実は足りない公務員はふやし、暮らしの安心と雇用の創出を!
広島県や県内の市町では、二度の大水害やコロナ災害では役所の人員が不足して、被災者支援や復旧・復興等に支障が出ました。コロナ対応のために一年で二年分働かされたわ県庁職員もおられます。これはさとうしゅういちが県庁職員でもあった2000年代、新規採用を抑えて職員数を減らす一方で、市町村合併を全国2番目のスピードで進め仕事を丸投げしてきたことが背景にあります。これにより、県庁職員の水害やコロナなどの非常時の負担は増え、合併された地域を中心に人手が手薄となっているのです。
手一杯だったところに水害やコロナが襲い掛かったのです。また、公務員という形での雇用が失われ、地域の衰退が加速しています。
さとうしゅういちは、特に女性を中心に非正規公務労働者が高い専門性をお持ちでありながら、差別されまた、使い捨てにされている現状に憤りをおぼえ、県庁職員時代から裁判闘争の支援もさせていただきました。非正規公務員の方の正規化を最優先にしつつ、必要な公務員は増やすことを、いまこそ提案します。
学校現場でも広島県内では公立学校に1,000人以上も非正規の先生がおられます。授業が回らない学校も多くあります。早急に、非正規の先生を優先的に正規採用させていきます。
国も2021年度以降、公務員を減らす政策は止めています。
公務員という形で若い人に広島に定着していただくことは、地域にお金を回し、経済も底上げします。
さとうしゅういちは、財政出動をガツンと訴えるれいわ新選組からも推薦をいただいており、同党の国会議員らとも連携しながら広島に必要な人材と予算を確保するためがんばります。
介護・ケアするご家族を応援・現場労働者の待遇を抜本的に改善
さとうしゅういちは、ご家族の介護・ケアを抱えているみなさんを応援する条例を提案します。ケアラー支援推進基本条例は2011年、さとうしゅういちが最初に河井案里さんに挑んだ選挙で公約したものです。介護を抱えるご家族が、悩んだ挙句に、最悪の選択を選ばれる事件は広島でも後をたちません。そこまでいかなくとも虐待などに つながっているケースを介護福祉士として多く目撃してきました。一方で、適切なサービスを利用して適切に距離をおいていただくほうが、良い関係を介護する側とされる側で築いていけることも痛感します。
いわゆる老老介護だけでなく、ヤングケアラーや病気・障がいを抱える子どもを年老いた親が見ている状況など、ますます、課題は複雑化しています。介護・福祉行政の経験、介護福祉士としての経験、両方を生かし、今の広島にマッチした形で再提案します。
一方で利用者負担増、サービス切り捨てなど、政府が検討している介護保険改悪には、県議会としても知事としても反対するよう働きかけていきます。 その上で、現場を担うケア労働者の処遇の抜本的改善へ県として最大限できることをするよう湯崎さんにガツンとモノ申してまいります。さとうしゅういちは、県庁職員時代、介護保険事業者の監督などもさせていただきました。
介護現場の皆様の熱意と使命感に打たれる一方で、あまりの労働条件の低さに憤りと「これで日本は大丈夫なの か?」という不安を覚えました。そして、介護福祉士として現場で働くいま、公務員時代と比べても明らかに仕事のわりに給料などは低いと感じています。しかし、公務員を下げるのではなく低すぎるケア労働者の労働条件を引き上げるべきです。地元の岸田総理は、給料アップはしてくれましたが、たった 3 % と実効性はありません。 さとうしゅういち自身が、2021年参院選再選挙でも訴えさせていただいたケア労働者の抜本的処遇改善に県政で取り組んで参ります。