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by hiroseto2004

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【日本を襲う「過剰投資」型の「人手不足」・・高度成長・バブル期との違い】
いわゆるブラック企業という評判の企業で人手不足になっていると言われています。
だが、バブルとか高度成長期の人手不足と違うことがあります。
「今は人手不足だから、給料を上げられる」のでしょうか?
おそらく、人手不足が解消する水準まで給料を上げたら「経営が成り立たない」という言葉が経営者から返ってきそうです。
正直、当該企業が、人手不足を解消しうる水準まで上げられる情勢ではない。

では、何が根本的にいけないのでしょうか?

私が思うには、こうしたジレンマの震源地は「過剰投資」です。

飲食店なら、店のつくり過ぎ。
介護なら施設のつくり過ぎ。

前者(飲食店、とくに居酒屋系)の場合、地方なら人口や客単価の落ち込み、都会でも若者のアルコール離れなど。
後者(介護関係)の場合、低所得者向けの特養などなら需要は強いが、施設の種類によってはそもそも単体では黒字が難しい制度のものもある。

また、無理な介護サービスの掘り起こしなども起きやすい種類のものもある。
こうした中で、ハコモノ(店や施設)にお金をかけた分、労働者にしわ寄せする。

だけど、それでは労働者が集まらない。

それが、いま、起きている現状でしょう。

人口減少の影響、また貧困の拡大で、需要も減る。その一方、供給サイドを担う労働力も減る中で、民間でもハコモノだけ過剰になる。労働者の賃金はさりとて上がらず、余計に貧困が進む。この無限ループに日本は突入しました。

ここに問題があります。


また、環境面から見れば、国や自治体であろうが、民間であろうが、過剰なハコモノは、環境に無駄な負荷をかけています。

過剰投資型のいわゆるブラック企業は、人だけでなく環境も破壊してしまいます。

なお、付け加えると今や日本では、震災復興や、既存インフラ整備だけで、土木建築関係の供給は対応にいっぱいいっぱいです。いまや、一昔前と違い、無駄なハコモノづくりは国内需要にはなりません。外国からの資材輸入や、場合によっては外国人労働者増加になっても、日本国内にはお金は落ちなくなってしまいました。


まとめると、
・民間では、店舗への過剰投資、
・自治体や国では、介護や保育など現場労働者を使い捨てにしつつ、過剰なハコモノ投資するお金の使い方
が問題です。


逆に言えば、今の日本国においては、「人を使い捨てにしない経済のあり方」にすることが、環境破壊、資源浪費をも防ぎます。

その「人を使い捨てにしない経済」にするためには、民主的なルールが必要です。

ところが、新自由主義は、民主的なルールを、安倍さんのお友達の「民間議員」の方々で外していこう、という話です。
余計に、「人を使い捨てにする過剰投資」を促進することになるのは目に見えています。


by hiroseto2004 | 2014-05-30 14:43 | 経済・財政・金融 | Trackback