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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

カテゴリ:思想・哲学( 241 )

「自己責任万歳」(小泉系)と「旧来型公共事業礼賛」(安倍系)の不毛な二者択一を乗り越えよう

台風19号を巡って、現政権を支持する人たちの議論はおおざっぱにいって、二つの系統にわかれる。

ひとつは、いわゆるブルジョワマスコミ、とくに日経新聞にみられるような「自己責任」論だ。自己責任論といえば、真っ先におもいだされるのは小泉環境大臣のお父上の小泉純一郎さんだろう。
今回の場合は、「水害の危険があるような場所に住んでいる人が悪い」論である。
こうした論者はふだんは、自己責任論=アンチ左翼ということで、結局は安倍政権を支えている。

しかし、そもそも、そのような場所を開発許可したのは行政だ。建築確認を下ろしたのは行政だ。この時点で自己責任論は成り立たない。もっといってしまえば、行政自身がデベロッパーとなっているケースすらある。民間が主体でもそういう開発を織り込んだ都市計画を決定したのは行政だ。

防災にかんしていえば自己責任論とか民営化論は論外だ。

もうひとつは、「旧来型公共事業礼賛」論だろう。ダムさえつくれば、堤防さえつくれば、オーケー、という論調だ。インターネット上の安倍総理支持者は、主にこちらのタイプが多い。

「自己責任論」者よりはいくらかましである。しかし、「同じように減災をめざすなら、本当にそのやりかたが効果的なのか?」という観点が不足しているようにみうけられる。
もっと、代替案は検討されるべきだ。
堤防やダムの整備がいいのか?
河川浚渫などで済むのか?
それとも、危険な場所から行政の責任において住宅や学校などは移転し、跡地は普段は田畑や果樹園などに用途を変更するほうがいいか。
あるいは、各建物を高床式倉庫みたいなイメージで浸水があっても大丈夫なものにしていくのがいいのか?
ケースバイケースで議論すべきだろう。

さらに、そもそも、「民主党とちがって国土を強靱化してくれるはず」の安倍政権でも、「小泉路線」を継承して砂防予算や河川予算は減らしてきたし、安倍総理の危機管理も誉められたものではないということも、考えないといけないだろう。

ただ、安倍総理の強みというのは、一見正反対にみえる「小泉純一郎的新自由主義者」と、「旧来型公共事業礼賛」ケインジアンから支持を巧妙に両取りしている、ということはあるだろう。









by hiroseto2004 | 2019-10-16 21:05 | 思想・哲学 | Trackback
「トランプ政権下」というよりは、2016大統領選頃からですね。トランプへの反発というよりは、長年の新自由主義へのアンチテーゼですね。年配者が元民主党支持のアフリカ系労働者も含めてトランプへ流れ、若者が社会主義へ。
日本で言えばれいわ新選組に近いです。ただ、日本の新選組は、トランプ支持的な人も支持者におられるのも事実ですね。


by hiroseto2004 | 2019-10-11 21:51 | 思想・哲学 | Trackback

【思想・哲学】欧米本流が「ダブスタ」を是正し、「庶民のメシ」を大事にすれば「安倍・トランプ・習近平」らはデカイ顔は難しくなる

安倍、トランプ、習近平ら(あるいは、プーチンやエルドアン、モディあたりも含まれる)が今、なぜ、デかい顔ができる(している)のか?

第一には、「欧米本流」のダブスタへの反発があるだろう。第二には、「欧米本流」がとくに冷戦崩壊以降、「庶民のメシ」に冷たいイメージをかもしだしてしまったことがある。

第一の「ダブスタ」だが、やはり、欧米諸国が「人権」や「民主主義」を掲げつつ、アフリカや中東などで植民地支配や空爆をしまくってきたことがある。戦中日本の軍国主義者やその後継たる安倍総理の支持者も、欧米のダブスタを衝いている場合が多い。(ただし、自分たちがアジアでやったことは棚にあげているが。)
アジアや中東、アフリカの独裁者が人権や民主主義をないがしろにする口実を「欧米のダブスタ」はあたえてしまっている。
 あるいは、中東やアフリカ、太平洋では、米英仏にいやけがさした国が、習近平や安倍晋三に頭を下げていくケースも多い。
 また、日本の場合、欧米批判に便乗して、男尊女卑を擁護する傾向は根強い。
 もちろん、欧米を批判する人々が欧米の新自由主義などを是正しているかといえば、まったくちがって、安倍晋三と習近平は、現代においては新自由主義グローバリズムの双璧だ。安倍は「おとなしすぎる日本人」に支えられ、習は強権で、結果として新自由主義グローバリズムを進めている。

