エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

カテゴリ:思想・哲学( 221 )

官僚政治vs田舎政治、開発独裁vs新自由主義という選択肢しかないように見えるポストモダン日本の不幸

ポストモダン=ほぼ平成=の日本では、
開発独裁vs新自由主義
という選択肢しかないように思わすよう、政府もマスコミも仕向けてきたといわざるを得ない。

 特に小泉政権時代を中心にその前後の時代、古い自民党政治を打破するには、新自由主義=当時は構造改革と言われた=しかない!と叫ばれてきた。

 だが、ご承知の通り、その結果は、貧困の拡大である。世界的に見ても、一旦民営化された水道が公営化されたりするなど、新自由主義グローバリズムは評判が悪くなっている。しかし、安倍総理は、周回遅れの新自由主義を進める一方で、旧来の開発独裁の遺物のような原発推進などもやっている。最悪のハイブリッドである。

さらに、ポストモダンの後期(ポスト小泉政権)になってくると、官僚政治が標的となった。

しかし、いわゆる「官僚政治」を倒して、「官邸主導」にして出てきたのは、安倍総理らの一派による、国政レベルへの「田舎政治」の持ち込みである。森友・加計学園問題にせよ、あるいは、拙速すぎる出入国管理法改定にせよ、「お友達案件」だ。小さな市町村の首長や議長が、お友達の依頼で口利きをする。それこそ、江戸時代の悪代官レベルの話である。「田舎政治を国政に持ち込んだ」安倍政治よりは、逆に官僚がマシに見えてしまう人もリベラル勢の中にも少なくない。

 ただ、気をつけなければいけないのは、そもそも官僚こそ、民主党政権の時に進歩を妨害した連中でもあるということだ。民主党政権の時には、外務官僚はオバマの広島訪問を妨害したり、辺野古問題でアメリカの圧力をねつ造したりしていることが明らかになっている。

 官僚が「進歩を恐れて民主党の脚を引っ張った」のも間違いない。その結果安倍政権になったのも間違いない。

 そして、民主党の進めた「政治主導」だけが、安倍政権に悪用され、田舎政治のような構造が国政に持ち込まれてしまったのだ。日本は近代からポストモダンへ進むどころか、一挙に前近代に逆戻りしてしまった。

・行政を民主的なコントロールの元に置く。
・資本(大手企業)に対して民主的なルールを守っていただく。

こうした方向で進んでいかなければならない。ならないのだが、そこまで行くには、正直、いくつもの壁を乗り越えないといけない。いけないが、挫折してはいけないのだ。

by hiroseto2004 | 2019-01-08 19:49 | 思想・哲学 | Trackback
アメリカでもタレントが「私は民主党支持」、「私は共和党支持」とか、表明するのは当たり前です。
日本人はそもそも、イデオロギー云々、政策云々以前に、政治をタブー視し過ぎです。

ポストモダンの「相対化」を村社会に持ち込んだ結果、ますますモノを言うことを憚る気風が広がり、日本を壊している。


by hiroseto2004 | 2018-12-20 20:11 | 思想・哲学 | Trackback
「新自由主義の道連れで多様性尊重まで失われる危険」について

マクロンとかメルケルは「新自由主義+多様性尊重」の組み合わせだ。従って、マクロン打倒の勢い余って多様性尊重まで失われる危険はある。
アメリカのトランプ現象はそれが現実になった。

ただ、日本の場合、安倍瓶三こと晋三さんは「マクロンの新自由主義」と「ルペンより酷い村社会」の組み合わせだ。「安倍打倒!」の勢い余って「多様性の尊重」が失われる危険は日本国全体をみればまずない。ただ、東京都政だけは、小池百合子知事が「マクロン」っぽいのでその危険は僅かにあるかもしれない。ただ、国政でも都政でもそもそも新自由主義に対抗する勢力が弱すぎる。もちろん村社会も酷い。
日本の場合、変に難しく考えない方がいいと思う。単純に、新自由主義と村社会双方を打倒する運動でいいと思う。
なお、立憲民主党が政権を取った場合には、立憲民主党が新自由主義路線を進めば、自民党が復活し「新自由主義打倒の勢い余って多様性尊重まで失われる」現象が起きかねない。その事は警戒しておきたい。

by hiroseto2004 | 2018-12-18 20:04 | 思想・哲学 | Trackback

【思想・哲学】「国鉄」以来、民営化を「絶対善」だという洗脳が行き届いている

「国鉄」以来、日本中に「民営化=絶対善」という洗脳が行き届いているように思える。

利益が出るなら民営化。一方で病院や公営バスなどでは「赤字だから公営を民営化」という明らかにサービス廃止しか招きようが無いような例もある。

いずれにせよ「民営化=善」というのに洗脳された結果である。

冷静に考えると、公共サービスというのは「儲け」のためにやるわけではない。

もちろん、赤字を際限なく垂れ流して良いわけではない。
大事なのは「国民」「県民」「市民」が議会や自治体の場合は時には直接請求などを通じて「民主的にコントロール」することである。

