-
[ 2007-10 -13 10:18 ]
2007年 10月 13日 ( 1 )
1

今年のノーベル平和賞は、元米副大統領のアル・ゴアさんと、IPCC。
映画「不都合な真実」などの活動で、地球温暖化(気候変動)問題で警告を発したことが評価されました。
ただし、私はもろ手を挙げて万歳とは言えない。
この気候変動問題、その根底にあるエネルギー問題の、「解決策」こそが問題なのです。
石油の代わりにバイオ燃料をと言う動き。
原子力を再び増やそうという動き。
これらが、「温暖化問題解決」に便乗して進んでいます。
どちらにも私は疑問を抱かざるを得ません。
バイオ燃料、とくに、とうもろこしを原料とする燃料は、結局、原料のとうもろこしの不足を招き、食料需給を逼迫させます。
また、とうもろこし自体が、そもそも、石油の塊です。そして、それは遺伝子組み換えのものが多いですから、結局、遺伝子組み換え大手のモンサント社が儲けるだけではないか、という疑惑があります。
むしろ、木炭とか、あるいはブラジルがやっているような方式が望ましいのではないか、と思いますがいかがでしょうか?
原子力については、特に日本のような地震大国では、本当に大丈夫なの?という疑念は、柏崎原発の地震被害で広く共有されていると思います。
ということで、ひねくれているのですが、ゴアさんの受賞を素直には喜べません。
記事へのご意見・ご感想はこちらへどうぞ!
なるほど!と思ったら下をクリックお願いします!



人気blogランキングへ
http://member.blogpeople.net/tback/09077 自・ENDキャンペ
ーン)
http://member.blogpeople.net/tback/09134 衆議院選挙・野党共闘
介護福祉関連記事(ブログピープル)
▲
by hiroseto2004
| 2007-10-13 10:18
| 環境・街づくり
|
Trackback
1