2019年 11月 14日 ( 11 )
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 22:07
| 反緊縮・格差是正
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時代錯誤だった1990年代の大店法廃止&郊外開発
1990年代、高齢社会、人口減少、気候変動はすぐそこに来ているのに日本はおろかな道を選んだ。
日本は大店法を廃止。山を切り開き郊外にどんどん住宅を作り、クルマでしかいけないような大店ばかりにした。
その結果は20年後の今、出ている。人口減少で空き家が発生しまくりだ。無理に山を切り開いた住宅街では、気候変動が進んだいま、土砂災害が家々を直撃している。
高齢者はヒヤヒヤしながら日常生活のためにはクルマを運転せざるをえない状況だ。
クルマ依存度が上がった日本のシステムはCO2削減を困難にしている。
1990年代後半の広島瀬戸内新聞はこうしたことを指摘してきたが、当時の世論には、身近な人も含めて、ほとんど相手にされなかった。しかし、いま、ようやく、気候変動で土砂災害や洪水が相次ぎ、人口減少で空き家が発生しまくり、高齢者の移動をどうするかが問題になってきて、大慌てと言う状況である。
飯塚幸三被疑者にムカつく気持ちはわかるが、被疑者を叩いていても問題は解決しないのもまた事実だ。
思いきった土地の新規開発禁止やモーダルシフト(高齢者への思いきった代替交通手段への補助、財源は炭素税でよいだろう)などを打ち出すときに来ているのだ。
それにしても1990年代の日本は愚かだった。
何で高齢社会、人口減少を見通して、山を削るのを禁止しなかったか?
気候変動を見通して、モーダルシフトを進めなかったか?エネルギーシフトをしなかったか?悔やんでも悔やみきれない。
1990年代、高齢社会、人口減少、気候変動はすぐそこに来ているのに日本はおろかな道を選んだ。
日本は大店法を廃止。山を切り開き郊外にどんどん住宅を作り、クルマでしかいけないような大店ばかりにした。
その結果は20年後の今、出ている。人口減少で空き家が発生しまくりだ。無理に山を切り開いた住宅街では、気候変動が進んだいま、土砂災害が家々を直撃している。
高齢者はヒヤヒヤしながら日常生活のためにはクルマを運転せざるをえない状況だ。
クルマ依存度が上がった日本のシステムはCO2削減を困難にしている。
1990年代後半の広島瀬戸内新聞はこうしたことを指摘してきたが、当時の世論には、身近な人も含めて、ほとんど相手にされなかった。しかし、いま、ようやく、気候変動で土砂災害や洪水が相次ぎ、人口減少で空き家が発生しまくり、高齢者の移動をどうするかが問題になってきて、大慌てと言う状況である。
飯塚幸三被疑者にムカつく気持ちはわかるが、被疑者を叩いていても問題は解決しないのもまた事実だ。
思いきった土地の新規開発禁止やモーダルシフト(高齢者への思いきった代替交通手段への補助、財源は炭素税でよいだろう)などを打ち出すときに来ているのだ。
それにしても1990年代の日本は愚かだった。
何で高齢社会、人口減少を見通して、山を削るのを禁止しなかったか?
気候変動を見通して、モーダルシフトを進めなかったか?エネルギーシフトをしなかったか?悔やんでも悔やみきれない。
関連する本社の主張
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 21:43
| 環境・街づくり
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 20:19
| 安倍ジャパン
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 19:58
| 農業・食料
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 17:19
| 国際情勢
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飯塚幸三被疑者送検、高齢者バッシングではなく人にも環境にも優しい交通システムへ議論深めよう
飯塚幸三被疑者が送検された。飯塚被疑者への人々の憤りは共有する。東京23区なんて、バスも電車もタクシーも便利なのだからそっちを利用すれば良かっただけじゃないか、という思いは正直ある。高級フレンチを食う金があるならタクシー代くらい惜しまない方が良いだろうという思いもある。ただ、飯塚被疑者を現行法を上回る処罰をあたえれば法の支配を否定することになる。危険だ。
また、「小さい子どもと若い母親を殺した高齢者」たる飯塚被疑者批判に便乗して高齢者一般をバッシングする向きもあるが極めて危険だ。一歩間違えれば、高齢者はみんな死ね的な方向に暴走しかねない。
そうではなく、全ての人が安心して移動できる環境の整備が大事だろう。子どもはかつてきた道、高齢者はこれから行く道だ。
気候変動を考えれば環境問題の視点から交通を問い直さなければならない。ある程度公共の交通が便利な地域ではそちらに誘導する政策が必要だ。免許返納の高齢者には思いきった公共交通機関利用補助が良いだろう。敬老パス廃止の動きも最近目立つが、交通事故対策、環境問題からは高齢者の公共交通利用補助は充実させた方が良いだろう。
公共交通が不便な地域については乗り合いの電気自動車などの試みもある。
高齢者が安全に運転できるクルマの開発も含め、知恵を絞りたい。本来、日本は世界の高齢社会トップランナーなのだからこういうことでは先進国でなければならないはずだ。ただただ飯塚被疑者を過剰に批判したり、高齢者をバッシングしているだけでは日本は沈没する。
飯塚幸三被疑者が送検された。飯塚被疑者への人々の憤りは共有する。東京23区なんて、バスも電車もタクシーも便利なのだからそっちを利用すれば良かっただけじゃないか、という思いは正直ある。高級フレンチを食う金があるならタクシー代くらい惜しまない方が良いだろうという思いもある。ただ、飯塚被疑者を現行法を上回る処罰をあたえれば法の支配を否定することになる。危険だ。
また、「小さい子どもと若い母親を殺した高齢者」たる飯塚被疑者批判に便乗して高齢者一般をバッシングする向きもあるが極めて危険だ。一歩間違えれば、高齢者はみんな死ね的な方向に暴走しかねない。
そうではなく、全ての人が安心して移動できる環境の整備が大事だろう。子どもはかつてきた道、高齢者はこれから行く道だ。
気候変動を考えれば環境問題の視点から交通を問い直さなければならない。ある程度公共の交通が便利な地域ではそちらに誘導する政策が必要だ。免許返納の高齢者には思いきった公共交通機関利用補助が良いだろう。敬老パス廃止の動きも最近目立つが、交通事故対策、環境問題からは高齢者の公共交通利用補助は充実させた方が良いだろう。
公共交通が不便な地域については乗り合いの電気自動車などの試みもある。
高齢者が安全に運転できるクルマの開発も含め、知恵を絞りたい。本来、日本は世界の高齢社会トップランナーなのだからこういうことでは先進国でなければならないはずだ。ただただ飯塚被疑者を過剰に批判したり、高齢者をバッシングしているだけでは日本は沈没する。
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 12:24
| 環境・街づくり
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by hiroseto2004
| 2019-11-14 06:40
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