こんなことを思い出したのは、ルノーがそもそも自動車会社なのに政府が出資する「親方トリコロール」だから。

そのことの是非はさておくとしても、日本人の価値観があまりにも「民営化=善」に傾きすぎていると思う。

言い換えれば、公共サービスの議論においては、
官僚主義VSハゲタカ資本主義、
しか対立軸がなく、「民主主義」というのが極めて弱い、と言うことなのだとも思う。


by hiroseto2004 | 2018-11-30 20:23 | 思想・哲学 | Trackback
備忘録 国際社会が国家だけのものではない時代

忘れてはいけないのは、「国家の統制に服さない」民間企業や個人(個人の集まりとしてのNGOも)が国境を越えて裁判を起こしたり起こされたりするのが現代の世界。
冷戦崩壊で、昔ながらの国家の統制は緩んだ。国際社会で個人が国家の統制に服していた時代は終わった。
今後も国境を越えて色々な個人や企業が動く以上、国家の統制に服さない主体同士のトラブルは起きる。
その事を日本人や日本企業が過小評価していると痛い目にあうし、戸惑うことになる。
by hiroseto2004 | 2018-11-21 14:17 | 思想・哲学 | Trackback

カルロス・ゴーン被疑者の逮捕。

新自由主義批判(法人税減税批判)になるべきところが外国人批判、あるいは、ゴーン被疑者が進めてきた一応のプラス面である「男女共同参画」への批判になっては目も当てられない。

しかし、滅び行く国とか組織というものは、得てして最悪の方向へ走る。
「崩壊の時代」というものである。
それは少しでも食い止めたい。


by hiroseto2004 | 2018-11-20 19:46 | 思想・哲学 | Trackback

欧州と日本の極右の違い【備忘録】

欧州の場合は、多くの場合、失業に不満の若者が極右に走る(ただし、極左も強い。)という感じ。そのぶん極右も「古くさいイスラームを排斥!」という感じ。ジェンダー平等とか一定の特に若者向け社会福祉は肯定しつつ移民排斥。日本では敢えていえば小池百合子知事が近い。

日本の場合は一定の既得権がある層=平均55歳の医師や公務員や経営者が日本の黄昏にあせり、ネトウヨ=懲戒請求に。年齢が上に片寄るぶんジェンダー観などは古色蒼然。
日本の場合は若者不足で失業は少なく若者が極端に走りにくい状況はある。敢えていえば若者は安倍晋三の「玉虫色」を消極的に支持する。

※アメリカは欧州と日本の中間型か。


備忘録 焦りからイデオローに走る年配層と「昔懐かしい保守タイプ」の若者ーー安倍自民党支持層内部の違い

懲戒請求に参加した「ネトウヨ」の方々は平均年齢55歳。それも医者や公務員、経営者ら既得権がある層。本気で反日弁護士を打倒しないと日本が滅ぶ、と思い込んでいたようだ。「日本没落」への焦りがバブル期に若者時代をすごした「オジウヨ」「オバウヨ」を暴走に駆り立てたのではないか?中国や韓国にこのままでは抜かれると言う焦りと、いや、そんなはずはない、という驕りがないまぜになった潜在意識があったと思う。

他方、投票に行く若者では自民党支持の割合は高い。若者は憲法九条改悪に反対、女性差別撤廃、LGBT権利擁護はジョーシキだ。にもかかわらず自民党に入れるのは、少子化で就職率が良いから。大昔の農村部の年配者が道路や新幹線をつくってくれる自民党議員をイデオロギー関係なく支持したのに似ている。沖縄県知事選挙で自民党が苦戦したのは若者の就職先の公務員に天誅!的な維新や希望が自民党候補についたために名護市長選挙ほどは若者票を集められなかったのもあると思う。


