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by hiroseto2004
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タグ:核合意 ( 49 ) タグの人気記事

2019年09月05日19時52分
  • 遠心分離機
    遠心分離機

イランのローハーニー大統領が4日水曜夜、6日金曜からの同国の核関連責務縮小の3段回目の実施命令の発令と同時に、「ヨーロッパ諸国に対し、さらに60日間の猶予期間が与えられ、彼らが自らの責務履行に復帰した際にいつでも、イランも責務の完全実施に復帰する」と語りました。

今回の措置に伴い、イラン原子力庁は、核関連の開発調査の分野における核合意内の全ての責務を放棄し、新しい遠心分離機やウラン濃縮の分野に必要とされる全ての事柄を迅速に実施することになります。

昨年5月のアメリカの核合意離脱、同国のイランに対する制裁の再発動、並びにヨーロッパ側が核合意内での約束事と、アメリカ抜きでの核合意にかかる損害の補填の間のバランスを取れなかったことにより、イランは自国の責務縮小に踏み切ることとなりました。

ヨーロッパ側は、2回に渡りイラン側から与えられた2ヶ月間という、猶予期間中に、核合意の枠組みでのイランの要求を実現できませんでした。このため、ローハーニー大統領の命令によりイラン側が責務縮小の3段階目に踏み切った形となっています。

イランが決行した1段階目と2段階目の措置により、核合意内で決められたウラン濃縮の農度と備蓄量が変更されました。核合意の第26項と36項に基づき、この合意の署名国のいずれかがその責務を履行しなかった場合には、ほかの署名国はそのときの状況に合わせて自らの責務を縮小できることになっています。

イランは、核合意および、IAEA国際原子力機関の規約の枠組みに基づき、平和的な原子力エネルギーの開発研究の拡大に関する制限の全てを破棄することになり、これは核合意への違反には当たりません。

今回の措置を含めたイランの3段階に渡る責務縮小は、いつでも本来の状況に戻すことが可能ですが、そのためにはヨーロッパ側が自らの責務を履行する必要があります。イランは、3段階目の措置の決行と同時に、核合意に署名したヨーロッパ諸国に対しさらに2ヶ月間の猶予を与え、協議と外交により核合意の行き詰まりの打開方法を模索させようとしています。

これまでの2ヶ月間で、フランスはイランの3段階目の措置を思いとどまらせるべく、多大な努力をしてきました。

しかし、フランスのマクロン大統領の努力は、以下に上げる2つの理由により、イランを納得させることはできませんでした。

第1の点は、ヨーロッパ側が依然として核合意の実施に向けた真の意志を見せず、そのための代償を払おうとしなかったことです。

第2の点は、核合意救済に向けた150億ドルのクレジットラインの設定をはじめとするフランスの提案が、ヨーロッパ側の11か条の取り決めに合致していないことです。

核合意に署名したヨーロッパ諸国は、この多国間合意からのアメリカの離脱に伴い、核合意を現状から打開、救済できない、あるいはそれを許されていないのが現状です。

フランスのルドリアン外相は、「150億ドルのクレジットラインの実現は、アメリカ政府の許可にかかっている」と語りました。

アメリカは、制裁の続行により協議や外交の展望をますます暗澹たるものにしていると言っても過言ではないのです。


by hiroseto2004 | 2019-09-05 22:44 | 国際情勢 | Trackback
2019年08月30日20時01分
  • ローハーニー大統領と安倍首相の会談
    ローハーニー大統領と安倍首相の会談

安倍晋三首相が、9月下旬にニューヨークで開く国連総会に合わせて、イランのローハーニー大統領と会談する意向を示しました。

安倍首相は30日、横浜で開かれていた第7回TICAD=アフリカ開発会議の閉幕後の会見で、「日本はイランとの対話を重視している。中東の緊張緩和のために粘り強く取り組んでいきたい」と強調しました。

安倍首相はアメリカが呼びかける海上「有志連合」への対応について、イラン側との対話も行いながら総合的に判断する考えを示しました。

 また、「イランのザリーフ外相とも会談を行いましたが、こうした対話をしていく、外交努力をしていくことも含めて、総合的に判断していきたい、総合的に対応していきたい」と述べました。

船舶の航行の安全確保を口実とした、アメリカ主導ペルシャ湾有志連合構想は、行き詰まりに陥っています。

現在、アメリカ提唱のこの有志連合への参加を表明しているのは、イギリスとシオニスト政権イスラエルのみとなっています。

安倍首相は、今年6月12日から13日にかけてテヘランを訪問し、ローハーニー大統領のほか、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師と会談しました。


by hiroseto2004 | 2019-08-31 07:22 | 国際情勢 | Trackback

そのとおりです!イラン側の苛立ちの原因はアメリカによる挑発と共に、欧州の煮え切らない態度もあります。

INSTEX新長官、「ヨーロッパは、核合意の責務を遵守すべし」

http://parstoday.com/ja/news/world-i54708

イランとの円滑な金融取引のための特別目的事業体(SPV)である「貿易取引支援機関(Instrument for Supporting Trade Exchanges:INSTEX)」の Bernd Erbel新長官が、ヨーロッパ側に核合意が定める責務履行を求めました。