第二に、欧米本流が、「庶民のメシ」に冷たいイメージをかもしだしたことで、欧米本流自身の欧米内部での地位もあやうくなっている。戦前日本でも、政党、とくに立憲民政党が「庶民のメシ」に冷たいイメージをかもしだした隙を軍部がついた。そして、現代の欧米でもとくに2016年~2017年ころをピークに、当時の欧米本流、すなわち、クリントンやオランドらが苦戦を強いられた。「庶民のメシ」を欧米主流が疎かにした結果だ。
日本でも、野党がいまひとつのびきれなかったのは、安倍が、新自由主義グローバリストとしての正体を隠し、ケインジアンだと、誤解させることを許したのは大きいだろう。2019参院選で「れいわ新選組」が若者に支持をとくに伸ばしたのは、既存野党(とくに共産党以外)のものたりなさのうらがえしでもあったろう。

逆にいえば、たとえば、米英仏が、きちんと核実験で迷惑をかけたアフリカや太平洋の人々に謝罪する、濡れ衣のイラク戦争の弁償をきちんとする、などする。また、欧米主流が、「ポリコレ」だけでなく「庶民のメシ」にもきちんと寄り添えば、だいぶちがってくるとおもう。


by hiroseto2004 | 2019-10-03 20:26 | 思想・哲学 | Trackback
「アイヌ=先住民」を否定する講演会開催とは?!

「アイヌ=先住民」を否定する講演会が札幌で開催されたそうだ。言論の自由があるとはいえ、ここまであからさまなウソをよくもまあ、堂々と開陳できるものだ。
「この列島には、神武天皇のヤマト入り以来、(天皇も国民も)近畿地方を中心とした純粋な日本人しかいない。」という虚構を必死で維持しようとしているようにも見える。
「近畿日本→東京・万世一系&純粋日本人一元史観」とでもいうべきものにこりかたまっている。
ただ、冷静に考えると、「近畿日本→東京・万世一系&純粋日本人一元史観」とでもいうべきものは、戦前はもちろん、民主化されたはずの戦後においてさえも、結局のところ、大筋では維持されてきた。だから、「アイヌ=先住民」を否定するようなイベントが開催されるのも時間の問題だったろう。
日本の歴史は正直、アメリカの開拓史=白人による侵略の歴史にも似ていた面もあったとおもう。
また、そもそも、ユーラシア大陸の東方にあって、移民や難民がたくさん押し寄せてきたのが日本だ。古くは徐福の時代から、そして、古墳時代に朝鮮での動乱を避けたひとたち。南宋の難民。最近ではロシア革命後にロシア人が結構亡命してきているのも有名だ。はっきりいって、在日コリアンのみなさん以外でも日本に住む人々のルーツなんてそもそも、ほんとうに多様だ。
「純粋な日本人」などフィクションでしかない。すくなくとも「等身大の日本」ではない。フィクションをもとに人々を鼓舞し、近代化をすすめてきたのが明治以降、「民主化されたはずの戦後まで含めた」近代、といえばそれまでだが。
(もうすこしさかのぼると、「水戸学」がやたら、「純粋日本」を強調する端緒になったようにおもう)。

ラグビーの日本代表にいろんな国の出身者が活躍する時代にはそんな虚構も無用なものでしかないだろう。


by hiroseto2004 | 2019-09-21 21:33 | 思想・哲学 | Trackback
これは、耳が痛い。金大中の14年前の「予言」です。

by hiroseto2004 | 2019-09-20 21:49 | 思想・哲学 | Trackback
日本人は「安価で過剰なサービス」を諦められるか

 労働者やフランチャイズオーナーのいわゆるブラックな労働環境については、この四半世紀、日本人が、三波春夫の「お客様は神様」を誤って解釈し、「低価格だが、過剰なサービス」をもとめてきたことも大きいだろう。

「資本主義の矛盾」なるものは、万国共通にあるが、日本特殊な要因としては、「低価格だが、過剰なサービス」の問題点があるだろう。それを是正せざるを得ない状況にある、とかんがえたらいい。

正直、大昔、24時間365日は店があいてなかった時代のほうが、庶民の暮らしはまだ余裕があったようにおもう。無理なことは長続きしない。


by hiroseto2004 | 2019-09-20 20:19 | 思想・哲学 | Trackback

ポストモダニズムがマスコミから批判精神を奪った《思想・哲学》

昔も自民党や財界はそれなりに腹黒かったと思う。違いはマスコミによる批判がいまは弱いことだ。
昔はNHKが大手企業を、民放が国を批判するという役割分担で、腐敗を牽制してきた。財界も自民党もそれなりに腹黒かったが、抑制せざるを得なかった。

しかし、日本では村社会が残ったまま、ポストモダニズムの導入が進んだ。「なんでもかんでも相対化」は批判精神を奪い、堕落を招いただけだった。

それが特にマスコミで酷かった。その結果が安倍政権である。

イスラエルでも、首相のネタニヤフ被疑者がマスコミに便宜を図ったとして書類送検されている。これが当たり前だ。安倍総理と寿司を食って喜んでいるマスコミ人は恥を知るべきだ。