その中間の団塊ジュニアは特に小泉自民党時代に割りを食った。自民党を恨む人も多い。しかし、既得権への反感から維新とか旧みんななど「公務員に天誅!」系に流れる場合が多い。脱原発や護憲では共産党や立憲左派と一致してもだ。また、安倍自民党を「新自由主義で団塊ジュニアを苛めた小泉自民党のアンチテーゼ」と考えて支持してしまう人もおられる。
かくて、巧妙に安倍自民党は政権を維持してきた。


by hiroseto2004 | 2018-10-31 17:46 | 思想・哲学 | Trackback
病気になれば、例え治療費が無料でも苦しい

誰も好き好んで病気になるわけではない。もっと言えば、好き好んで(麻生太郎が言うところの)「不養生」でいるわけでもないし、「不養生」の基準もよくわからない。
病気になれば、例え治療費が無料でも苦しいものだ。
その「苦しい」という状態だけですでに当人は「自己責任」を取っている。
「不養生の人のために保険料を払うのがアホらしい」とかいう趣旨のことを10年前くらいから繰り返して発言している麻生太郎は、幸い、78歳になる今までこれといった病気をしたことがないのだろう。だが、麻生は自身がそうであることに感謝こそすれ、不幸にも病気になって、現に苦しんでいる他人に追い討ちをかけるようなことを言うべきではないだろう。

by hiroseto2004 | 2018-10-27 07:38 | 思想・哲学 | Trackback
「貴乃花」を嘲笑することもわたしには出来ない【備忘録】

【備忘録】「志ある若手」が「ムラ社会・既存組織に天誅!」の勢い余って更なるダークサイドに堕ちる(貴乃花化)問題をどうソフトランディングするか


「志ある若手」が、「ムラ社会」なり、「既存組織」の不寛容さ、前近代ぶりに憤るのは当然の理です。

正直、今の日本って「不寛容社会」と言う表現がぴったりです。

昭和後期と比べても平成末期の現在の日本には「過去の栄光」に拘る気風が蔓延しており、哲学的に言えば、今の日本は、昭和後期(手放しで賞賛は出来ないが)と比べても、むしろ後退すらしている。


平成で日本は、ポストモダンに進むかと思えば、プレモダンに逆行していると思える有り様だ。


具体的には、Uターン者への村八分なんかも続発する有り様だ。

相撲協会だけでなく日本全体がいわば動脈硬化している。


ただ、一方で、そうした状況を憂える「志ある若手」が、更なるダークサイドに堕ちるという状況もある。


再三言及している貴乃花なんかその良い例だ。


わたしの身近でも反貧困に熱心だったけど既成組織や労組などへの反発の勢い余っておおさか維新、さらには安倍礼讃という若者とかおられた。


「堕落した」男性公務員、男性労組幹部への反発の勢い余って、それらのアンチテーゼとしての極端なネオリベや極端な国家主義に走る女性政治家とかも結構おられる。


ひとつの国が落ちぶれるとき、いわゆる「崩壊の時代」というのはそういうものだろう。


「反省なき進歩なき既成組織やムラ社会」と、「天誅!の勢い余って暴走する「志ある若手」」がお互いに罵倒しあい、国や地域、会社や社会運動を空中分解させている。


むろんこのままではいけん。


粘り強く、個人レベル(平場)での対話を重ね、進歩的・生産的な方向を追求したいものだし、既に実践してはいる。


若手も年配者も活きるような方向性、大きな組織に所属する人(の主流派)もそうでない人も活きるような方向性を粘り強く追求したいものだ。




by hiroseto2004 | 2018-10-10 21:37 | 思想・哲学 | Trackback

「貴乃花」を嘲笑することもわたしには出来ない【備忘録】

貴乃花=花田光司さんが「全国を回る」というが、ほぼ間違いなく参院選自民党全国比例で出るだろう。「出る」と明言したら報道されにくくなるから明言していないだけで、事実上の選挙運動に突入した。

相撲協会主流派(白鵬、八角、春日野)の腐敗に憤る左翼の方で花田光司さんに期待していた人も一部におられたが、残念ながらこういう結果だ。

わたしはそもそも、花田光司さんが「日本国体を担う相撲道」などと発言されていたので、そうなる(自民から立候補)だろうとは思っていた。

正直、「志のある革新的な若手」が、多数派に虐められる中で、「妙な方向」に向かうというのは、わたし自身、イヤと言うほど見てきた。




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by hiroseto2004 | 2018-10-09 20:21 | 思想・哲学 | Trackback(1)