Bernd Erbel新長官は、ドイツのニュースサイトKenfmのインタビューにおいて、「イランの力は非常に強く、いかなる勢力や国もこれを征服できない」と語りました。

また、「イランのミサイル実験は、国連決議に違反しない」と述べました。

Bernd Erbel長官は、シオニスト政権イスラエルが常に、「イランは秘密裏に核爆弾を獲得をめざしている」と表明している一方で、自身がNPT核兵器不拡散条約に非加盟であることを指摘しています。

ドイツ外務省は、 Bernd Erbel長官が選出された目的は、INSTEXのより現実的な運用であるとしています。

同長官は、駐イランドイツ大使を務めたこともあり、来月1日木曜からINSTEXの新長官に着任します。

イラン政府関係者は常々、ヨーロッパ側が核合意の責務を履行するよう求めています。


by hiroseto2004 | 2019-07-31 20:40 | 国際情勢 | Trackback
2019年07月20日15時59分
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、西側による核合意の取り決め不履行のせいでイランでは西側諸国との対話の理念が無効となっていると述べました。

アメリカを訪問中のザリーフ外相は19日金曜、米政府による対外宣伝放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで、「イラン国民はアメリカの核合意離脱や、ヨーロッパによる同合意の取り決め不履行により、もはや国際社会と交流・協力する考えではない」と語りました。

核合意の調印国であるドイツ、イギリス、フランスの3ヶ国は、2018年5月8日のアメリカの核合意離脱後、“イランの経済的な利益を保障し核合意を維持する”と約束しました。しかし、3カ国はアメリカへの対抗を表明するに留まり、核合意維持、存続に向けてイランが納得するだけの成果を挙げていないのが現状です。


by hiroseto2004 | 2019-07-20 16:27 | 国際情勢 | Trackback
そもそも、アメリカが一方的にイランに因縁をつけ、核合意を脱退したのが、
全ての震源地ですからね。

ロシア外相の指摘が正しいでしょう。


イラン外相、「核合意はヨーロッパ方式で維持される」

http://parstoday.com/ja/news/iran-i54122



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by hiroseto2004 | 2019-07-04 00:40 | 国際情勢 | Trackback

イギリスでは、アメリカのイラン攻撃に反対するデモが起きています。また、国連事務総長が、米の核合意離脱に遺憾の意を表明しました。

http://parstoday.com/ja/news/world-i54017
  • 英で米の反イラン政策に抗議するデモ

イギリスで、反戦活動家らがイランに対するアメリカのトランプ大統領の好戦主義的、敵対的な政策に抗議し、デモを実施しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと26日水曜、イギリス首相府前に多数の反戦活動家らが集結し、ペルシャ湾でのアメリカの好戦主義や反イラン政策を強く非難しました。

この集会では人々が、「イランを攻撃するな」、「イランから手を引け」、「対イラン制裁自体が戦争だ」といったスローガンを書いた幕などを掲げ、アメリカ政府の敵対的な政策に抗議するとともに、同国政府の好戦的な政策の停止を求めました。

今回のデモを企画した団体「停戦連合」は、数十の人権団体の支持を得ており、声明を発表してアメリカの大統領、国務長官、安全保障問題担当大統領補佐官らを、イランと対立する好戦主義的な政策を踏襲しているとして非難しています。

トランプ大統領とそのほかのアメリカ政府関係者はこの数日、何度もイランに対する好戦主義的な立場表明を繰り返しています。

イランの政府関係者は常に、「緊張を煽るアメリカ政府の好戦主義的なやり方に断固たる態度を示す」と強調しています。

http://parstoday.com/ja/news/world-i54013

2019年06月27日15時56分
  • 国連のグテーレス事務総長

国連のグテーレス事務総長が、核合意を外交面での偉大な成果だとし、この合意からのアメリカの離脱を遺憾なものだとしました。

国連のローズマリー・ディカルロ政治問題担当事務次長は、26日水曜にイラン核合意に関して開催された安保理会合において、「グテーレス事務総長の代理として、アメリカの核合意離脱に遺憾の意を示し、この合意の存続および完遂に向けた外交努力の必要性を強調する」と語りました。

国連のローズマリー・ディカルロ政治問題担当事務次長

グテーレス事務総長は、イランの核計画に関する15回分のIAEA国際原子力機関の報告に触れ、「イランはこれまでどおり、自らの責務履行を継続し、これを遵守している。このため、対イラン制裁の解除や、通商の正常化、並びに同国との経済関係は核合意の重要な部分である」と述べました。

一方、この会合ではEU代表も、イランが核合意の実施を継続、遵守していることを強調し、改めてこの合意からのアメリカの離脱に遺憾の意を示すとともに、「核合意は重要な成果であり、決してこれを放棄してはならない」としています。

