に、上司によるセクハラ被害者になる場合が多いことも見て取れました。さらに、大手企業の女性社員を描いた3番目の話では、被害を言い出しづらい、あるいは、被害を否定されてしまうことで被害者が傷ついてしまうことが描かれています。そして、4番目の話では、セクハラを防げず、女性社員大量退職を招いた課長が、重役に叱責され、それを転機に、女性社員にも耳を傾けた管理をするようになるまでの様子が描かれています。
 
日本でも、「和を乱す」ことを恐れて、問題点を言い出せない雰囲気があります。それが、会社でも役所でも問題隠蔽につながっていることは、報道などで皆さんもご存知と思います。そうではなく、「女性職員にとっても和気藹々」になるにはどうすればよいか。そういう視点で製作されていますので、日本でも参考になりそうです。

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by hiroseto2004 | 2009-01-31 17:38 | イベント情報 | Trackback