エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

カテゴリ:思想・哲学( 215 )

欧州と日本の極右の違い【備忘録】

欧州の場合は、多くの場合、失業に不満の若者が極右に走る(ただし、極左も強い。)という感じ。そのぶん極右も「古くさいイスラームを排斥!」という感じ。ジェンダー平等とか一定の特に若者向け社会福祉は肯定しつつ移民排斥。日本では敢えていえば小池百合子知事が近い。

日本の場合は一定の既得権がある層=平均55歳の医師や公務員や経営者が日本の黄昏にあせり、ネトウヨ=懲戒請求に。年齢が上に片寄るぶんジェンダー観などは古色蒼然。
日本の場合は若者不足で失業は少なく若者が極端に走りにくい状況はある。敢えていえば若者は安倍晋三の「玉虫色」を消極的に支持する。

※アメリカは欧州と日本の中間型か。


備忘録 焦りからイデオローに走る年配層と「昔懐かしい保守タイプ」の若者ーー安倍自民党支持層内部の違い

懲戒請求に参加した「ネトウヨ」の方々は平均年齢55歳。それも医者や公務員、経営者ら既得権がある層。本気で反日弁護士を打倒しないと日本が滅ぶ、と思い込んでいたようだ。「日本没落」への焦りがバブル期に若者時代をすごした「オジウヨ」「オバウヨ」を暴走に駆り立てたのではないか?中国や韓国にこのままでは抜かれると言う焦りと、いや、そんなはずはない、という驕りがないまぜになった潜在意識があったと思う。

他方、投票に行く若者では自民党支持の割合は高い。若者は憲法九条改悪に反対、女性差別撤廃、LGBT権利擁護はジョーシキだ。にもかかわらず自民党に入れるのは、少子化で就職率が良いから。大昔の農村部の年配者が道路や新幹線をつくってくれる自民党議員をイデオロギー関係なく支持したのに似ている。沖縄県知事選挙で自民党が苦戦したのは若者の就職先の公務員に天誅!的な維新や希望が自民党候補についたために名護市長選挙ほどは若者票を集められなかったのもあると思う。


その中間の団塊ジュニアは特に小泉自民党時代に割りを食った。自民党を恨む人も多い。しかし、既得権への反感から維新とか旧みんななど「公務員に天誅!」系に流れる場合が多い。脱原発や護憲では共産党や立憲左派と一致してもだ。また、安倍自民党を「新自由主義で団塊ジュニアを苛めた小泉自民党のアンチテーゼ」と考えて支持してしまう人もおられる。
かくて、巧妙に安倍自民党は政権を維持してきた。


by hiroseto2004 | 2018-10-31 17:46 | 思想・哲学 | Trackback
病気になれば、例え治療費が無料でも苦しい

誰も好き好んで病気になるわけではない。もっと言えば、好き好んで(麻生太郎が言うところの)「不養生」でいるわけでもないし、「不養生」の基準もよくわからない。
病気になれば、例え治療費が無料でも苦しいものだ。
その「苦しい」という状態だけですでに当人は「自己責任」を取っている。
「不養生の人のために保険料を払うのがアホらしい」とかいう趣旨のことを10年前くらいから繰り返して発言している麻生太郎は、幸い、78歳になる今までこれといった病気をしたことがないのだろう。だが、麻生は自身がそうであることに感謝こそすれ、不幸にも病気になって、現に苦しんでいる他人に追い討ちをかけるようなことを言うべきではないだろう。

by hiroseto2004 | 2018-10-27 07:38 | 思想・哲学 | Trackback
「貴乃花」を嘲笑することもわたしには出来ない【備忘録】

【備忘録】「志ある若手」が「ムラ社会・既存組織に天誅!」の勢い余って更なるダークサイドに堕ちる(貴乃花化)問題をどうソフトランディングするか


「志ある若手」が、「ムラ社会」なり、「既存組織」の不寛容さ、前近代ぶりに憤るのは当然の理です。

正直、今の日本って「不寛容社会」と言う表現がぴったりです。

昭和後期と比べても平成末期の現在の日本には「過去の栄光」に拘る気風が蔓延しており、哲学的に言えば、今の日本は、昭和後期(手放しで賞賛は出来ないが)と比べても、むしろ後退すらしている。