それと共に日本は、まず近代合理主義、立憲主義からやり直した方がいい。労基法を守ろうとか、文書は改竄しないとかそのレベルからやり直しだ。ポストモダニズムはそれからだ。


by hiroseto2004 | 2019-09-14 19:57 | 思想・哲学 | Trackback
ポストモダン右派の象徴・ボルトンvsポストモダン終焉の象徴・トランプ

ボルトンというのは、冷戦崩壊後、アメリカ合衆国が一番、調子ぶっこいていた時代の象徴のような人物である。
「アメリカが、気に入らない国は国際法なんぞ無視して、すべて、核使用も含戦争でぶっ壊して人権と民主主義を広げるんだ!」
という独善的な考え方だ。ボルトンはそうしたグループ(ネオコン)の中の右派だ。ネオコンの左派がクリントン夫妻だろう。

しかし、ボルトンらの独善的なやりくちで、アメリカはただでさえ悪い中東を中心とするイスラム世界での評判を最悪レベルに落した。

そうした中で、トランプが登場した。トランプは、軍事的には撤退の方向である。他方で、人権や民主主義には無頓着だ。そもそも、ポストモダニストが、「多様性の尊重には熱心でも、庶民のメシには冷たい」ことへの反感がトランプを生んだ。

ボルトンらの没落は歴史的必然だが、巻き添えになって、人権や民主主義が米国内でも、世界でも後退する懸念はある。

正直、米英仏が、たとえば、「空爆や植民地支配について、イスラム世界の人たちにきちんと謝罪する」あたりから長い時間をかけて信望を取り戻すほか、ないと思うのだが。心ある米英仏の市民に期待したい。

 世界レベルの話ともなると、それこそ、一刀両断の解決策なんぞないし、あったとしても危険すぎる。ただ、やはり、米英仏帝国主義による適切な謝罪と補償が世界のこんがらがった糸をほぐす端緒になるとおもう。

by hiroseto2004 | 2019-09-12 20:48 | 思想・哲学 | Trackback
民主主義とか人権を進める側が庶民のメシに冷たいイメージを醸し出したツケはある【備忘録】

香港のデモを「パヨク」と罵倒し、習近平と安倍晋三、プーチンを「反グローバリズム」と持ち上げる「ネトウヨ」の方がいた。

どういう論理構造か理解に苦しむが敢えて相手の心情に寄り添えば以下のようだ。

「人権とか民主主義を言う連中は、庶民のメシに冷たい新自由主義グローバリストだ!」。

論理構成は第二次世界大戦直前の日本で「政党政治家」に「天誅!」を加えた軍人や右翼に似ている。その現代世界版というところだろう。

冷戦崩壊後、人権や民主主義が広がった一方で、あまりに格差・貧困が広がったのは事実だ。「貧困、格差拡大を民主主義や人権を進める側が放置したイメージ」を安倍や習はうまく拡散し、利用したのは間違いない。

このことを頭において日本の立憲野党や市民連合も対応したい。そういう意味ではガツンと庶民のメシに優しい政治を打ち出した新選組が若者でうけたのは参考になる。
by hiroseto2004 | 2019-09-04 23:16 | 思想・哲学 | Trackback

ポストモダニズムに悪のりしたボルソナロ

ブラジル大統領のボルソナロ。マクロン(この男はこの男で「フランスの若い安倍」といえる新自由主義者だが)が、G7でアマゾン火災を議題にすることを、「植民地主義」だと逆切れした。

確かに、モダン(近代)は、植民地主義の上に成り立ったのは事実だ。フランス帝国主義が、かつては、アルジェリアで植民地支配、核実験しまくり、今は中東空爆しまくりなのも事実だ。日本での水道利権獲得や核廃棄物ビジネス展開を狙っているのも事実だ。

しかしだ。それはそれとして、ボルソナロがこれまでアマゾン火災を環境保護団体の仕業だとか開き直っていたのはどう見てもおかしいだろう。

この男は、ポストモダニズムに悪のりしたならずものだ。
こんな男がなぜ、大統領になってしまったのか?

ルラ→ルセフの左翼政権(2002ー2018)が、五輪開催でつまずいたのもいたかった。ブラジル国民の不満がたまり、極右のボルソナロがアウトサイダー的にバカ受けしてしまった。

日本のように、欧米に卑屈、韓国にだけ居丈高というのもイヤだが、ボルソナロの「先進国を批判する勢い余って暴走」というのは「日本がいつか来た道」にも似ている。

ブラジルには広島県からも多くの日本人が移住されている。こんな男の政治があと3年続くことを考えると心が痛む。


by hiroseto2004 | 2019-08-26 20:40 | 思想・哲学 | Trackback