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by hiroseto2004

国際女性デー

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「国際女性デー広島県集会」が3月8日、広島市女性教育センターであり、広島県各地から参加がありました。

基調講演は全国ユニオン会長の鴨桃代さんです。

鴨さんたちは、2008年の11月29日と30日、「派遣切り」ホットラインを設けました。472件もの相談が寄せられ、電話はなりっぱなしでした。

典型例としては、2009年3月まで契約期間があるのに、12月で終了といわれた人がかなり多かったのです。

確かに、日雇い派遣もひどいものがあります。日雇い派遣では「軽作業」と称して人を集めるが、実際にいってみると、は建設現場での危険な作業だったりするし、怪我も耐えないのです。

しかし、その日雇い派遣の経験者からさえも、製造業での派遣切りの実態はひどく見えた、ということです。

そして、年末年始、「派遣村」を開設することになりました。最初は、「派遣切り」にあった人々が、派遣村まで来るのかどうかも不安だったそうです。実際、わたしもお手伝いに入った名古屋の越冬現場では、派遣切りの若者は、最終日になってやっときたのです。

しかし、その不安は一日目で、吹っ飛び、今度は多すぎたらどうしよう、という不安に変わりました。

この派遣村を通じてわかったことは、セーフティネットが全く機能していない、ということです。雇用保険の失業給付が出るのには1ヶ月はかかります。さらに、多くの派遣切りにあった人は、半ば会社にだまされる形で「退職届」に印鑑を押してしまっているため「自己都合退職」になってしまい、さらに3ヶ月待たされます。

さらに、そもそも、雇用保険の対象が「1年以上雇用の見込み」者にしか適用されないので、適用されない人が多数いる、ということは最近の国会論戦でもご存知の方が多いと思います。

派遣村に対してバッシングもありました。鴨さんの組合が、電話窓口になっていたのですが「やる気がない人が派遣村に来ている」などという批判があったそうです。

 実際には、お金がなくて、就職の面接にもいけないのです。あるいは、住居がないので、当然、そんな人は最初から企業も採用しません。

 役所で風呂券を渡されても、タオルも石鹸もないのです。わたしも岡山で炊き出しに従事するようになって、初めて気づきました。

 鴨さんたち自身も、「自分たちの組合活動も今までは、職場で起きた紛争を扱っていればよかった。」のが、「本当にお金がなくて身動きが取れない人」を目の当たりにして、衝撃を受けました。

 企業に対しては、安易に切るなということ、そして、シェルターと総合窓口解説、非正規労働者生活・終了支援基金を設置すること。中途契約解除に対する派遣先責任を明確にすること、寮からの拙速すぎる退去強制をやめさせることなどを緊急にしなければならない、と強調します。

 しかし、こうなったのも、結局、派遣労働は商取引だからです。派遣元が本来は、派遣先に対して労働者の代わりにものを言わなければならないが、派遣先に何か言えば、以降、発注が来なくなりかねない、こいうことがあるわけです。一方で、マージン率の規制もないという状況です。

登録型派遣は禁止し、原則専門業務派遣、そしてマージンは規制する、均等待遇を導入する、などが必要だ、と強調します。

鴨さんは「正社員で、派遣が切られたら、『自分は守られた』とほっとしてしまう方もいるかもしれない。しかし、そうはいかない」と警鐘を鳴らします。

「派遣社員が切られた後、正社員が、いままで派遣社員がやっていた仕事をさせられ、なれない仕事からメンタルヘルスをわずらう」などの事態も起きています。そして、財界からは『低いほうに待遇をあわせろ』という圧力がかかります。

地域最低賃金、企業内の最低賃金を底上げすること。そして、昔、今の連合が発足する前は活発だった「地域共闘」運動を再建することを呼びかけました。


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by hiroseto2004 | 2009-03-08 23:07 | ジェンダー・人権 | Trackback