平成で日本は、ポストモダンに進むかと思えば、プレモダンに逆行していると思える有り様だ。


具体的には、Uターン者への村八分なんかも続発する有り様だ。

相撲協会だけでなく日本全体がいわば動脈硬化している。


ただ、一方で、そうした状況を憂える「志ある若手」が、更なるダークサイドに堕ちるという状況もある。


再三言及している貴乃花なんかその良い例だ。


わたしの身近でも反貧困に熱心だったけど既成組織や労組などへの反発の勢い余っておおさか維新、さらには安倍礼讃という若者とかおられた。


「堕落した」男性公務員、男性労組幹部への反発の勢い余って、それらのアンチテーゼとしての極端なネオリベや極端な国家主義に走る女性政治家とかも結構おられる。


ひとつの国が落ちぶれるとき、いわゆる「崩壊の時代」というのはそういうものだろう。


「反省なき進歩なき既成組織やムラ社会」と、「天誅!の勢い余って暴走する「志ある若手」」がお互いに罵倒しあい、国や地域、会社や社会運動を空中分解させている。


むろんこのままではいけん。


粘り強く、個人レベル(平場)での対話を重ね、進歩的・生産的な方向を追求したいものだし、既に実践してはいる。


若手も年配者も活きるような方向性、大きな組織に所属する人(の主流派)もそうでない人も活きるような方向性を粘り強く追求したいものだ。




by hiroseto2004 | 2018-10-10 21:37 | 思想・哲学 | Trackback

「貴乃花」を嘲笑することもわたしには出来ない【備忘録】

貴乃花=花田光司さんが「全国を回る」というが、ほぼ間違いなく参院選自民党全国比例で出るだろう。「出る」と明言したら報道されにくくなるから明言していないだけで、事実上の選挙運動に突入した。

相撲協会主流派(白鵬、八角、春日野)の腐敗に憤る左翼の方で花田光司さんに期待していた人も一部におられたが、残念ながらこういう結果だ。

わたしはそもそも、花田光司さんが「日本国体を担う相撲道」などと発言されていたので、そうなる(自民から立候補)だろうとは思っていた。

正直、「志のある革新的な若手」が、多数派に虐められる中で、「妙な方向」に向かうというのは、わたし自身、イヤと言うほど見てきた。




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by hiroseto2004 | 2018-10-09 20:21 | 思想・哲学 | Trackback(1)
【思想・哲学】権力という「キョンシー」から、「近代立憲主義」「近代合理主義」というお札をはがしたのが現状である。

自民党総裁選では「正直・公正」と言っただけで安倍候補の悪口になるらしい。
それくらい、酷い状況である。
だが、冷静に考えれば「権力」というのは「キョンシー」のようなものだ。おでこにお札が着いていないと暴れ出す。
そのお札は、現代においてはいまなお「近代立憲主義」と「近代合理性」の組み合わせであろう。

少なくとも、現代日本において、この両者を上回るものは当面、出てこないと思う。

いま、「近代立憲主義」と「近代合理性」というお札が、安倍瓶三こと安倍晋三候補というキョンシーのおでこからはがされてしまった。

「安倍候補自身がはがした」ということもあるだろうが、いわゆるリベラルの側も、権力に対して甘くなった時期があった。

具体的には、1990年代あたりだろう。あの時代は「反権力」はリベラルっぽい人の間ですら、むしろダサい、という見方をされたと記憶している。いわゆる「ポストモダン」もその流れを後押しした。

いわゆる小選挙区制を軸とする政治改革も、党首の権力を強め、総理に対して与党議員が逆らいにくい雰囲気を醸し出した。立法府が行政府の監督機関として働かなくなっていった。

さらに、2000年代の民主党が進めた「政治主導」も、自民党ともたれ合ってきた官僚機構を変えるはずが、2012年末に政権に返り咲いた安倍候補の権力強化に悪用されていった。
この四半世紀、全てが、権力というキョンシーからお札をはがす方向に作用したのである。

お札をはがされた権力=安倍というキョンシーは、大きく口を開けて暴れ回っている。

近代立憲主義なり、近代合理性なりが万能だとは思わない。近代合理性が、核文明を生んだのは間違いない。

だとしても、近代合理性に、近代立憲主義の縛りをかけて、その暴走を防ぐということしか、現状ではないと思う。

近代合理性そのものを放棄してしまうと、それこそ、戦時中の日本のような特攻精神になってしまうだろう。
あるいは、安倍候補の妻・安倍昭恵さんのように、脱原発を主張しつつ、怪しげな宗教っぽいものにはまっていくという方向になりかねない。

正直、当面は、「近代立憲主義」と「近代合理性」の中で当面、苦悶しながら、権力の暴走を防ぎつつ、進歩を勝ち取っていくしかないと思う。この点はいわゆるポストモダンの知識人の皆様や、一部の市民派の皆さんとはやや意見を異にする部分である。

とはいえ、当面はキョンシーにお札を貼って暴走を止めるという一点でご一緒するのは当然である。


by hiroseto2004 | 2018-09-15 19:23 | 思想・哲学 | Trackback

【備忘録】立憲主義と民主主義【思想・哲学】

 政党や政治家の思想を考える際、立憲主義⇔民主主義という座標軸の取り方もある。前者は、憲法を重視、後者は民意を重視ということだろう。前者が「保守」的、後者が「革新的」という言い方も出来る。