IAEAの天野事務局長

IAEAの天野事務局長もこの会合に報告を提出し、「イランはウラン濃縮やそれに関する開発研究活動を全く行っておらず、IAEAの要請に応じて国内の核施設の監視・査察を受け入れ、核合意に定められた自らの責務履行を遵守してきた」と語りました。


by hiroseto2004 | 2019-06-27 19:29 | 国際情勢 | Trackback
  • 米大統領が、核合意における他の関係国の意志に対し屈服

フランスのマクロン大統領が、アメリカのトランプ大統領が、核合意の他の署名国のこの合意への残留を認めたことを明らかにしました。

マクロン大統領は12日月曜、CNNのインタビューで、最近フランスで行われたトランプ大統領との会談に触れ、「トランプ大統領とは核合意のほか、通商、気候変動対策に関するパリ協定、そして多極主義といった問題について意見が対立している」と語りました。


by hiroseto2004 | 2018-11-14 20:14 | 反核・平和 | Trackback
IAEAも、イランは核合意を遵守している、と何度も認めています。
トランプがそれを無視して因縁をイランにつけて孤立している。



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by hiroseto2004 | 2018-11-11 07:04 | 反核・平和 | Trackback
アメリカは核合意を一方的に離脱し、日本時間の本日(アメリカ時間の11月5日)、対イラン制裁を復活。
しかし、EUも、(EU離脱の)イギリスも(EU未加盟) のノルウェーもついてきません。もちろん、中国やロシアは元より核合意支持。
インドもドル建てではなくルピー建てでイラン原油の購入継続へ。

アメリカは完全に浮いているどころか、自分の地位も下げています!

  • ポンペオ国務長官とムニューシン財務長官
    ポンペオ国務長官とムニューシン財務長官

アメリカによる対イラン制裁の第2弾の再発動が、アメリカの同盟国はもとより国際的なライバル国の反対を受けています。

アメリカのポンペオ国務長官は5日月曜、同国のムニューシン財務長官と共同記者会見し、制裁の第2弾の復活を宣言しました。

この行動は、世界規模での大きな反応を引き起こしています。

ドイツ政府のザイベルト報道官は、「ドイツは、イランとの通商関係維持に向けて、必要な方策を検討中であり、それによってアメリカの制裁再発動の影響から自国企業を守るつもりだ」と語りました。

イギリス政府も声明を発表し、「イギリスは、アメリカによる一方的な制裁には関係なく、イランとの通商関係拡大を支持する」としています。

この声明ではまた、「イランとの核合意は、国際社会に受け入れられており、アメリカの一方的な対イラン制裁行使は受け入れられない」とされています。

スイス財務省も声明の中で、「EUとスイスは、イランとの経済協力を続行する」とし、イランに対する医薬品や食料品の輸出を継続する事を明らかにしました。

中国外務省の華 春瑩(か・ しゅんえい)報道官は、アメリカの対イラン制裁の復活に遺憾の意を示し、中国とイランの通商面での協力を尊重するよう求めました。

また、トルコのオクタイ副大統領も、「他のすべての国が自国の利益を視野に入れることなく、アメリカの対イラン制裁に従うであろうことを期待するのは無意味、かつ不当である」と述べています。




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by hiroseto2004 | 2018-11-06 17:20 | 国際情勢 | Trackback
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「ヨーロッパが、アメリカの政策に反対する見解を表明するのみならず、アメリカの制裁による悪影響の補填を追求するのはこれが初めてだ」と語りました。

ザリーフ外相は、29日月曜、テヘランを訪問中のCBSニュースの記者とのインタビューにおいて、イランが核合意での利益を得られるよう計らうとするヨーロッパの提案について、「ヨーロッパは、アメリカの制裁を阻止し、その影響を緩和しうるような、更なる大規模な発展を追求している」と述べました。

また、アメリカの核合意離脱と対イラン制裁の再発動についても、「アメリカは、もはや制裁行使の習癖が身についており、制裁行使により自らの問題のすべてを解決できると思い込んでいる。しかし、実際はそうではない」としました。

さらに、「我々は、安易に離脱するために、核合意成立に向けて2年半もの時間をかけて世界の超大国との協議に臨んだわけではない。それは、それ以外によりよい合意が存在しないであろうことを熟知していたからだ」と語りました。

ザリーフ外相はまた、アメリカのトランプ大統領の駆け引き術を暗に揶揄し、「我々は、アメリカ大統領に対し、この核合意がイランやヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国、そして国際社会全体にとって最善の合意であることを思い知らせることができる」と述べました。

さらに、来月5日から実施が予定されている対イラン制裁についても、「アメリカは、このような制裁よりももっと重大な問題を抱えている。それは、制裁行使後にイランがかねてからの計画に基づいて彼らにしかるべき回答を与える事になっているからだ」としました。

トランプ大統領は、今年の5月8日に核合意から離脱し、核関連の対イラン制裁の復活を宣言しました。この制裁の第1弾は8月7日、第2弾は11月5日からの実施となっています。

しかし、アメリカのこの行動は核合意に署名したそのほかの関係国をはじめとする国際社会から大きな非難を浴びています。

核合意に署名したイギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、EUは、今後も核合意を遵守し、これを支持すると表明しています。


by hiroseto2004 | 2018-10-30 21:08 | 国際情勢 | Trackback