 かつての民主党は民主主義の要素が強かった。「政治主導」により、官僚政治の旧弊を一掃するというのが大義名分であった。

民主党がひとたび政権を取ると、官僚はその脚を引っ張る。
そして、民主党政権は倒れ、安倍晋三率いる自民党政権に戻る。

だが、その安倍政権で、「政治主導」というかつての民主党が掲げた「民主主義的」な仕組みが完成する。だが、それを、安倍自民党は悪用する。その結果が昨年から日本を揺るがしている官僚による「忖度」である。

かつて民主党を構成していた人たちは、逆に「立憲主義」を前面に押し出すようになった。これは「保守的」な思想とも言える。安倍ジャパンというのは逆に言えば「革新右翼」とも言える。

ちなみに、日本共産党や社民党系の人たちは、基本的にずっと「憲法を生かし」という言い方をしてきたので一貫して「立憲主義」(保守的)だったとも言える。

哲学的な立場の入れ替わりは民主党系と自民党系の間で起きたといえる。 


by hiroseto2004 | 2018-09-01 12:08 | 思想・哲学 | Trackback

日本の場合は「中流幻想」の延長線上に新自由主義が導入されているから
不公正さが見えにくくなっていますね。本当はスタートラインで埋めがたい格差があるのに、いかにもないかのような幻想があるのが問題をややこしくしている。
(封建時代は封建時代で、スタートラインで埋めがたい格差があるが、庶民は庶民で開き直っていた。)
ここまで格差が広がった以上、英国を含めた欧米各国のように、庶民は「俺は庶民だ」と開き直ってしまったほうが利害調整もうまくいくと思いますね。そういう意味で、「階級社会をめざせ」というこの論考を興味深く読ませて頂きました。

by hiroseto2004 | 2018-07-15 13:43 | 思想・哲学 | Trackback
確かにアメリカ従属と言う問題はずっと戦後あったが現局面はむしろ安倍ジャパンがアメリカの制止をさえ振り切って暴走仕掛かっていると言える。
伊藤詩織さんが出演した番組への反感からすでに反英感情も「ネトウヨ」の方々の間で強くなっている。
「鬼畜米英」一歩手前だ。
米英帝国主義が植民地支配しまくり、中東空爆しまくりだったのは事実です。それはそれとして、安倍ジャパンの暴走は問題です。
他方で、安倍ジャパンに批判的な人たちの間でも、韓国などへのヘイトは受ける傾向はある。
ネトウヨが鬼畜米英、安倍批判派も嫌韓、アジアを募らせ、これらが合体すると、すさまじい日本の孤立になりかねない。
米英からもアジアからも孤立。最悪の事態も考えられます。
これと関連して、天皇陛下を利用して安倍ジャパンに対抗しようと言う流れも危険でしょう。戦時中の左翼が軍部と連携した二の舞になりかねない。
いずれにせよ、今や非常に危うい状況になってきています。

by hiroseto2004 | 2018-07-04 15:04 | 思想・哲学 | Trackback
朝鮮戦争の「成功体験」が抜けていない?
朝鮮戦争で同じ民族同士殺しあうなかで、日本が好景気に沸いた。
そのときのことが忘れられない年配者がけっこういるのも事実です。
「最近、日本は景気がわるいけえ朝鮮で戦争が起きてくれんかのう。」
そういうことを言われる方もおられる。
しかし、朝鮮で武力衝突になればどうなるか?
現代の戦争では間違いなく日本にも被害が及ぶ。
直接ミサイルが来なくても韓国の原発がやられた日には日本に一番放射能が来るというシミュレーションもある。
にも拘らず過去の成功体験で、朝鮮で武力衝突になるのを期待してしまう人がおられるのだろう。
そして、安倍総理の圧力一辺倒に実は期待してしまう人がおられるのだろう。
過去の成功体験が冷静な判断を狂わせる例である。
by hiroseto2004 | 2018-06-27 06:17 | 思想・哲学 | Trackback
【思想・哲学】日本人の問題を抱え込む癖が事態を悪化させる

高齢者虐待は極悪人がやるんじゃない。真面目すぎる人が自分で抱え込みすぎて煮詰まってやってしまうんです。

1990年代から00年代の新自由主義(氷河期)においては、日本人は抗議せずに、結婚や出産を控えることで自己解決した。だからいま、大変な労働力不足である。

ひとりで問題を抱え込むことは悲劇を招く。これが歴史の教訓である。
by hiroseto2004 | 2018-06-22 19:39 | 思想・哲学 | Trackback